目次
フクロウやヨウムは、可愛らしさだけでなく、知性や独特な鳴き声、そして忍耐強さ、長年一緒に暮らしていると、ご家族様に様々な感情を与えてくれます。
フクロウやヨウムが亡くなった時、悲しみを感じるだけでなく、どうしたらいいか分からなくなることもあるかと思います。
ここでは、フクロウやヨウムが亡くなった時の安置方法やご火葬について、お話ししていきます。
フクロウについて
フクロウの平均寿命は様々ですが小型のフクロウは約10年になりますが大型のフクロウは約20~30年近く生きます。
ミステリアスな魅力と美しさをあわせ持った鳥で、その独特の外観や大きな瞳の形状、目の周りにある特徴的な模様のフェイスマスクは多くの人々を惹きつけます。
フクロウは夜行性のため、人目に触れることは少ないですが、静かな飛び方や獲物を捕る姿は迫力ありますが性格は穏やかで人との関係を楽しむことがでる鳥です。
フクロウの姿は、多くの文化や宗教において、神秘的な容姿から神聖な存在として愛される存在となっています。
ヨウムについて
ヨウムの平均寿命は約50年前後と言われます。オウム目・オウム科に属するアフリカ原産の鳥です。
全長は約30~40cmで、灰色の体毛に白い頭部や尾羽を持ち愛らしい姿と知能が高いことで人気もあります。
人とのコミュニケーションが楽しめる社交的な性格を持ち、飼い主との絆を深めることができますが、やんちゃな一面もあり、遊びを楽しむ姿が愛らしく人の言葉を覚え、発音することができるため、言葉を教えることができるのも魅力の一つです。
愛情深く、長寿であるため、長く一緒に過ごすことが出来、人気があります。
安置方法は?火葬は出来る?土葬は?
犬や猫ちゃんの火葬が出来ることは、ご存知の方も多いかと思います。それではフクロウやヨウムは火葬が出来るの?火葬までの間、自宅での安置の仕方は犬や猫ちゃんとは違うの?と悩まれていませんか。フクロウやヨウムも、しっかりと、お見送りや、ご火葬もできます。
ここでは、フクロウやヨウムが亡くなってしまった時の安置方法や、ご火葬などについて、ご紹介いたします。
安置方法
まずは、フクロウやヨウムの体に合うサイズの箱を準備して頂き箱の中にタオルを敷いてあげましょう。フクロウやヨウムの羽を整えてあげてタオルなどで、体を拭いて綺麗にして箱の中に寝かせてあげてください。
次に、準備していただくのは、タオルで包んだ保冷剤やドライアイスを、体の周りに置いてあげましょう。保冷剤やドライアイスが無い場合は氷を代用してあげてください。 体の腐敗を防ぐ効果があります。
クーラーで室内温度を、低めに設定し涼しい状態にして直射日光が当たらない場所に安置してあげましょう。
ご火葬について
火葬には、個別火葬と合同火葬の、この2種類があります。
個別火葬
個別火葬とは個別で火葬する方法で、火葬後に遺骨の収骨が出来、ご家族様に遺骨が返骨されます。
遺骨は骨壺に納められて、ご家族様の希望により自宅や納骨堂に納め供養することができます。
合同火葬
合同火葬は、複数のペットちゃんたちと一緒に火葬する方法で料金も安くなりますが、遺骨は他のペットちゃんと混ざってしまうため、遺骨は返骨されません。
各自治体や施設によって、利用できるサービスや費用、異なる場合があります。
事前に、お電話でのお問い合わせすることを、お勧め致します。
《フクロウが亡くなってしまった(死んだ)場合どうすればいい?》
(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/2018/09/01/%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%81%8C%E4%BA%A1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88/)をご覧ください。
土葬について
火葬以外にも埋葬すると言った方法もございますが、ご遺体を庭などに埋葬する際注意が必要になります。
《ペットのお骨を自宅の庭に埋葬する方法は?粉骨したら庭に撒ける?》
(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/2021/03/10/pet0006-2/)をご覧ください。
自宅供養と納骨堂での供養メリット.デメリット
フクロウやヨウムは大切な家族の一員だからこそ、しっかりと供養してあげたいですよね。
火葬後、供養方法が分からない方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、自宅での供養や納骨堂での供養のメリット.デメリットをお話ししていきます。
自宅での供養のメリット.デメリット
自宅での供養は「手元供養」と言います。
ペットちゃんの遺骨を納める仏壇や、写真【遺影】、仏具などを準備してご自宅で供養します。
自宅で供養するメリットは、いつも一緒にいることができる。いつでも、手を合わせてあげることができますが、自宅で供養する際のデメリットもあります。
ご家族様によっては気持ちの整理がつきにくくなることもありペットロスを長引かせる可能があり、ずっと家で供養することが難しくなります。
納骨堂での供養のメリット.デメリット
納骨の種類は2種類あります。
1.個別納骨は棚を契約し遺骨を納める
◦個別納骨棚のメリットは自宅から離れた所での供養なので気持ちの整理がつきやすくなる。個別の区画で供養ができ棚には写真(遺影)やお供え物や花(造花)などのお供えができます。
定期的に法要も行われています。【法要のご参加されるさいは、事前にお申し込みが必要になります】
◦デメリットは納骨棚の契約費や継続料がかかることになります。
納骨のタイミングは、火葬後に納骨する方もいらっしゃいますが四十九日、百箇日、一周忌などを、一つの節目として納骨をされているご家族様も増えています。
2.永代供養(合祀.合同納骨)
手元供養や個別納骨は半永久的な供養方法ではございませんが永代供養にすると半永久的に供養することができます。
◦メリットは家の外での供養になるので気持ちの整理がつきやすくなり毎年の年間管理費などがかからない半永久的に供養することができ定期的に法要も行われています。【法要のご参加される場合は事前にお申し込みが必要になります】
◦デメリットは他のペットちゃんと一緒に眠ることになる。遺骨が返骨されない。
納骨するタイミングの決まりはございませんが、火葬後に納骨する方もいらっしゃいますが四十九日、百箇日、周忌法要を一つの節目として供養されてみてはいかがでしょうか。
最後に
フクロウやヨウムは、独特の魅力を持ち私たちに多くのことを教えてくれます。
今まで与えてくれた思い出を忘れず胸に刻んでいき、一緒に過ごした日々を振り返ることも大切です。
フクロウやヨウムとの思い出を思い浮かべ、この子達が私たちの人生に、どのような影響を与えたかを振り返り供養してあげることで、少しずつ悲しみを癒やすことができるかもしれません。
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