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熱帯魚をペットとして飼っているご家庭は多いと思います。
しかし、寿命が短い熱帯魚は、早く亡くなってしまうことも多く、火葬や供養についてどうしても考えなくてはなりませんよね。
実際、熱帯魚もペット火葬業者によっては火葬を受け付けている業者があります。
もちろん、お骨も残るのでその後の供養方法も検討する必要があります。
そこで今回は、熱帯魚の火葬について、亡くなったにすべきことや供養方法などを解説していきます。
熱帯魚が亡くなってしまったら
安置をする
まず、亡くなっていることが確認出来たら、ご遺体を安置しましょう。
熱帯魚は水中で生活しているため、水のないところでは干からびてしまいます。
そのため、濡らしたタオルやハンカチでご遺体をくるんで、保冷剤の上に寝かせてあげましょう。
ご遺体をそのままお水につけておくのは、体が膨張してしまう恐れがあるので、常に潤おしておき、綺麗な状態のまま旅立てるようにしてあげたいですね。
水槽のお掃除をする
熱帯魚は基本的に複数匹で飼っているご家庭が多いのではないでしょうか。
熱帯魚の確実な死因がはっきりしていない以上、亡くなってしまった熱帯魚と同じ水槽で暮らしている熱帯魚への感染症のリスクを考え、水槽を一度綺麗に清掃することをおすすめします。
万が一感染症で亡くなっている場合、気づかないうちに他の子に感染してしまう危険もあるので、この手間はあまり惜しまないようにしておきましょう。
火葬の依頼をする
安置や水槽の掃除が終わり、一息ついたら火葬の連絡をしましょう。
ただ、熱帯魚の火葬は、すべてのペット火葬業者で受け入れが火葬とは限らず、受け付けていないペット火葬業者も存在します。
依頼したいペット火葬業者が、熱帯魚の対応が可能かどうかしっかりと事前に確認しておきましょう。
熱帯魚の供養方法
プランター葬
熱帯魚の供養方法は、プランター葬が良く選ばれています。
小さなお骨になるため、プランターにお骨を入れて愛でるご家族様が多いようですね。
プランター葬はリビングや水槽の近くに飾ったりと、にぎやかで寂しくならず、仲間の近くで眠れるため寂しがり屋のお魚にも向いています。
自宅供養
お骨壺やお骨入れに入れて自宅で過ごすことも可能です。
熱帯魚のお骨は犬や猫と比べて非常に小さいことがほとんどなので、お仏壇も小さくコンパクトになることでしょう。
自宅に居られることは、ともに過ごした仲間の熱帯魚とともに居られたり、ご家族様とともに過ごせるため、おすすめです。
お骨入れに入れて身に着ける
熱帯魚のお骨は小さいお骨入れに入れて、常に身に着けておくこともできます。
お骨を入れて持ち運べる用のカプセルなどのメモリアルグッズの販売も行っております。
肌身離さず持っておくことで、常に大事なペットとともに過ごせるためおすすめです。
火葬以外の方法
土葬
熱帯魚をそのまま土に埋めることも可能です。
しかし、ご遺体をそのまま土に埋めるのは、筆者はおすすめしていません。
お庭に眠らせたいご希望があるご家族様は、火葬後のお骨を庭に埋めることを検討されてはいかがでしょうか。
プランター葬
そのまま埋める土葬はあまりおすすめしていませんが、自然な姿のまま眠らせたい場合は、プランター葬をするという方法があります。プランター葬は、ご自宅の小さなプランターに熱帯魚を埋葬し、植物を植えて育てる供養方法です。
毎日愛でられますし、土葬では問題だった掘り起こし問題や異臭問題なども、自宅内であればトラブルに発展しないため実現可能です。
もちろん、火葬後のお骨を粉砕してプランター葬として弔うのもいいですね。
一般廃棄物として出す
熱帯魚のご遺体は、一般廃棄物としてゴミに出すことが可能です。
しかし、癒しをくれた大事なペットとの最期をゴミとして出したいご家族様はいないですよね。
熱帯魚の供養は、火葬してもらうのが断然おすすめです。
熱帯魚の火葬をしてもらえるペット火葬業者を探しましょう。
熱帯魚は火葬してもらうことが可能です。
もちろん、お骨も残ります。
しかし、すべてのペット火葬業者が熱帯魚の火葬を受け入れているわけではないため、事前に熱帯魚の火葬が可能かどうか確認しておく必要があります。
また、亡くなったことが確認出来たら、濡れたタオルやハンカチなどで体をくるみ水分がなくならないよう安置し、ほかの魚がいる場合ははやめに水槽掃除をしておきましょう。
供養方法にも自宅供養やプランター葬・お骨を身に着けることや共同墓地にいれるなどさまざまな方法が可能ですので、ご希望の供養方法で弔ってあげましょう。
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