ペット斎場を選ぶ基準とは?納骨や供養までできるの?

1IMG_5533 ペット斎場を選ぶ基準とは?納骨や供養までできるの?

大切なペットちゃんが旅立つとき、飼い主としてはとても辛いものです。
ペットちゃんは家族同然の存在ですから、悔いのないように送り出してあげたいと思いますよね。
送り出し方の一つとしてペット火葬が挙げられます。
本記事では、ペット斎場を選ぶ際の基準や火葬から納骨・供養までの流れを分かりやすくご紹介していきます。
ペットちゃんと最後のお別れのための参考になれば幸いです。

ペット斎場を選ぶ際のポイント

2IMG_5529 ペット斎場を選ぶ基準とは?納骨や供養までできるの?

火葬方法を決めましょう

ペット斎場でペットちゃんの火葬を行う際、主に以下の火葬方法があります。

①個別火葬
個別火葬は、ペットちゃん個々で火葬を行います。
立ち会いやお骨上げができる場合も多く、ご遺骨を手元に返してもらえるので供養をしっかり行いたい方に適している方法です。

②合同火葬
合同火葬は、他のお家のペットちゃんと一緒に火葬する方法です。
個別火葬に比べて費用が比較的安いため、経済的な面を重視する方に向いています。
しかし、ご遺骨は返却出来ないので注意が必要です。

納骨や供養のサービス内容

火葬後の供養や納骨をどのように行うかは、飼い主さんによって考え方が異なる部分ですよね。
ペット斎場には、主に以下のような供養や納骨の方法があります。

①個別墓
ペットちゃん専用のお墓を用意し、個別に供養する方法です。
墓碑を立てることもでき、丁寧な供養を希望する方に適しています。

②納骨堂
ご遺骨を室内の納骨堂に安置し、いつでもお参りできるのが特徴です。
また、屋内なので天候を気にしなくても良いという利点もあります。

③合祀墓
他のお家のペットちゃんたちと一緒に供養する方法です。
費用を抑えつつもしっかりと供養を行いたいという飼い主さんに向いている方法になっています。

費用が明確になっているか

ペット斎場の費用は、火葬方法や供養の仕方によって大きく変わってきます。
「追加料金がかからないか」「プランに含まれる内容は何か」を事前にしっかり確認することが大切です。
費用が不透明な場合、後から予想外の出費が発生することもあります。

アクセスの良さ

ペット斎場で供養まで考えている場合、お参りを定期的にしたいと考える方はペット斎場の場所やアクセスの良さは非常に重要になります。
自宅から通いやすい距離にあるか、駐車場があるか、公共交通機関でアクセスできるかなどを確認しておくと安心です。

ペット斎場の雰囲気とスタッフの対応

施設の清潔感や落ち着いた雰囲気、ペット斎場のスタッフの親切さも重要な判断ポイントです。
大切なペットちゃんとの最後の時間をお任せするわけですから、安心して任せられる斎場かどうかを判断できると良いかと思います。

供養や納骨の方法

3IMG_5532 ペット斎場を選ぶ基準とは?納骨や供養までできるの?

ペットちゃんの供養方法は先ほどご紹介した方法だけでなく、ご自宅で手元供養を行う方法もあります。
ここからは、それぞれの供養方法についてもご紹介していきますね。

手元供養

手元供養は、ペットちゃんのご遺骨を自宅で保管しながら供養する方法です。
ご遺骨は49日が過ぎるタイミングで納骨をするのが一般的と考えられやすいですが、絶対に納骨をしなければいけないという決まりはありません。
「大切なペットちゃんのご遺骨を納骨するなんて寂しい」と考える方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな方に適しているのが手元供養です。
最近では、ご遺骨を骨壺に入れるだけでなくペンダントやキーホルダー型のメモリアルグッズに加工するサービスも注目を集めています。
いつでもペットちゃんを身近に感じることができる供養方法です。

散骨

散骨は、自然に還すことを目的にご遺骨を山や海に撒く方法です。
散骨場所については法律やマナーを守る必要がありますが、自然が好きだったペットちゃんにとっては素敵な供養の方法ですね。

ペット火葬を依頼する前に準備しておくと良いこと

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大切なペットちゃんとのお別れを迎える前に、心の準備と共にいくつかの実務的な準備もしておくとスムーズに手続きを進めることができます。
ここからは、ペット火葬を依頼する前に準備しておくと良いことをご紹介していきます。
ペットちゃんの火葬前は気持ちも混乱していると思います。
ぜひ参考にしてみてください。

ペット火葬業者への依頼

ペットちゃんが亡くなった後、3日以内の火葬を考えている場合は早めにペット火葬業者へ依頼をしておくと良いです。
ペット火葬業者によっては混み合っていてすぐに対応ができない場合もあるため、早めに連絡を取っておくと良いかと思われます。
また、一部のペット火葬業者ではご遺体を自宅まで引き取りに来てもらえるサービスもあります。
移動が難しい場合などは、そういったサービスを提供している斎場を選ぶのも良いです。

お見送りの準備

ペットちゃんとのお別れを悔いのないものにするために、以下の準備をするのがおすすめです。
①体を清潔に整える(タオルなどで体を拭いてあげる)
②お気に入りのおやつやおもちゃを添える(一緒に火葬をしたい場合はペット火葬業者に確認)
③家族で最後の時間を過ごす
④最後に思い出の写真を撮る(必要な場合)

事前に費用と支払い方法を確認しておく

ペット火葬の費用は、ペット火葬業者やプランによって異なります。
事前に詳細な見積もりを確認し、想定している費用より追加で費用が発生しないかをチェックしておくことが大切です。
また、支払い方法も業者によって異なります。
現金払いのみの場合や、クレジットカード・電子決済が可能な場合もあるため希望する支払い方法が利用できるか確認しておきましょう。

飼い主さんの想いにマッチしているペット斎場を選ぶことが大切です。

5IMG_5534 ペット斎場を選ぶ基準とは?納骨や供養までできるの?
本記事では、ペット斎場の選び方やその後の供養方法について解説してきました。
飼い主さんの想いに合わせて、火葬方法や供養・納骨のサービス内容、費用、アクセス、施設の雰囲気などを総合的に考えることが大切です。
ぜひこの記事を参考にしていただき、大切なペットちゃんとのお別れが悔いのない時間にできることを祈っています。

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みう
ペット系の記事を中心に執筆しているフリーライター。 自身も幼い頃から動物を飼っており、現在は犬と猫と暮らしています。猫と仲良くなるのが得意。

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