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ペットを火葬したあと、お骨を自宅に持ち帰って手元供養されるご家族様が増えています。
ずっと一緒に暮らしていた家族の一員ですから、すぐに手放してしまうのはさみしいと感じる方も多いでしょう。
一方で、ほかの方法を選ばれるご家族様もいらっしゃいます。
今回はペットのお骨について、「手元に残す」以外の方法をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
ペットのお骨、みんなどうしてる?
ペットが亡くなったら火葬してお見送りし、お骨を残して供養するというご家族様が増えています。
ペットと暮らしている人を対象にしたある調査では、ペットをお手元供養したいと答えた方は約50%との結果もあり、火葬後すぐにお別れするのはさみしいと感じているご家族様が多いようです。
一方で、ご家族さまのライフスタイルや住宅事情や、お骨を自宅に置くことがかえって辛いと感じるご家族様もいらっしゃいます。
そういった方は施設への納骨などを選ばれています。
ペットの手元供養以外の方法は?
納骨
お骨を納骨堂や墓地などの施設に納骨する方法があります。
納骨堂や墓地などの施設は、ペット火葬業者が直接運営していることもありますし、寺院などと提携していることもあります。
納骨堂は屋内・屋外のタイプがあり、納骨の方法(個別または他のペットのお骨と一緒に合祀する)や、納骨するスペースの広さや区画によって費用が異なることが多いようです。
最近では、飼い主と一緒に入れる霊園も登場していて需要が高まっています。
埋骨
お骨を自宅の敷地などに埋骨する方法もあります。
埋骨する場合は、お骨壺から出すことと、パウダー加工といって分解されやすい微粉末にしておくことがポイントです。
パウダー加工は愛ペットグループでも行っています。
また、埋骨できる場所は私有地だけです。
河原や公園などに埋骨すると、法律で罰せられる可能性もあるので注意が必要です。
散骨
海や川に散骨する方法もあります。
サポートしてくれる業者もありますので、インターネットで検索してみてくださいね。
個人的に行う場合は、港や海水浴場の近くでは行わないなど、近隣の方への配慮も忘れないようにしましょう。
分骨
お手元供養しているご家族様の場合、ずっとご自宅にお骨を置いておきたいという気持ちになると思います。
もちろんそれでもまったく問題はないのですが、時間が経って悲しみが癒されたり、ご家族様のライフスタイルが変化するというケースもあります。
そんなときは、施設への納骨(もちろん埋骨や散骨でもOKです)をおすすめしています。
すべてを預けて手放すのはやっぱり寂しい・・・と感じるなら、分骨して少しだけお手元に残しておく、というのも一つの方法です。
ペットのお骨でメモリアルグッズを作る
ペットのお骨を入れて持ち歩けるかわいいチャームや、お骨を使って作るアクセサリーなどがあります。
メモリアルグッズにしておけば、ペットとの思い出や存在をずっと感じることができますよ。
インターネットで検索すれば、いろいろな商品を見つけることができます。
ペットのお骨を手元に残さない場合は
ペットのお骨をお手元供養される方は多いですが、ほかにも納骨堂やお墓に納骨する、海や川に散骨する、一部を分骨するといった方法がありますので、ご家族様のご希望に合わせて選ぶことが大切です。
また、どれか一つの方法を選ばないといけないというわけでもありません。
時間の経過とともにお気持ちが変化してくることもありますので、あせらずゆっくりと考えてみてくださいね。
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