大切な家族であるペットが複数いる場合「みんな一緒に供養してあげたい」と考えるご家族様も多いのではないでしょうか。
複数のペットを一緒に供養する方法として、納骨・位牌・合同供養の3つの選択肢があります。
今回の記事では、3つの供養方法について詳しく解説していきます。
みんな一緒に供養したいとお考えのご家族様は、ぜひ参考にしてくださいね。
複数のペットを一緒に供養する方法
納骨堂に一緒に納骨する
ペット霊園やペット斎場の納骨堂では、複数のペットのお骨を一緒に納めることができる場合があります。
同じ納骨堂の棚に一緒にお骨を並べて安置する・合同墓地にまとめて納骨する・個別墓に一緒に安置するといった方法が可能です。
「兄弟のように仲良く暮らしてきたペットたちを、最後まで一緒にしてあげたい」という想いに寄り添える方法ですね。
ただ、納骨するペット霊園やペット斎場によってはご希望に添えない場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
位牌をまとめて作る
位牌とは、仏教における亡くなった人の戒名を記す木のお札のことです。
ペット供養でも位牌を刻んでもらえる施設が多くあります。
そして使う位牌は、複数のペットの名前を1つの位牌に刻むことも可能です。
1つの位牌に連名で彫刻する・写真入りの位牌で、みんなの姿を一緒に残す・位牌を個別に作って並べるなどの方法があります。
位牌が1つでも、家族全員の供養が一緒にできるため、位牌で供養したいご家族様にはおすすめですね。
位牌についての詳しくはコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/4628)の記事もご参考くださいね。
自宅で複数のお骨を一緒に並べる
自宅供養でも、一緒にお骨を並べてまとめて供養することが可能です。
お骨壺は個別でも、同じ祭壇に安置したり隣に並べて眠らせたりすると、ペットも安心して寂しくなく過ごせることでしょう。
また、お供え物やお花も一緒に飾ることで、天国でも仲良く一緒に暮らせるのではないでしょうか。
生前、ペット同士の仲が良くなかったご家庭では仏壇を離すなど、自宅ではいかようにも対応できる点も良いですね。
合同供養に参加する
ペット霊園やペット斎場で行われる合同供養に、複数のペットの名前を一緒に申込みすることもできます。
命日などの節目に法要に参加するご家族様は多いですね。
合同供養はペット霊園によって執り行われる儀式が異なります。
ご希望の法要があるご家庭は、事前に確認しておくと良いですね。
愛ペットグループの合同供養に関してはコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/10030)をご確認ください。
選ぶ際のポイント
一緒が良いか個別が良いか
「家族は最後まで一緒に」と考えるのか「1人ずつ丁寧に供養したい」と考えるのか、ご家族様の気持ちを整理してみましょう。
個別で供養したいなら自宅に仏壇を2つ用意する・納骨堂を2つ契約するなどの対応ができます。
一緒に供養したいというお考えがあれば、1つの納骨堂に一緒に入れたり位牌をまとめて作ったりという方法が取れますね。
収めたいペット霊園の納骨堂のルール
ペット霊園によっては複数納骨が可能な場合と1人ずつのみしか受け入れていない場合があります。
ご希望の納骨方法があれば、事前に確認することが大切です。
納骨堂には、それ以外にも施設ごとにルールがありますので、それも含めてリサーチしておくと良いですね。
継続できるかどうか
供養は継続できるかどうかも大切な選択のポイントの1つとなります。
例えば、複数のペットを同じ納骨堂に入れたいというご希望でも、ペット霊園へのアクセスが不自由だとなかなかお参りに行けなかったり、契約金や月額などの費用面でも継続が厳しい場合もありますよね。
ご自宅からの距離や経済面などのご家庭の状況をきちんと考慮して、無理のない範囲で供養をしましょう。
複数のペットも一緒に供養することが可能
複数のペットと暮らしているご家庭も多いかと思います。
供養もみんな一緒にと考えているご家族様は、同じ納骨堂に納骨する・位牌をまとめて作る・合同供養に参加する・自宅供養でお骨壺を隣に並べるなどの方法を取ると、複数のペットを一緒に供養することができます。
また、供養の選び方については一緒にしてあげたいか・個別にしてあげたいか・収めたいペット霊園のルールが希望通りか・継続できるかなどを考慮し決定しましょう。
しかし、ペット霊園によっては、納骨の場合1頭のみしか受け入れを対応していない施設もあるため、事前に確認しておくことが大切ですね。