愛するペットとの時間を見守りたいけれど、遠方で霊園に行けないご家族も多いですよね。そんなときにおすすめなのがオンライン(リモート)供養です。画面越しでも家族みんなで手を合わせ、ペットへの想いを届けながら心を通わせることができます。遠く離れていても、家族の絆を感じながら一緒に祈ることができる、新しい供養の形です。
そこで今回の記事では、オンライン(リモート)供養の魅力や参加のポイントについて紹介します。
大切な家族を見送る新しいかたち「オンライン(リモート)供養」とは
離れていてもつながる心のこもったお見送り
最愛のペットは大事な家族の一員です。そんな家族を亡くされた時、大きな悲しみが襲いますが、どのように供養すれば、後悔なく見送れるでしょうか。
近年、供養のスタイルとして、オンライン(リモート)供養は、インターネットを活用し、場所の制約をなくしてペットを見送るのが人気です。
オンライン(リモート)供養とは、ZoomやYouTubeなどのツールを利用して、自宅など遠隔地からペットの葬儀、火葬、または法要に参加する供養の形式です。
たとえご家族が物理的に離れて暮らしていても、同じ画面を見ながら、同じ時間に手を合わせることができます。この形式は、従来の供養方法では難しかった「家族みんなでの参加」を容易にし、亡くなったペットへ心のこもったお見送りができます。
オンライン(リモート)供養が広がっている背景とは
近年、オンライン(リモート)供養が注目を集め、利用が広がっています。こういった背景には、生活環境の変化があります。
遠方で暮らす家族が増え、全員が葬儀や法要のために集まることが時間的、費用的に難しくなりました。そのため、供養施設の場所や開所時間に関係なく、自宅などから参加できる手軽さが求められています。さらに昨今の時世から、大人数での集まりを避けたいというニーズが高まりました。
そのため、ペットを丁寧に供養したいという気持ちと、家族みんなで参加したいという願いを両立できるオンラインでのペット供養が、現代のニーズに合った供養のスタイルとして支持されているのです。
オンライン(リモート)供養の魅力

ペットとの絆を改めて感じられる時間がある
オンライン(リモート)供養の最大の魅力は、落ち着いた環境で、ペットとの思い出をじっくりと振り返る時間を持てることです。自宅など慣れた場所で参加できるため、人目を気にせず、心ゆくまで涙を流し、ペットに語りかけることができます。
お気に入りのおもちゃや写真を用意して、ペットとの生活を思い出しながら手を合わせることで、ペットとの絆を改めて深く感じることができるのではないでしょうか。
遠方の家族も一緒に見守れる安心感
実家のペットがなくなったときなどに、大事な最後のお別れをしたいと思っても遠方に住んでいる方、仕事の都合でどうしても時間が取れない方も少なくありません。そういったときにオンライン(リモート)供養は、インターネット環境さえあればどこにいても参加できます。
ペットの最期を見送れなかったという後悔を抱くことなく、家族全員が一緒に見送ることができたという安心感を得られることは、悲しみを乗り越える上で大きな支えとなります。この機会に、ご家族間でペットの思い出を共有し、気持ちを分かち合えることでしょう。
オンライン(リモート)供養の流れと準備

申し込みから当日までの一般的な流れ
実際にオンライン(リモート)供養を利用するとき、何から始めればいいのだろうと不安に感じるかもしれません。なにが違うのか、しっかり供養できるのかという疑問も生まれます。
ここでは、どのような手順で供養が進むのか、また、当日どのような準備が必要になるのかについて、具体的な流れをご紹介していきます。
1.信頼できる業者を選び、日程や供養内容、料金を確認して申し込みを行います。
2.読経の有無、時間の長さなど供養の内容や、当日使用するオンラインツールの接続方法を確認します。
3.オンライン(リモート)供養当日には、指定された時間にご自身のデバイスからアクセスします。僧侶による読経や、ペットへのお別れのメッセージを送ります。
4.供養が終わると、供養の証明書などが送付され、ご希望に応じて納骨やその後の供養の相談を行います。
当日に準備しておくとよいもの
オンライン(リモート)供養をより心に残るものにするために、事前の準備は欠かせません。
・祭壇 ペットが愛用していたベッドやお気に入りの場所の近くに、写真、お花、お供え物、ペットが好きだった食べ物などを飾った簡単な祭壇でかまいません。
・デバイス 途中で接続が途切れないよう、充電が十分なスマートフォン、タブレット、またはPCを用意します。
・ハンカチやタオル 最後のお別れで感情が抑えきれないことが少なくありませんので、手元に用意しておきましょう。
家族みんなで参加するときには
ご家族がそれぞれ遠方で、複数の場所から参加するときもあります。そういったときにも、事前に以下の点を共有しておきましょう。
・接続テスト 当日スムーズに参加できるよう、事前に接続テストやツールの操作確認をしておくのがおすすめです。式中に接続が途切れてしまうとせっかくの供養時間がより悲しい気持ちになってしまいます。
・静かな環境 供養の時間中は、生活音が入らないよう、静かで落ち着いた部屋を選ぶことが大切です。また、配達や訪問客など事前にずらすことができるなら、調節し、インターホンがならないようにしておくと落ち着いて供養の空間作りができます。
・マナー 読経中はマイクをミュートにするなど、他の参加者への配慮を心がけます。
オンライン(リモート)供養を行う際のポイント

通信環境を整える
大切な見送りの時間を台無しにしないために、事前に知っておくべきことがあります。
オンライン(リモート)供養は参加しやすいですが、安心して故人(ペット)を見送る時間を確保するためにも、事前にいくつか注意しておくべきポイントがあります。
オンライン供養はインターネット回線を利用するため、当日の回線状況が非常に重要です。
Wi-Fi環境の確認が必ずしておきましょう。映像や音声が途切れないよう、なるべく安定したWi-Fi環境下で参加しましょう。
Wi-Fiが不安定であり、時間があるときは有線接続の検討するのもおすすめです。PCから参加する場合は、可能であればLANケーブルでの有線接続をすると、より安定した接続が可能です。
信頼できる業者を選ぶ
特に大切なペットの供養を依頼する際は、実績があり、信頼できる業者を選ぶことが何よりも大切です。
過去の供養実績や実際に利用した方の口コミや評判を確認しましょう。より多くの情報があると信頼できる判断材料になるのではないでしょうか。
また、料金が明確で、後から不透明な追加料金が発生しないかを確認することが大切です。オプションなど知らない間につけられていて、料金が高額になったということも少なくありません。そうならないためにも事前にしっかりと調べることが重要です。
心に残るペットとの時間を、オンライン(リモート)供養で振り返りませんか

愛するペットとの別れは、いつ経験しても深い悲しみを伴うものです。どう最後のお別れをするのかというのは、今後の思い出にもつながるのではないでしょうか。
しかし昨今、遠方の家族や親戚、友人が皆で一緒にペットを見送ることが難しくなってきています。そういったときに、オンライン(リモート)供養という新しい選択肢は、物理的な距離や時間の制約を超え、みんなで最後のお別れを行えます。
画面越しであっても、皆で手を合わせ、ペットとの楽しかった日々を振り返り、感謝の気持ちを伝える時間は、心に大きな安らぎをもたらしてくれるでしょう。
オンライン(リモート)供養は、ただ葬儀や法要を行うだけでなく、ご家族の絆を改めて感じ、ペットとの「心のつながり」を再確認するための貴重な機会となります。
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また、ご自宅にいながら、いつでもお参りができるバーチャル霊園は、遠方に住むご家族とも一緒に、思い出を共有できる新しいお参りの形が体験できます。
さいごに我々愛ペットグループでは、オンライン(リモート)供養を通じて、ペットとの愛情あふれる思い出を大切にし、ご家族皆様の心が穏やかになることを心から願っております。
