犬や猫などペットが亡くなって、自宅に安置していたペットを火葬するために身体(遺体)を霊園や斎場まで運ぼうとした際、どのように運べば良いか、分からない場合もあるかと思います。特に初めての方にとっては慣れないことなので、迷ってしまいますよね。

ペットの運び方は、飼い主様それぞれですが、安置している状態のまま、タオルや布に包んで運んだり、段ボールや発泡スチロールといった箱に収めて運ばれることがほとんどです


大型犬の場合、タオルに包むのも大変ということもありますし、飼い主様がご高齢の場合もありますし、それぞれ飼い主様の運びやすい方法で運ばれることが大切です。
またペットの棺については「犬や猫のペットの火葬に使う棺(ひつぎ)はどのようなものがあるのか?」をご覧ください。ここでは、主にペットを火葬する際、ペット霊園・斎場に出向く時のペットの運び方についてお話ししていきます。

ペットは霊園・斎場までどのように運べば良いか?

ペットを運ぶ際に、どのように連れていけばいいかというご質問をよくお受けすることがあります。
ペットの運び方は、飼い主様それぞれですが、ダンボールに入れられてお連れになられる方もいますし、布やタオルでくるんだり、ゲージに入れてお連れになられる方、抱っこをしてお連れになられる方など様々です。
事前にそのまま火葬が出来る棺をご用意いただいても良いかもしれません。

 

霊園・斎場によってはペットの火葬の際には段ボールや木の棺は燃焼しづらい素材の為に、一緒に火葬出来ない可能性があります。せっかく綺麗に飾りつけを行っても、火葬の時にそこから遺体を出さないといけないこともありますのでお気を付け下さい。


そこで、そのまま一緒に火葬が出来る棺を事前にインターネット等で購入することもお勧めします。
最近では最短で翌日届けてもらえることもありますし、近くに霊園もしくは事務所などがあればそこで展示や販売もされています。

また、ペットの安置方法についてはこちらを御覧ください。➡︎「ペットはなくなったらいつまでに火葬しなければいけない?

大きなペットの運び方

特に大型犬になると、小型犬と違い箱に納めるということは難しいため、まず手足を曲げてあげてから布や大きなタオルで包んであげて運んであげましょう。


大きなバスタオル(もしくはハンモック)等をご遺体の下に引いてあげると、両端を持ち合って運ぶと楽に移動させることが出来ます。

夏など暖かい、暑い季節の運び方

ペットの火葬の時、どのようにして連れていくのか?

夏場は特にそうですが、気温の高い日は身体(遺体)の腐敗の進行が早いため、出来るだけ高温の空気に身体(遺体)をさらすのを出来るだけ避けるようにすることが最も大切な事と言えます。
しかし、自宅から火葬場まで運ばなくてはいけませんので、体に保冷剤や袋に入れた氷などを身体(特にお腹や頭の下)にあててあげた状態で運んでいただくことをお勧めしています。


お花をダンボールなどの箱の中に一緒に入れられている場合は、保冷剤で葉や花びら部分がしおれてしまう可能性もありますので、別にしてお持ちいただく方が良いでしょう。もし、ペットの臭いが心配という方は、樒(しきみ)の葉を棺に入れると消臭効果があると言われていますし、お供えとしても良いので是非ご活用ください。

ペットの火葬の時、どのようにして連れていくのか?

犬や猫などペットの身体(遺体)を運ぶ際の注意点

車で運ばれている際に、揺れによって、体液がでることがあるため、注意しましょう
口やお尻の下にタオルを敷いておいてあげたりすることで、万一体液が出たとしても周りを汚すことなく運ぶことができます。

(画像:生きた犬を例にしています)

体内に残った異物が、抱っこをされた際などに圧迫されて出る場合も多々ありますので、抱っこをする際は特に丁寧に運んであげてください。口元は注意が必要ですが、ご自身でお口に詰め物が出来ないという方は、画像のように運ぶ際にお顔を下にしない様に気を付ければある程度、体液が出てくるのを防ぐことが出来ます。


また、お尻の方はオムツを着けてあげることも一つの方法です。オムツを着けて斎場に行ってもその場でスタッフさんに言えば、オムツを外して綺麗に処置をしてもらえますのでご安心ください。

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2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター