犬や猫やペットの火葬はいつすればいい?日や時間について解説

大切なペットちゃんとのお別れは、飼い主さんにとってとても大切な時間です。
犬や猫、ハムスター、インコ、うさぎなどのペット火葬を考える際、タイミングや方法で悩まれる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ペットちゃんの火葬をいつ行うのが適切か、葬儀や供養の選び方についてわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にしていただき、ペットちゃんとの最期の時間を大切に過ごしてください。

ペット火葬はいつ行うのがいい?葬儀を決める日程のポイント

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ペット火葬は、ペットちゃんの状態や季節、ご家族の都合に応じて最適な日を選ぶことが大切です。
以下のポイントを参考に、最適な日程を考えてみてください。

ペットちゃんの火葬は1~2日以内が一般的

多くの飼い主さんは、ペットちゃんが亡くなってから1~2日以内に火葬を行っています。
大切なペットちゃんが亡くなったばかりなのに早すぎると感じる飼い主さんもいらっしゃいますよね。
特に、夏場や湿度が高い季節は早めの手配が推奨されます。
一方で、冬場など気温が低い場合は少し日程に余裕を持つことも可能です。
ただし、どの季節でもなるべく早めに火葬を行うと安心です。

家族が揃う日を優先する

ペットちゃんとのお別れは、ご家族全員で大切な時間を共有することが重要です。
平日であれば夕方や夜間、休日であれば日中に行うケースが多いです。
お仕事や学校の都合を考慮し、ご家族の皆さんが参加できる日程を選びましょう。
愛ペットグループの一部の斎場では、48時間(最大で5日まで延長可能)、遺体安置に適した低温でクリーンな安置室でご遺体を安置してくれるエンゼルケアというサービスも行っています。
どうしても都合がつかないなどの理由がある場合はこういったサービスの利用を検討してみてもいいかもしれません。

暦や天候を考える

仏滅や友引を気にされる方もいらっしゃいますが、ペットの場合はあまり気にしなくても大丈夫です。
また、天候が悪い日は移動や作業が大変な場合もあるので、晴れた日を選ぶのをお勧めします。

ペット火葬の時間帯は?屋内施設と訪問火葬の違い

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ペット火葬には、屋内施設を利用する方法と訪問火葬の2種類があります。
それぞれの特徴を理解し、最適な時間帯を選びましょう。

屋内施設での火葬

ペット斎場やペット霊園などの屋内施設では、日没後でも明るい室内でペットちゃんとのお別れやご遺骨の収骨を行うことができます。
そのため、スケジュールに合わせて柔軟に時間を選ぶことができるのが特徴です。
また、天候に左右されることもないので安心して利用できます。

訪問での火葬

訪問火葬は、火葬車がご自宅や希望の場所まで来てくれる便利なサービスです。
しかし、屋外で行うため時間帯や天候に注意が必要です。
明るい時間帯に訪問してもらって火葬を行えば、落ち着いた環境でペットちゃんとの最後のお別れをすることができるのでお勧めです。
ですが、「明るい時間帯はどうしても都合がつかない…」ということもあるかと思います。
訪問火葬は遅い時間帯にも対応している場合が多いので日中に都合がつきにくい飼い主さんにお勧めです。
しかし、ペット火葬会社によっては車両に照明がついていない場合もあります。
その場合は暗い環境での作業になるため、ライトなどを準備しておくと良いかと思われます。

火葬に必要な準備とは?

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ペット火葬をスムーズに行うためには、事前の準備が欠かせません。
是非、以下のポイントを参考に準備を進めてください。

信頼できるペット火葬業者に依頼する

大切なペットちゃんの最後をおまかせするわけですから、ペット火葬業者は口コミや評判を参考にして信頼できる業者を選びましょう。
個別火葬や合同火葬など、対応しているサービス内容を理解して選ぶと安心です。
また、訪問火葬や夜間対応の有無なども確認しておくと良いですね。

ペット火葬の当日に用意しておくもの

ペットちゃんの火葬当日までに、以下のものを用意しておきましょう。
①ご遺体を包むタオル
ペットちゃんのご遺体を包むタオルにはこれといった決まりはありません。ペットちゃんがお気に入りだったタオルやバスタオルなどで身体を包んであげてください。
②ペットちゃんとの思い出の品
訪問火葬や葬儀の際に、お気に入りのおもちゃや首輪などを一緒に持参する方が多いです。
③ペットちゃんと一緒に棺桶に入れる副葬品

※一緒に副葬品やご遺体を包むタオルは火葬するペット火葬会社もありますが、愛ペットグループでは木・布・プラ・金属などは基本的に一緒に火葬出来ません。
その代わり、愛ペットでは燃え残らない棺(天使のおくるみ)、花、ごはんが一緒に火葬をすることが可能です。
副葬品やタオルについては依頼するペット火葬業者へ確認してから用意すると安心です。

ご家族で話し合う

火葬や供養の方法については、家族で意見を共有して全員が納得した形で進めることが大切です。
大切なペットちゃんのことですので、もし意見が割れてしまった場合は妥協するのではなく納得するまで話し合いをして進めることをお勧めします。

火葬後の供養方法

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ペットちゃんの供養方法についても、様々な方法があります。
事前にどのような形で供養していくのか考えておくことで、その後の準備がしやすいです。
以下に、ペットちゃんの主な供養方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

自宅での供養

骨壷をご自宅に安置し、ペットちゃん専用の祭壇を設けて供養する方法です。
写真やお花を飾ることで、日々ペットちゃんの存在を身近に感じられる空間を作ることができます。
「納骨はなんだか寂しい」と考える飼い主さんは、ぜひご自宅で供養をしてあげてください。

ペット霊園やペット納骨堂への納骨

専門の霊園や納骨堂に遺骨を納めることで、ご遺骨の管理をお任せできるというメリットがあります。
また、一部のペット霊園やペット納骨堂では有償の場合もありますが定期的にお坊さんが供養をしてくれるところもあるので気になる方はそういった供養を行なっているか事前に調べると良いです。
霊園や納骨堂は、お墓参りのように訪れることができます。
納骨をしたからといってペットちゃんに会えなくなるわけではないのでご安心くださいね。

自然散骨

ペットの自然散骨は、火葬後のご遺骨を粉末化し、海や山、森など自然に還す供養方法です。
「自然の一部として永遠に共にある」という想いから選ばれることが増えています。
海洋散骨や樹木葬などが一般的で、専門業者を通じて行うことが多いです。
自然散骨は粉骨をしていれば法律的には大丈夫なことがほとんどですが、地域によっては市役所などへの確認が必要になる場合があります。
事前に散骨場所のルールや法律を確認し、家族全員の意見を尊重して進めましょう。

ペットちゃんの火葬は、ご家族の皆さんと話し合って決めましょう

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ペットちゃんの火葬を行う日や時間帯の決め方には、ご家族やご自身の状況、ペットちゃんの状態などを総合的に考慮することが大切です。
訪問火葬や施設利用といった選択肢の中で、飼い主として最も納得できる方法を選び穏やかな気持ちで大切なペットちゃんを送り出してあげてください。
ペットちゃんとのお別れが、温かい思い出となることを心より願っています。

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みう
ペット系の記事を中心に執筆しているフリーライター。 自身も幼い頃から動物を飼っており、現在は犬と猫と暮らしています。猫と仲良くなるのが得意。
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