ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法

ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法

IMG_5879 ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法
ペットが亡くなってしまったら、まずはお身体を安置しましょう。
といっても悲しみと驚きなどで、すぐに行動できるご家族様は少ないですよね。
しかし、お身体を安置していないとどうしても悪くなってしまうため、綺麗な状態で旅立たせることができなくなってしまう恐れがあります。
今回は、そんな安置について詳しく解説していきます。

ペットの種類によっての安置方法

IMG_5891 ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法

ハムスターや小鳥などの小動物

手のひらサイズの小さなペットは冷蔵庫で安置する方法があります。
程よい大きさのタッパーなどにハンカチなどのタオルを敷き、その中にそっと寝かせてあげましょう。
そして冷蔵庫で眠らせると、お身体を冷やせるため適切な安置ができますよ。

観賞魚の安置方法

観賞魚や熱帯魚などのお魚の安置は、お身体を冷やすことには変わりないのですが、身体が乾燥してしまうため、濡れタオルやティッシュなどで少し潤してあげましょう。
ただし、水の中にずっとつけておくと体が膨張してしまったり変色してしまう恐れもあるため、きちんとした安置方法を取ることが求められます。
熱帯魚についての火葬・安置方法はコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/2622)をご参照ください

ウサギ・犬・猫などの動物

うさぎや犬・猫などの大きさの動物は、基本的に保冷剤などの上で寝かせてあげましょう。
こまめに保冷剤を入れ替えて、常に冷やしておくことが大切です。
また、冬場でも暖房が効きすぎたお部屋や夏場でも窓の近くなどの暖かいところは避けて、しっかり適切に安置をしておきましょう。

季節による安置方法

IMG_5883 ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法

夏場

夏場の安置は、部屋が暖かくなってしまいがちなので特に注意して保冷剤を入れ替えましょう。
小さな小動物は、夏場は冷蔵庫の方が安心かもしれませんね。
室温をチェックして、部屋の温度が低くなるようにエアコンを設定し、エアコンの風が当たる寒い場所で寝かせてあげると良いでしょう。

冬場

冬場も同じく、暖房を効かせていると室内が暖かくなりがちなので、こまめに冷やすようにしましょう。
暖房はなるべく低い温度に設定し、床暖やヒーターのそばに寝かさないようにし、エアコンの風が当たる場所も避けて寝る場所を選びましょう。
暖房をきった室内の窓際に寝かせるといいですね。
冷たい室内でも、こまめに保冷剤をチェックして溶けてきたら交換するように心がけましょう。

状況に合った安置方法

IMG_5890 ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法

亡くなった当日に火葬する場合

火葬が当日の場合は保冷剤の交換のみでも可能でしょう。
火葬が翌日の際も、一晩しっかりとこまめに保冷剤を入れ替え、お身体を冷やしていれば問題ないでしょう。
ただし、暖房の効いた部屋や室温の高い部屋では特に注意してみておくことをおすすめします。

火葬までお時間がある場合

火葬までかなりお時間がある場合は、しっかりと安置する必要があります。
愛ペットグループでは、ドライアイスとセットになったおくるみも販売しています。
長期の安置や夏場の安置について詳しい解説はコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/5659

安置を行うまでにしたほうが良いこと

IMG_5886 ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法

お身体を綺麗に洗浄する

安置をする前に、お身体を綺麗に清拭してあげましょう。
お風呂に入れたり体をタオルで拭いたり、汚れていたら綺麗にしましょう。
エンゼルケアの一環として、歯を磨いたり目を閉じさせたり体を綺麗にすることはとても大切なことです。
身体がある内の最期のお世話になってしまうため、しっかりと大切な時間を過ごしましょう。

詰め物をする

亡くなってしまった動物の体からは、どうしても体液などの分泌物が出てきてしまいます。
綺麗にしたお身体が汚れてしまわないように、お尻や口に詰め物をしておくと良いでしょう。
自身でやるのが怖い時は、動物病院へ連れていくと施してくれますので、連絡してみましょう。

遺髪や爪などの採取

形見としてヒゲや毛、爪などを採取したい際は、なるべく早めにとっておきましょう。
硬直が始まってしまうと、採取が難しいものもありますので、柔らかいうちにできると良いですね。

安置はしっかりと行い、綺麗な状態で見送りましょう

IMG_5892 ペットが亡くなったらお身体の安置はどうしたら良い?季節や状況に合った方法
亡くなってしまった後にお身体を適切に安置をすることはとても重要です。
まずは体を綺麗に洗浄し、可能であれば詰め物を施します。
形見の採取があれば採取をさせてもらって、季節や状況に応じて適切な安置をしましょう。
小動物は冷蔵庫で眠らせると綺麗な状態をキープできますし、お魚は少し潤した状態で冷やすのが好ましいです。
また、部屋で眠らせる場合もこまめに保冷剤を交換し、お身体が常に冷やしましょう。
夏場や冬場はエアコンの温度や寝かせる場所にも注意を払い、火葬までの時間が長いご家庭ではドライアイスの購入なども検討してみても良いかもしれませんね。

ペットが亡くなったらカテゴリの最新記事

PAGE TOP