ペットが亡くなってしまい、訪問火葬をお願いしたけれど、周囲に臭いや煙などで、迷惑がかかったり、遺体の出棺時や火葬後のお骨が見えるなどして、周辺の方に不快な思いをさせないか、気にされる方もいらっしゃるかと思います。もし周囲に迷惑がかかれば、近所のお付き合いにも支障をきたしてしまうかもしれません。

ペットの移動火葬車とペット霊園・火葬業者の火葬施設の違いとは?
しかしながら、一般的に、多くのペット火葬車でのセレモニーやペット火葬専門の施設での火葬では、周囲に迷惑がかからないように配慮がされています。ペットの死というのは、飼い主様にとっても、周辺の方にとっても繊細で気を使う出来事です。双方が嫌な思いをしないことがとても大切であると多くのペット葬祭業者は考えています。ここでは、訪問火葬車や施設火葬での環境についてお話ししていきたいと思います。

訪問火葬車で、火葬した場合

まず、多くの訪問火葬車は、ワゴンタイプか、トラックタイプの車種となっており、会社名なども無記名のデザインの場合が多くなっています。煙や臭い、また、ダイオキシンを発生させにくい構造となっており、周囲の方にご迷惑がかからないような配慮を重視した設計となっています。

詳しくお話しますと、火葬車には、1次燃焼室と2次燃焼室があり、最初に1次燃焼室で火葬されて出た煙や臭いは2次燃焼室のバーナーで燃やされ、ほとんどの煙や臭いはここで消えることとなります。
もし煙が残ってしまったとしても、煙突から出るまでに、空気と混ざり合い消失します。
音に関しては、消音タイプの発電機で火葬を行う場合が多く、周囲に迷惑がかかることはありません。

火葬する場所についても、セレモニースタッフが状況を判断し、適切な場所で火葬が行われます。
もし適切な場所がない場合は、少し移動して火葬を行う場合もあります。
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火葬施設や霊園で火葬した場合

一般的に、火葬施設や霊園で火葬する場合は、施設内で火葬やお骨上げを行いますので通行人や近隣の方の目に留まる事もありませんし、ゆっくりとお別れをすることが可能となっています。
下記は弊社の大阪にある斎場の火葬施設ですが、ペットの火葬を行う場合は、ご家族様、関係者様のみが入ることができます。

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ご自身で火葬をされる場合に周囲に迷惑がかかる可能性があります

上記の記事をご覧いただいて、おわかりいただいたかと思いますが、ペット葬祭業者にお願いした場合は、多くの業者でしっかりとした設備で火葬をし、配慮がなされることが多く、心配いただく必要はないと思います。

しかし、周囲に迷惑がかかる火葬例として考えられるのは、ご自宅などで火葬(野焼き)をして、埋葬を考えた場合です。(自宅でのゴミの焼却などは、廃棄物処理法で基本的には禁止されていますので、注意が必要です。)
ご自宅で、火葬をする場合、煙や臭いを消すことはできないため、周囲には迷惑がかかる可能性が高いと言えます。
また、その後に、埋葬する際も、所有地でしたら現時点では法的に問題ありませんが、遺骨を埋骨していることを知った近隣の方と問題になる事がありますので注意が必要です。また、埋骨場所が公園であったり、空き地であったり、土手など個人の所有地以外の場合は、トラブルの原因となりますのでより注意が必要です。

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まとめ

どうしてもペットが亡くなってしまい、悲しみが深い時間かと思いますので、ペットとの思い出や、癒してくれた感謝の気持ちを持って、最後の別れ時間を過ごしていただければと思います。そのためにも、ペット葬祭業者にお願いをすれば、近隣への配慮はすべてペット葬祭業者が行ってくれますので、心配する必要はないと考えています。

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小林勉
愛ペットグループの代表をしております小林 勉と申します。 2003年からペット葬祭の事業に携わって2017年で15年目に入ります。 オペレーターとしてお電話口でお話する事もありますし、また依頼にお伺いする事もあります。このブログで少しでも皆様のご不安な思いや心配事などが取り除けられるよう分かりやすい記事をお書きしていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター