ペットが亡くなってしまったあと、残るのが遺品ですよね。
ペットの遺品はどうしたら良いのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
遺品は、残しておきたいご家族様も、辛いから残しておきたくないご家族様もそれぞれいらっしゃることかと思います。
そこで今回の記事では、ペットの遺品の整理の仕方や供養の仕方を解説していきます。
悩んでいるご家族様は、是非参考にしてみてくださいね。
ペットの遺品の整理の仕方
形見として保管する
まずは、形見として保管しておくことです。
形見にはご遺骨はもちろん、ペットが使っていた愛用品なども形見として持っておくというご家族様は多いです。
例えば首輪やリード、おもちゃなどがメインですね。
ずっと愛用していたものを処分するのはなんだかしのびなく感じることもありますよね。
一度洗って綺麗にしたうえで、保管しておくと良いですね。
爪・毛髪などを形見として持っておきたい場合は、保管方法にも注意の上綺麗に長持ちするようにしましょう。
毛髪の管理方法はコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/7531)にも少し記載がありますので、ご参考にしてくださいね。
処分する
使わないものや思い出したくないものなどは、処分するのも良いでしょう。
かなり汚れたものやキャットタワーなどの大型のものは、基本的に廃棄に回すご家族様も多いようです。
処分するのも勇気がいったり、思い切りが必要ですよね。
自分で捨てるのができないのであれば、友人やペット遺品整理の会社に依頼して片付けてもらうと良いですよ。
お焚き上げをする
遺品供養としてお焚き上げのサービスも利用しましょう。
塔婆などはお焚き上げするのが主流だったりと、みなさまご存知かと思いますが、遺品もお焚き上げができます。
詳しくは各ペット火葬業者のホームページをご覧くださいね。
愛ペットグループでもペットの遺品供養を承っております。
お焚き上げ可能なものは生前のお写真類・衣服類・玩具類など、葬送品(位牌・仏具・塔婆板など)とさせていただいておりますが、お気軽にお問い合わせくださいね。
詳しくはコチラ(https://ペットのお墓.net/ihin/)
知人に譲る
ペットを飼っている友人や知人に譲るのもいいですね。
大事に使っていて捨てるのも心苦しいものは、親しい友人に使用してもらうとこちらとしても喜ばしいですよね。
亡きペットの意志を継いでくれているようで、命のつながりを感じます。
ボランティア団体などに寄付する
使わない消耗品などは、寄付しましょう。
ご飯やおやつなどの賞味期限のあるものやオムツやペットシーツなどは、お世話になった動物病院やボランティア団体に寄付すると、他に困っている犬猫を始め動物たちの助けになります。
処分しにくい遺品の整理
首輪・リード
首輪やリードなどの愛用品はお焚き上げするご家族様が多いです。
長く使っていればいるほど、首輪などの思い出の品は捨てづらいですよね。
きちんと供養してあげると、ペットの心もご家族様のお気持ちも良い方向に向くのではないでしょうか。
洋服
ペットが生前来ていたお洋服の整理にも悩みますよね。
お洋服は比較的新しく、きれいなものは知人に譲る・寄付するなども選択肢の一つですね。
また、お気に入りのお洋服などはお焚き上げして供養してあげるか、形見として保管しておくと良いですね。
おもちゃ
お気に入りのおもちゃであれば、形見として保管しておくと良いでしょう。
おもちゃは壊れない限り長く使えるものですので、寄付したり譲ったりして、繋がりを大事にするのも良いでしょう。
ペットが生前、とても大事にしていたお友達のようなポジションのお人形などがあれば形見にするかお焚き上げするのがペットにとって喜ぶことなのではないでしょうか。
ケージやキャットタワーなど大型のもの
大型の遺品は整理に困るときがありますよね。
とくにキャットタワーなどは、毛も付着していて爪とぎ部分はボロボロ、汚れも目立つことが多く、寄付や譲ることにも抵抗を覚えることでしょう。
しかし、やはりスペース的にも片付けたいと思うご家族様もいらっしゃるかと思います。
そのため、大型のものは廃棄処分することをおすすめします。
ご飯やおやつなどの期限のあるもの
期限のあるものは、知人に譲渡するか寄付するのが良いでしょう。
もちろん、自身のペットのお供えとして持っておき、毎日ご飯やおやつを交換するのにも使えるので、残しておくと良いですね。
たくさん買ったりして期限以内にお供えしきれない時は、食べる子に譲ると譲ってもらう方もありがたいことでしょう。
ペットフードもロスを減らすために、周りに必要としている方がいないか確認してみましょう。
落ち着いたらペットの遺品整理をしましょう
遺品整理は悩んだりすることもあるかと思います。
供養の一環としてお焚き上げする・形見としてとっておくこと以外にも、知人や動物病院などに譲渡する・ボランティア団体などに寄付するなどの選択肢もあります。
ペットがお気に入りだったものや想い出深い物があれば、形見にしたりお焚き上げして供養すると良いでしょう。
遺品整理は心の落ち着いたときにゆっくりとご自身のペースで行い、ペットが喜ぶように考えてあげると良いですね。