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大きなペットのお骨でも、すべてを持って帰りたいというご希望のご家族様は多いかと思います。
しかし、お身体が大きいと必然的にお骨も大きくたくさんになるため、骨壺も大きくなってしまいます。
保管や場所などの問題で困ることも出てくるかもしれませんよね。
そこで今回は、骨壺が大きくて困っているご家族様に対策のご提案をできたらと思います。
骨壺が大きくて困る時の対策
ご遺骨を一部だけ返骨にする
大型犬や中型犬だと、すべてのお骨を持って帰るためには大きなお骨壺になってしまうため、一部のお骨だけを返骨してもらい、ほかのお骨は分骨して納骨する・共同墓地に入れるなどして供養することも可能です。
もちろん、すべてのご遺骨を連れて帰りたいご希望のご家族様もいらっしゃると思いますので、事前にお骨壺の大きさを確認し、のちに困らないかどうか確かめておくといいですね。
分骨する
お骨をすべて持って帰りたいけど、大きい骨壺だと困るというご家族様は分骨するという方法もあります。
小さめの骨壺を2つ3つに分けたいと相談すれば、追加料金になることもありますが、対応してもらえるペット火葬業者がほとんどです。
分骨すれば、いくつものお部屋で過ごすこともでき、いつでもご家族様のそばに居れるメリットもあります。
また、生前ペットを可愛がってくれていた実家や親戚のおうちなどで供養するために分骨するご家庭も多く、分骨はさらなる手厚い供養に繋がることが多いためおすすめです。
パウダー加工する
ご遺骨をパウダー加工すると、すべてのご遺骨を持ち帰ることも可能です。
粉骨サービスは多くのペット火葬業者でしてもらうことができるので、相談してみましょう。
パウダー加工すると小さなお骨壺でもすべてのお骨が入るため、全部のお骨をお持ち帰り希望のあるご家族様に向いています。
さらに、パウダー加工にするとコンパクトになるだけでなく、プランター葬をしたりとのちの選択肢も広がります。
小さな小動物はプランター葬として供養するご家族様も多く、リビングなどに置いて可愛いだけでなく、毎日目にできるのでペットも寂しさを感じないことから、ひそかに人気を集めている供養方法です。
持ち運び用に分ける
小さめのお骨壺に大体のお骨を入れて、入りきらない残ったお骨は持ち運びできるようにネックレスやお骨入れに収骨するのもおすすめです。
持ち運び用のお骨入れはメモリアルショップで用意しているペット火葬業者が多いので、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
ネックレスやアクセサリーにするとお出かけ時も一緒に居れるので、ずっと一緒に居たいご家族様にはぴったりです。
ご遺骨の持ち帰り方法
すべてのお骨を収骨する
ご遺骨をすべてお骨壺に納めるのももちろんOKです。
先ほどご説明しました通り、大きくなってしまって困る際は、分骨してすべてを収める方法もございます。
お骨壺のお悩みもお気軽にご相談くださいね。
一部のみ手元に置く
一部のみのお骨を厳選して、ほかのお骨は共同墓地に納める方法もあります。
また、すべてのお骨を分骨したうえで、一部を持ち帰り自宅供養、ほかの大き目のお骨は納骨堂に納骨するなどすると、大きなお骨壺で困ることもないでしょう。
すべて共同墓地に入れる
お骨を手元に置かずに、すべて共同墓地に入れることも可能です。
こちらの供養方法であれば、合同火葬のプランでも可能です。
共同墓地に入ればお骨壺はご用意がなくて構わないので、大きなペットも安心して眠ることができます。
大きくて困る場合もできる対策がある
大きなペットのお骨をすべて持ち帰ると必然的にお骨壺が大きくなってしまい、将来的に困ってしまうこともありますよね。
特に、お引っ越しや自身の次の代に供養を任せる時などに困ってしまう問題になることが多いです。
その際は、分骨してお骨壺を複数にする・一部だけを返骨にする・パウダー加工にする・持ち運びに分けるなどして、大きなお骨壺の悩みを解消することができます。
大きくなってしまうことで困るという理由でご希望の返骨を諦めてしまうのではなく、どうしたらご希望通りで困らないようにできるか一緒に対策を考えていけたら良いなと思います。
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