ペットのお骨上げをするときのマナーとは?その他知っておきたい情報などをご紹介

大切なペットが亡くなってしまった時、とてつもない悲しみに襲われてしまいます。
ショックで何も手につかなくなってしまうこともありますよね。
亡くなってしまったペットを火葬でお見送りするという飼い主さんも増えてきています。
本記事では、ペット火葬の際のお骨あげのマナーと「飼っていたペットが亡くなったばかりで何をすればいいのか分からない…」という飼い主さんに向けてペット供養についてご紹介していきます。

ペットのお骨上げとは?その意味と大切さ

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ペットのお骨上げの意味

ペットのお骨上げとは、大切なご遺骨を骨壷に収めることを表します。
火葬後にお骨上げをする意味は、「この世からあの世へ行けるように橋渡しをする」という意味です。
ご存知の方も多いと思いますが、お骨上げはお箸を使って行います。
お箸でご遺骨を箸渡ししていき、骨壷に収めるのです。
この動作にも意味があり、「大切なペットちゃんがしっかりとあの世へ行けるように」という橋渡しと箸渡しがかけられています。
大切にしてきたペットちゃんとのお別れはとても辛いですが、しっかりと供養してあげたいと思いますよね。

お骨上げの準備と手順

お骨上げの意味についてご紹介しましたが、ここからはお骨上げをするための準備と手順について詳しくご紹介していきます。
まだペットちゃんが亡くなったばかりで火葬やお骨あげなど、何から手をつけたらいいか分からなくなってしまう飼い主さんもいらっしゃると思います。
是非今からご紹介する手順を参考に火葬や葬儀の手続きを進めてください。

ペット火葬業者を手配する

まず、ペットちゃんが亡くなってしまったらペット火葬業者を手配する必要があります。
大切なペットちゃんを火葬すると考えるととても悲しくなってしまいますよね。
心の準備ができていなかった場合は尚更です。
しかし、火葬は亡くなってから2〜3日の間に行うことが推奨されています。
ペット火葬業者は電話やインターネットで最短当日から予約できます。
日付を決めてペット火葬業者を手配しましょう。
お骨あげをするには、火葬に立ち会いができるプランで手配してください。
「家族揃って見送りたいけど2〜3日の間には都合がつかない…」という場合もあると思います。
愛ペットグループでは、「エンゼルケア」という48時間(最大で5日まで延長可能)、遺体安置に適した低温でクリーンな安置室で大切なペットちゃんのご遺体を預かってくれるというサービスも展開しています。
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家族揃う日にお見送りしたいということになったらこのようなサービスを利用してみても良いかもしれません。
もし、自宅でご遺体を安置したいということでしたら冷房の効いた部屋で体の下に保冷剤などを置いてあげてください。

当日の持ち物と準備

では、火葬当日にはどのようなものが必要なのでしょうか?
基本的に、火葬を行うのに必要な道具は全てペット火葬業者が用意してくれています。
飼い主さんは、ぜひペットちゃんがあの世へ持っていけるものを用意してあげてください。
大好きだったおもちゃやご飯、手紙などです。
飼い主さんの服を一枚持たせてあげるのも良いです。
ただし、人の火葬とは違いペット火葬は火力が弱いという特徴があります。
そのため、紙布木プラスティックなどはほとんどのものが燃え残ってお骨についてしまうという心配点も。
どうしても一緒に火葬したいものがある場合は、ペット火葬業者に確認する事をおすすめします。
とてもお辛いとは思いますがお別れではなく、送り出すような気持ちで準備してあげてくださいね。

お骨上げの手順

ここからは、お骨上げの手順をご紹介します。
①ペット火葬業者が火葬後の骨をトレーに移す:ペットちゃんの火葬が終わり次第、ご遺骨が専用のトレーに移されます。
②ご遺骨を拾い骨壷へ収めていく:飼い主さんが、ご遺骨を順番に拾って骨壷に収める作業です。
ご遺骨を収める順番は、火葬業者や飼い主さんの考え方によって異なります。
足の場合もあれば尾骶骨が一番最初の場合も。
その後は人間と同じく体を登るように納骨していきます。
③供養:骨壷への納骨が終われば、あとは飼い主さんの思う方法で供養をしてあげましょう。供養の方法についてもこのあとご紹介していきます。

お骨上げの際のマナー

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服装

ペットちゃんの火葬・お骨上げをするにあたって基本的に服装に関してのマナーはありません。
飼い主さんの思う服装で送り出してあげましょう。

お骨の拾い方

まず前提として、宗教やその地域の風習など、決まりがある場合はそちらを優先してください。
ご遺骨の拾い方は、人と同様に足先から骨壺に納めていき、最後に頭蓋骨で蓋をするような形式を取る場合が多いです。
また、人と異なる点としては「二人一組になってご遺骨を拾う箸渡しを行わない場合がある」というところです。
理由としては、ハムスターやインコをはじめとする小動物などのご遺骨は骨が脆く、箸渡しをすると骨が崩れてしまいます。
そのため、ペットちゃんの場合には一人で行うことが多いのです。

お骨を拾う際の注意点

お骨を拾う際は、なるべく素手でご遺骨や火葬台に触れないようにしましょう。
理由はいくつかありますが、火葬台もご遺骨も熱くて火傷をしてしまう場合があります。
特に小さいお子さんも一緒にお骨あげに参加する場合などは気を付けてください。
そしてもう一つの理由は、素手でご遺骨を触ってしまってから時間が経過した際に、カビが発生してしまう恐れがあるからです。
これはあくまで発生の原因になってしまうということであって必ずカビが発生するというわけではありません。
ですが、手垢や手汗の付着によりカビが発生しやすい状況を避けるという意味でも触らないように注意しましょう。

ペットちゃんの供養方法

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供養は何が正解?

ペットちゃんの供養方法は悩まれる方も多いかと思います。
「納骨を家族に勧められたけど、ご遺骨はずっと手元に置いておきたい…」と思う方もいらっしゃいますよね。
お気持ち、とてもよくわかります。
ペットちゃんの供養に正解・不正解はありません。
そこで、ここからは納骨供養や手元供養も含めたペットちゃんの供養方法についてご紹介していきます。

手元供養

①手元供養
手元供養は、自宅にご遺骨を置いておく方法です。
ペットちゃん用のお仏壇を用意したり、ご遺骨の一部をペンダントに入れて持ち歩いたりすることで供養になります。
ペット火葬業者によっては、ご遺骨の一部をペンダントやキーホルダーに入れてくれるサービスを行っている場合もあるので、希望する際は伝えてみましょう。

納骨

納骨は、ペット霊園や納骨堂に骨を収める方法です。
納骨は個別で納骨するか、合同で他のお家のペットちゃんと納骨するかを選ぶことができます。
個別での納骨は、自分のペットちゃんだけのスペースを確保してその場所へお供え物をしたり、写真を飾ったりできるのでペットちゃんだけのスペースを確保して遺影なども飾りたい飼い主さんにおすすめです。ただし、毎年2〜3万円の管理料金かかかる事が多いです。
合同納骨は他の家の子と同じ場所へに納骨する代わりに一度納料金を納めたらその後は料金がかかりません。合同納骨をしても定期的にお坊さんが供養をいこなってくれるところもあり、安心です。

散骨

散骨は、自宅の庭や海などへご遺骨を散骨する方法です。ただし、自宅の敷地以外に散骨する場合は、場所を慎重に選ぶ必要があります。

以上が主な供養の方法です。

ペットちゃんのお骨あげはやり方にとらわれなくても大丈夫です。

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本記事では、ペットちゃんのお骨あげのやり方とその後の供養についでご紹介してきました。
お骨あげに基本的なやり方はあるものの、それを絶対に守らない問いkrないものではありません。
やり方に囚われすぎずに、ペットちゃんのことを想いながらすることが大切です。
大切なペットちゃんが亡くなってしまった直後は気が動転してしまって何をどうしたら良いのかも考えられなくなってしまいますよね。
そんな時にこの記事が飼い主さんのお役に立てたら幸いです。

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みう
ペット系の記事を中心に執筆しているフリーライター。 自身も幼い頃から動物を飼っており、現在は犬と猫と暮らしています。猫と仲良くなるのが得意。
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