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ペットが出産した待望の赤ちゃん。
残念ながら、死産や、生後まもなく亡くなってしまうケースは少なくありません。
思い当たる原因を探して後悔や反省、無念の想いで苦しんでいらっしゃるご家族様もいらっしゃることでしょう。
一瞬とはいえ、この世に宿した小さな命。
亡くなった赤ちゃんは、どのように供養してあげたら良いのでしょうか?
今回は、死産や流産、産まれてすぐに亡くなったペットの赤ちゃんの火葬や供養について詳しくご説明します。
「赤ちゃんでも火葬はできるの?」
「赤ちゃんでも遺骨を残すことができるの?」
というような疑問や不安についても解説していますので、参考にしてくださいね。
死産のペットの赤ちゃんは火葬してもらえるの?その費用って?
死産のペットの赤ちゃんは火葬できる?
犬・猫のペットの赤ちゃんの体重はわずか100g前後。
こんなにも小さな赤ちゃんですが、火葬して弔ってあげることが可能です。
ご参考までに、人間の場合は法律上、妊娠して12週以降に胎児が亡くなった状態で生まれることを『死産』といい、墓地埋葬法によって火葬することが義務づけられています。
一般的に死産の子の葬儀は行いませんが、火葬と埋葬を行って、水子として供養します。
ペットに関しては明確な規律は定められていませんが、家族の一員であるペットが一生懸命生んだ赤ちゃんは、たとえ亡くなったとしても、ご縁あっての巡り合わせですよね。
できれば、人間同様に最期のお別れをして、火葬と埋葬(納骨)を行って弔ってあげることが好ましいといえるでしょう。
死産のペットの赤ちゃんの火葬・埋葬(納骨)の費用って?
ペットの火葬や埋葬は、「地域の自治体」または「ペット火葬業者」にて行われますので、どちらかを選択します。
多くの自治体では、「一般廃棄物」として取り扱われることが特徴です。
費用は約2,000円~約10,000円と幅があります。
これは、地域に違いや、ペットの大きさ、サービス内容などが異なるためです。
火葬にあたっては、ペット火葬に立ち会うことができない「合同火葬」一般的で、納骨や埋葬を希望していても、ご遺骨を返却してもらえるケースはほとんどありません。
なお、愛ペットグループでは以下の料金にて火葬・納骨を行っています。
一任合同火葬(納骨含む):9000円~
ペットの大きさ(重量)や、ご要望に応じて、葬儀や火葬・納骨に対応しています。
こちらよりどうぞお気軽にお問い合わせください。
365日24時間電話受付
【参考】
犬や猫のペットの火葬費用はいくらくらいかかるの?ペット火葬料金の相場を知る
死産したペットの赤ちゃんでも火葬後は遺骨を残せるの?
死産や産まれて間もないペットの赤ちゃんも、火葬後はきちんと遺骨を埋葬・納骨してあげたいですね。
今すぐお墓の準備をすることはできなくても、いつかお墓に埋葬してあげたいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
設備が整ったペット火葬業者へ依頼すれば、産まれたばかりの小さな赤ちゃんでも繊細な遺骨をきちんと残すことが可能です。
愛ペットグループでは、犬・猫以外にも、ウサギやフェレット、インコやハムスターなどの小動物に至るまで、大切なペットの遺骨をできるだけ美しい状態で皆様の元へお返しできるように取り組んでいます。
もちろん、納骨施設も備えていますので、将来、ペットのお墓の建立や、ご家族様とのお墓づくりをとお考えの場合も、一時期的に遺骨をお預けいただくことが可能です。
火葬後、死産のペットの赤ちゃんの遺骨はどうやって供養するの?
ペットの赤ちゃんのご遺骨、自宅での供養方法は?
ペットの赤ちゃんの場合、遺骨はお墓や納骨堂へ納骨するほか、ご自宅で安置して供養される方も多くいらっしゃいます。
いつでも身近で供養をおこなえる習慣は『手元供養(てもとくよう)』と呼ばれ、手元供養は人間でも同じように故人を忍ぶご供養として多くの方々によって行われています。
カロート式のネックレスやペンダントなど身に付ける装飾品などへ遺骨を少量入れて供養することもできます。
お位牌やお仏壇を準備して家族の一員として供養される方も多く、ペット用の仏具は種類豊富に市販されています。
なお、愛ペットグループでは、手元供養を希望される方向けに、さまざまなグッズをご用意しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
自宅で供養できなくなってしまったペットの遺骨はどうしたらいい?
愛ペットグループでは、ペットの赤ちゃんのご遺骨がお手元にある方の納骨をすることも可能です。
郵送による納骨サービスに対応していますので、ご自宅での手元供養が困難になった方も簡単な手続きで委ねることが出来ます。ご家族様に代わって先々まで安心の永代供養に対応していますので、お気軽にご利用ください。
犬や猫などペットの死産・流産の原因と予防方法
犬や猫などペットの死産・流産の原因と母体へのケア
あいにく、犬や猫の死産・流産における明確な原因は判明されておりません。
しかし、犬・猫のペットは初産ほど死産の確率が高く、特に小型犬や猫の場合は、初産の一匹目における死産の確率が高い傾向にあるとされています。
そのため、初めての出産においては万が一の事態を想定しておいた方が良いかもしれません。
母親になったペットは、出産によって母性を宿し、赤ちゃんたちの命を守ろうと愛情を注ぎます。
死産や生後まもなくして亡くなった赤ちゃんの死を理解できずに、必死に舐めたり温めたりして母乳を飲ませようとする姿や、我が子を探すペットの姿に、胸を痛める方もいらっしゃることでしょう。
難産により死産を経た母親は、心身ともに大きな疲労を抱えています。
出産後は獣医の指示に従って、母体と赤ちゃんたちのために栄養価の高いフードを与え、母親にはより一層の愛情を注いであげてください。
また、ペットの子育てが落ち着いてからで構いません。
ご家族様はどうぞ死産・流産を回避するための知識を深めて、予防に努めていただければと思います。
ペットの死産・流産予防の方法1「出産時期の予測と心構え」
ペットの妊娠から出産までの期間はどれぐらいかご存知ですか?
ちなみに、放し飼いや屋外飼育、多頭飼いのペットにおいては、飼い主が妊娠に気付かないまま出産を迎えるケースもあるようです。
犬・猫:約2ヶ月
ウサギ:約1ヶ月
フェレット:約1.5ヶ月
ハムスター:約2~3週間
インコ:産卵から孵化まで約20日
初めて知識を得た方は驚かれると思いますが、ペットの妊娠から出産までの期間は非常に短いです。
犬や猫などのペットはエコー検査で簡単に確認することができるので、妊娠の可能性がある場合は動物病院で検診を行ってください。
妊娠期間中は栄養価の高いフードが必要となります。
感染症のリスクや、不意な衝撃を避けられる安全な環境づくりも大切です。
また、妊娠の早期発見ができるよう、普段から体重管理を行って、胸や下腹部の状態を知っておきましょう。
更に、ペットの出産直前においては、明らかに普段とは異なる兆候を垣間見ることができます。
時に人の手助けが必要な出産もありますので、あらかじめ獣医に相談したり事前に対策を調べて、母体と赤ちゃんを守る努力に取り組んでください。
ペットの死産・流産の予防方法2「去勢手術・避妊手術」
犬の発情期の妊娠の確率は非常に高く、猫においてはほぼ100%ともいわれています。
繰り返す流産や死産は母体の心身に、大きな影響を及ぼします。
さらに、不本意なペットの出産については、去勢や避妊など妊娠を避けるための対策を怠った飼い主の責任でしょう。
ご参考までに、2020年6月1日に施行された『動物愛護管理法(環境省)』では、犬・猫の繁殖について以下のように定められています。
犬及び猫の繁殖制限の義務化(第37条)
犬又は猫の所有者は、これらの動物がみだりに繁殖して適正飼養が困難となるようなおそれがあると認める場合には、所要の措置を講じなければならないこととする。
なお、動物病院での去勢手術や避妊手術における費用は、一般的に次のとおりです。
・オスの去勢手術:20,000円~30,000円程度(入院なし)
・メスの避妊手術:30,000円~50,000円程度(1泊入院)
費用は、病院のほか、ペットの個体差によっても異なるため、あらかじめ確認することをお勧めします。
犬・猫の去勢・避妊費用が、地域の市区町村から補助されることもあります。
望まない妊娠を起こさないために、飼い主としての責任を考えていきましょう。
まとめ
愛しい我が子であるペットの出産を待ちわびていたご家族にとって、死産や産まれて間もない赤ちゃんの命が失われた哀しみは計り知れません。
しかし、どうぞご安心ください。
しっかりとしたペット火葬業者選びさえ行えば、どんなに小さな赤ちゃんであっても火葬し、遺骨の埋葬・納骨、ご満足いただける供養を行っていただけます。
教えてもらった命の尊さ。
絆を育みながら、大切なペットにより一層の愛情を注いでいただければと思います。
そして、ペットにとって望まない妊娠をさせないよう、「飼い主の責任」として、予防方法についてしっかりと考える機会を作っていただければ幸いです。
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