目次
人間と共に生きるペットちゃんたちは、愛情を注がれて幸せに過ごしていると思います。
医療技術の進歩や動物愛護の考えが広まった事により、天寿を全うするペットちゃん達。
ここではペットちゃんの保険やお別れの時にお棺などを準備するのか、飼い主に何かあった時にはどうするのかをお話致します。
ペットの保険について
ペットの保険って割高だし、うちのペットは健康そうだしウチは加入しなくても大丈夫!と思っている方も少なくないと思います。
ただし、ペットちゃんに何かあった時の為に月数千円のペット医療費用貯金ができるなら、その選択もあります。
と、いうのもご存じの通り動物には人間と同じような国民保険や健康保険はありません。
その為、ペットの保険が無い場合は通院や手術などで数千円から数十万円の費用が掛かる事があるからです。
その上で保険に入るか入らないかをメリット、デメリットでまとめますのでご参考になれば幸いです。
メリット
ペットちゃんの種類や年齢によって変わりますが、月に700円から5,000円程度を支払う事でペットちゃんの通院、入院や手術費用の負担が減ります。
犬や猫などが人や持ち物、他の飼い主のペットに怪我をさせた場合でも補償してくれる場合があります。
オンラインで獣医師に相談できるサポートを掲げている保険会社もあるので、病気の早期発見にも繋がります。
飼い主の住所と氏名、電話番号が印字された可愛い迷子札を作ってくれる保険会社もあります。
デメリット
現時点ではワクチン接種や、避妊、去勢手術には保険が適用されない事が多いようです。
人と違ってペットちゃんが亡くなった場合、死亡保障はありませんが特約でお見舞い金や給付金が出る保険もあります。
保険の掛け金はほとんどが掛け捨てになりますが、若干の払戻金制度を設けている会社もあるようです。
保険加入時にペットちゃんが高齢だった場合、加入年齢が決められている事や、補償内容を増やすとどうしても保険料は高額になる事が多のです。
解約時の手続きを書類でのみ受け付けていて若干の、時間と労力が必要な場合があります。
ペットちゃんは若い年齢の方が怪我が多い傾向にあり、治療の為に病院に連れて行くと病気が見つかる事もあります。
その為、保険に未加入の場合は積み重なっていくとどうしても高額な治療費を支払う事になります。
治療費の事が負担で病院に行けない・・・そんなこともきっとあると思います。
万が一の備えとして、またペットちゃんとより良き時間を過ごす為にペットの保険がありますので、メリット・デメリットをよく考えた上で加入するかどうかの参考になれば幸いです。
尚、余談ですが2022年6月から義務化されたペット用マイクロチップを装着しているペットちゃんは保険料の割引が適用されることがあります。
愛情を込めたグルーミングでペットの不調がわかる?
ペットちゃんとのスキンシップとして適度にグルーミングをしましょう。
ペットちゃんを撫でてあげる事で人間とペットちゃんの両方にオキシトシンホルモンが分泌され、自然治癒力の向上にも繋がります。
犬や猫、インコなどの鳥類も嫌がらないのであれば、撫でてあげる事で皮膚疾患や腫瘍、ノミやダニなどの発見例が幾つもあります。
特に犬や猫の長毛種は毛を胃の中に取り込みやすいので健康の為に毎日適度なブラッシングをしてあげてください。
但し、やりすぎると肌を傷めたりしてしまう事があるので注意しましょう。
また、被毛を持つペットちゃんの毛艶が悪い時はタウリンやビタミンなど様々な栄養素が入ったペットフードやサプリメントもありますのでかかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。
ペットの調子が悪そう。考えたくは無いけどもしかして……。
毎日のグルーミングやお世話をしていてもペットちゃんの調子がおかしい時はあります。そんな時はまず、獣医さんに相談しましょう。勿論、納得がいかない時や獣医さんとの相性もありますのでセカンドオピニオンも選択肢の一つです。
また、ペットちゃんが不調な時は会社に連絡をすると有給休暇やペット休暇が取得できる会社も増えていますので、相談してみましょう。
最近は深夜診療や時間外診療を受け付けている動物病院もあるので仕事や会社が終わってから行くことも可能です。
もし、手を尽くしても助けられない場合は、慌てずペットちゃんが静かに安らげる場所を作ってあげましょう。
ペット火葬業者に前もって連絡を入れる事も大切です。
「まだ生きているのに!」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ペットちゃんが亡くなってしまってから火葬業者を選び、連絡するのは精神的なショックが大きく難しい場合があります。そこで火葬業者にあらかじめ連絡を入れておくことで、適格なサポートが受けられる場合があります。
お棺や遺影の準備について
ペットちゃんの火葬を悔いなく行えるように、お棺や遺影の準備を大きな物音に注意して準備しましょう。
勿論大切なペットちゃんは命の灯を燃やして懸命に生きようとしている筈ですので、静かな場所で安らげるように温かく見守ってあげましょうね。
愛するペットちゃんが亡くなった時にやってあげるべき事、やってはいけない事はこちらのサイトが参考になります。
ペットちゃんに棺や遺影は必要か、とそういった疑問が散見されます。家族の一員として一緒の時間を過ごしてきた存在ですから人間と同じように弔ってあげたいと感じるのは当然だと思います。
棺や遺影を用意する事でペットロスを軽減する事にもなりますし、愛するペットちゃんが美しい姿で旅立てるお手伝いができます。
愛ペットではお棺や遺影を使ったメモリアルグッズなども通販で取り扱っておりますので、ご参考になれば幸いです。
https://ipetshop.stores.jp/
ペットちゃんを旅立った先で見守ってくださる仏様は?
宗派によって所説ありますが、馬頭(バトウ)観音様と地蔵菩薩様がペットちゃんを見守ってくださるといわれています。前者は、あらゆる動物を救うとされ、後者は大きな慈悲の力で全てを見守っているそうです。
飼い主にもしもの事があった場合は?
現代を生きるペットちゃんですが、昔と比べると環境が変わり、飼い主と一緒に過ごせる時間も増えています。
しかし、飼い主にもしもの事があった場合どうするか迷っていらっしゃる方も多いようです。
その場合、ペット信託や贈与契約という方法があります。
財産の一部を信託契約として信用できる方に預けて、そこからペットちゃんが安心して暮らせるように費用を出してもらう形になります。
信託契約の場合はペットちゃんの為にしか預けたお金は使えないので安心です。贈与契約はペットちゃんの面倒を見てもらう代わりに相手に財産を遺す方法です。
残念ながら、日本ではペットちゃんに遺産を遺す事はできませんが、アメリカでペットちゃんに遺産相続ができた例もあります。
飼い主が高齢になってしまった、あるいは何らかの障碍を負ってしまった時、ペットちゃんを手放さなければならなくなってしまった。そういう時は犬、猫であればペット共生型のグループホームもあります。
最後に、ペットちゃんが幸せである事は飼い主の幸せにも繋がります。いつまでも共に過ごせるように家族同然のペットちゃんに惜しみなく愛情を注いであげて下さいね。
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