ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?

大切な家族のハムスターちゃんが亡くなったら「遺体はどうすればいいの?」「ハムスターは体が、小さいから火葬はしなくて土葬でも大丈夫?」「ハムスターも供養するべきなの?」と悩まれていませんか。
ハムスターちゃんは犬ちゃんや猫ちゃんと比べると寿命は短く【平均寿命2~3年】体も小さいですが、ご家族様にとっては大切な家族の一員です。
ここでは、ハムスターちゃんが亡くなってしまった時どうすればいいのか火葬か土葬どちらにするべきか悩まれていませんか。ここでは供養方法などを、ご説明いたします。

亡くなっているかを確認すること

②亡くなっているかを確認すること ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
ハムスターちゃんは冬眠する動物ではございませんが冬季に注意が必要です。
気温が低くなりますと疑似冬眠してしまい亡くなってしまったと思い込み火葬や埋葬をしてしまうケースもあります。
先は、疑似冬眠していないかを確認して亡くなったか確認をします。
分からない方は病院に診てもらい確認することをお勧めします。
ここでは、疑似冬眠しているのかの確認方法と疑似冬眠からの起こし方などをご紹介いたします。

【疑似冬眠とは】

熊や野生のリスなどは、餌がない冬は餓死状態を乗り越えるため冬眠をしますが、ハムスターちゃんは冬眠をする機能がないため疑似冬眠してしまいます。
気温10度以下になると動きが鈍くなり更に、5度以下になると疑似冬眠に入り、亡くなってしまう可能性があります。

疑似冬眠の見分け方

◦体に、かすかに温かみがある
◦体に弾力が残っている
◦目も口も開いていない
◦毛並みが整っている
◦かすかに胸が上下しているように感じる

この状態であれば疑似冬眠の可能性があります回復の兆しもあります。

【対処方法】

気電毛布やカイロをタオルでまいてから、そっとハムスターちゃんを包んであげましょう。
ゆっくり2~3時間かけて温めてあげてください。
手のひらを使っても大丈夫です30分ほど温めてあげると起きることもあります。
ハムスターちゃんが目覚めたら、蜂蜜を溶いたぬるま湯やミルクや糖分補給をしてあげましょう。
エネルギーの回復をして引き続き、ゆっくり温めてあげることも忘れないようにしてください。
慌てて、ドライヤーやストーブなどで温めるとハムスターちゃんの体に負担がかかり蘇生が出来なくなりますので注意が必要です。
◦蘇生のタイムリミットは1時間以内
◦ハムスターは冬眠しない
◦低体温症になると疑似冬眠にかかる可能性があること
ハムスターちゃんは20~25度を維持しながら環境作りをして冬場を一緒に乗り越えてあげてください。

ご遺体の安置方法

③ご遺体の安置方法 ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
疑似冬眠や病気でハムスターちゃんが亡くなってしまい安置方法が分からない方もいらっしゃるかと思います。
ご葬儀の時まで小さなハムスターちゃんも、ご自宅で安置することができます。
ここでは、安置方法を4つご紹介いたします。
① 小さな箱を準備してあげる
【ハムスターちゃんの体に合わせたサイズ】
② 箱の底に新聞を敷く
③ガーゼかタオルで保冷剤を巻いて置く
【ご遺体の腐敗を遅らせることが大切です。気温が高い夏季は、ご遺体を納めた箱を袋に入れて匂いが漏れないようにしてから冷蔵庫や冷凍庫に安置してあげてください。】
④花やオヤツを準備してあげる
【花を、準備してお飾りします。オヤツはラップに包んであげましょう。】
ハムスターちゃんの、お体をタオルなどで優しく拭いて綺麗にして用意した箱の中に新聞やペットシーツ等を敷き、ご遺体を納めガーゼやタオルなどで包んだ保冷剤を顔や、お腹にあててあげましょう。
ハムスターちゃんのお体の周りに花やオヤツをお飾りして安置しますが、2~3日以内に火葬や土葬を執り行ってあげましょう。

火葬と土葬【メリット.デメリット】

④火葬と土葬【メリット.デメリット】 ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
大切な家族の一員のハムスターちゃん。心を込めてお見送りをしてあげたいですよね。
でも、火葬か土葬かを迷われるご家族様もいらっしゃるかと思います。
ここでは、火葬と土葬のメリット.デメリットをご紹介します。

1.火葬

⑤1.火葬 ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
火葬には一般的に3種類あります。
一任合同火葬.一任個別火葬.立会個別火葬になります。
火葬後の遺骨を自宅供養やペット霊園で納骨をして供養することができます。
小さくても大切な家族の一員だからこそしっかりと供養ができます。
斎場にご来園されての火葬や訪問火葬を選ばれるご家族様も増えています。

メリット.

土葬との違いは、私たち人と同じように葬儀式や火葬を執り行えます。
しっかりと、お見送りができます。
火葬した遺骨には、ほとんど匂いがありません。

一任合同火葬
お見送り後セレモニースタッフにより、合同火葬.収骨.合同納骨を、お任せするプランになります

一任個別火葬 お見送り後セレモニースタッフにより、個別火葬.収骨.萬霊塔にて1ヵ月間、遺骨を安置してから合同納骨をするプランになります。【合同納骨か個別納骨が選べます】
【※個別納骨には納骨棚の契約が必要です費用が別途】

立会個別火葬 お見送りからご火葬、収骨までご家族様お立会い個別で執り行えるプランです。
【ご自宅供養.納骨堂に納骨できます。費用は別途】
最期まで、お見送りができ、供養することができます。

 

一任合同火葬

 

お見送り後セレモニースタッフにより、合同火葬.収骨.合同納骨を、お任せするプランになります

 

一任個別火葬

お見送り後セレモニースタッフにより、個別火葬.収骨.萬霊塔にて1ヵ月間、遺骨を安置してから合同納骨をするプランになります。【合同納骨か個別納骨が選べます】

【※個別納骨には納骨棚の契約が必要です費用が別途】

 

立会個別火葬

お見送りからご火葬、収骨までご家族様お立会い個別で執り行えるプランです。

【ご自宅供養.納骨堂に納骨できます。費用は別途】

 

デメリット.

移動火葬車での火葬は近所の配慮が必要になります。
ご家族様で、しっかり話し合いをして後悔がないように見送ってあげるのが大切かと思います。

2. 土葬

⑥2. 土葬 ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
土葬はハムスターちゃんのご遺体を土に納めることを言います。「自然に還してあげたい」と思われているご家族様に選ばれています。

メリット.

自宅の庭に遺体を、そのままの姿で埋葬ができ火葬との違いは費用です。
火葬と違い費用は抑えることができ自宅の庭に埋葬してあげることができます。

デメリット.

土葬を執り行えるのは私有地のみになります。公園などで埋葬しますと法律で罰せられます。
体の小さなハムスターちゃんでも土に還るまで何十年もかかりますし、カラスなどに野生動物に掘り起こされる恐れもありますので埋葬する際には、庭に穴を掘り穴の中を小石などで周りを敷いてからハムスターちゃんの遺体を納めます。
さらに、ご遺体を納めた箱の上に石などで重りをして埋葬をしなければなりません。
引っ越しする際は埋葬したハムスターちゃんを掘り起こすことになります。
埋葬後の異臭の問題がないように管理を続けなくてはなりません。

小さな子も供養

⑦小さな子も供養 ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
ハムスターやインコ・トカゲ.ウサギちゃん小さな子たちも大切な家族の一員です。
火葬、土葬後に供養してあげたいけど・・・どんな供養方法があるのか分からず悩みますよね。
ここでは、5つご紹介します。

①遺骨を自宅で供養する

【火葬業者に火葬を依頼し遺骨を骨壺に納め自宅で供養する事ができます。仏壇に遺影と一緒にお飾りして供養することができます】

②霊園の供養塔に合祀する

【火葬後、霊園に併設されている供養塔に納骨します。合祀とはペットちゃんの遺骨を骨壺から取り出してからの納骨になりますので他のペットちゃん達と一緒に眠ることになります】

③納骨堂の納骨棚に納骨する

【遺骨を、どうするか決めていない自宅に持ち帰れない事情がある場合ペット霊園には納骨堂あります。棚やロッカー型のスペースがあり個別で納骨する事ができます】

⑤自宅の庭にお墓を作る

【小さなハムスターちゃんやインコ・トカゲ.ウサギなどを火葬しないで自宅の庭に埋葬して、お墓を作れますがご近所トラブルにならないようにマナーが必要になります】

「いつも、身近に感じていたい」と言うご家族様には、お手元供養
になります。「私たち人と同じように供養してあげたい」と思われているご家族様には霊園での供養になりますが、ご家族様で話し合いして最適な供養方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

後悔しないために【最後に】

⑧後悔しないために【最後に】 ハムスターがなくなったら土葬でもいい?火葬しないといけない?
体の小さなハムスターちゃん。
火葬しないといけないの?自宅の庭で土葬してはいけないの?火葬、土葬のメリット.デメリットは人それぞれ違います。
小さくても大きな存在で大切な家族の一員のハムスターちゃんです。
後悔しないために今一度、火葬、土葬のメリット.デメリットも考えながら、ご家族様で話し合いして、しっかりハムスターちゃんをご供養してあげましょう。

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沼波恵美
自分自身も大好きなペットに囲まれて過ごしていますが、その気持ち、愛情をもって葬儀、お見送りのお手伝いをさせて頂きます。
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