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私たち人と同じようにペットちゃんにも感染症は存在します。もし、ペットちゃんが感染症で亡くなった時にペット霊園で火葬を、お願い出来るのかと悩まれていませんか。ここでは感染症で亡くなってしまったペットちゃんに何をしてあげればいいのか火葬は出来るのかをご紹介します。
感染症で亡くなったときの安置方法
ペットちゃんの体を綺麗にしてあげる
感染症には私たち人と同じようにペットちゃんにも同じ症状が現れます。鼻水、目ヤニなど症状して現れる事があります。感染症で亡くなったペットちゃんの体を安置する際に綺麗にしてあげることが大切です。ワンちゃん猫ちゃんウサギちゃんといった子たちは体を洗う事もできますが小さなハムスターちゃんインコちゃんの場合はぬるま湯で濡らし軽く絞ったタオルやガーゼで撫でる様にして拭いてあげましょう。その後に優しくドライヤーで乾かしてあげてください。綺麗になるとペットちゃんたちも気持ちが良くて嬉しいはずです。一生懸命頑張ったペットちゃんにご家族からしてあげられるお世話の一つです。
多頭飼いの場合はペットちゃんたちが居ない場所へ
保護された子をいえに子達とは、直ぐに合わせませんよね?理由としては自然の中で生きていた子の中にはノミ・ダニはもちろんですが、感染症にかかっている可能性があるからです。それは、感染症で亡くなったペットちゃんに対しても同じことです。
普段、他のペットちゃんがいるお部屋から離れた所に部屋がありましたら、そちらに隔離をして下さい。
こうする事によって他のペットちゃんに感染してしまうリスクが低くなります。
ただ、低くなるだけですので隔離すれば安全というわけではありません。亡くなったペットちゃんに触った後は必ずご自分の手を洗い、ご家族様が着ている服は着替えてください。そうする事で他のペットちゃん達に感染するリスクはさらに低くなります。
ペットちゃんの安置の際にする事
ペットちゃんの体を安置する際に日ごろから愛用していたベットもしくは体のサイズに合った段ボールを用意し、清潔な布を体の下に敷いて下さい。また、体を冷やす場合は自宅にある保冷剤または、氷枕を布で巻いてもらい、お腹と首元を重点的に冷やしてあげて下さい。もし、ご自宅に保冷剤、氷枕が無い場合は、コンビニにもある氷を購入して頂き、その氷を布で巻いて頂ければそれでもお体を冷やしてあげられます。極小の子達の場合は、冷蔵庫に冷安する事も出来ます。ただ、冷蔵庫に居れるのが辛い場合は、保冷剤などで下に敷くだけでも大丈夫ですので無理をしないで下さい。
ペット火葬業者に事前に伝える
感染症で亡くなったペットちゃんの体の中には感染症の原因である菌がまだ潜んでいる可能性があります。事前に「感染症で亡くなった」事を伝えましょう。もし、伝えなかった場合、火葬業者の中には、対応が終るとそのまま連続で他のご家族の対応をする場合があり、もしそこのご家族が多頭飼育をしており、その際に感染症で亡くなった子の体を触った手でその子に触ってしまったら取り返しのつかない事になってしまいます。火葬業者の方に連絡をする際は必ずペットちゃんが亡くなられた原因が感染症だという事を伝えて下さい。それが飼い主様にとっての義務の一つです。
ペットちゃんを守るためにも予防を
感染症にかかった後の事を記入しましたがそもそも感染しない様にする為の飼い主様が注意すべき事を記します。
ご家族様の義務の一つである予防注射は必ず受けましょう。狂犬病はもちろん、ノミ・ダニ、蚊が原因で発症するフィラリアなどは身近にある病気の元です。
私たち人も同じように予防接種することで病気になるリスクは低くなりますよね。注射だけでなく、今では食べられる予防薬もありペットちゃんの予防の方法は多種多様になっています。
『予防接種』は感染症を完全に防げれるわけではありません。ご家族様が出来る予防策には予防接種と感染症リスクの高い場所には行かないように気を付けてあげることです。
散歩中に気お付けたいこと
ワンちゃん猫ちゃんを散歩している時に、よく見せる仕草に他のワンちゃん猫ちゃんがマーキングしたあとの臭いをかいでいませんか。じつは、この行為は危険なものになります。臭いをかぐという行為は鼻や口から菌を吸込み体内に入れてしまう事になります。万が一、他のワンちゃん猫ちゃんが感染症にかかっていたら・・・ペットちゃんにうつってしまう可能性があります。そのためには、他のワンちゃん猫ちゃんの排泄物を見つけたら近寄らない様にしてあげましょう。大切なペットちゃんを守る事もご家族様の義務の一つではなでしょうか。
病院の先生に相談する
ペットちゃんの様子がいつもと違う、又は、違和感があると思ったら動物病院の先生に相談しましょう。大事なペットちゃんの普段の様子と違う事に気付く事は良い事です。もし不安になりましたら、行きつけの病院に電話でも良いので掛けてみて下さい。
相談する事によって飼い主様自身の不安が取り除けます。
感染させない様、こまめな管理をしましょう
ここでは感染症で亡くなったペットちゃんの安置方法や感染症の予防についてお話ししてきましたが「感染しても薬があるか」「うちの子は予防してるから大丈夫」と安心してはいけません。
ペットちゃんを守るためにも適切な予防や対策を行って感染症から大切なペットちゃんを守ってあげましょう。
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