大切な家族の急な旅立ち、別れが突然やってきてどうすれば良いか分からない。
ほとんどの皆様がそうだと思います。
動揺もしますし気持ちの整理がつかない・・・それは当然の事だと思います。
知人から、ペットが亡くなった時に火葬をしたというような話を聞いたことはあるけれど、実際に、何から準備すれば良いかまったく分からない。
もちろん、検索をすればペット霊園や火葬業者のホームページなど情報は簡単に見ることができますし、また、そこへ問い合わせをすれば専門の人が色々と丁寧に教えてくれる事でしょう。
でも、ホームページに書いてある通りに安置ができるのか?その方法は?葬儀?のプランもいろいろあると聞いたけれど、オプション?もあるの?そもそもオプションとは何?疑問が多くて不安になるのでないでしょうか。
もちろん、オプションと聞いて違和感がある方もおられるのではないでしょうか?
葬儀はそもそも何をするの?【火葬する】にオプションがあるの?
料金は一律?ではないの?
ここでは、その点ポイントに、皆様の不安を少しでも解消できるように、ペット葬儀、火葬、に付帯するオプションについてお話してみようと思います。
ペット葬儀・火葬のオプションについて
【葬儀・火葬】
経験のある方は概ね、どの様な流れで人の場合の葬儀がどのように進行するのか大体はお分かりかと思います。
「お通夜、葬儀、告別式、火葬、初七日法要、精進落とし(お食事)」
一般的には、この様な流れで一日の葬儀が進みます。
ペットの火葬や葬儀の場合は、必ずしもそう決まっているのではなく、概ね飼主様の意向によって葬儀の内容を選ぶことが主流となっていて選択することが出来ます。
読経お通夜、葬儀、、火葬のプラン、お花の準備、遺影の準備、お骨上げはするのか、お骨は納骨するのか、返骨してもらうのか。ペット用仏具の購入など・・・
これらをご自身(ご家族)の考えに沿って取捨選択することが出来ます。
つまり、基本の火葬にプラス、必ず返骨又は、納骨をする、が選択できてこれが基本の
プランと言います。
それ以外の葬儀、それに付随する物品などなどの追加をする事をオプションと言います。
火葬以外の、「読経葬儀(僧侶、お坊さんの手配しお葬式をすること)」
「葬儀用または、供えのお花の準備」「遺影の準備」「お骨上げの有無」「お線香やろうそくなどその後の供養の仏具」「送迎」といったものが主になるでしょう。
基本の火葬プラン、「火葬をしてお骨上げをしてお骨を自宅へ持って帰る」だけをご希望ならばいわゆるオプションは含まれないシンプルなお見送りプランとなります。
お骨上げも希望されない、遺骨を持って帰らなくてよいという方は、一任火葬というセレモニーのスタッフに火葬・納骨をすべてお任せする火葬のプランもあります。
ペット霊園によっては、お坊さんの読経葬儀がプランに含まれている葬儀セットプランなどもあり、供えのお花をサービスでお付けしている霊園もあります。
※当社の保持している愛ペットセレモニー尼崎なども、供えのお花をどのプランにも必ずお付けしております。
また、骨壺(2寸)のサイズが固定で決まっていて、すべてお骨が入らない骨壺のサイズの為一部の遺骨しか持って帰れない・・・など
霊園、斎場によって、さまざまなプランが展開しているとをご理解ください。プラン内容様々で、基本的なプランであってもそれにどの様なサービス内容が含まれていて、オプションはどのようなものがあるのか?は事前にお調べされた方が良いと思います。
実際に見学に行く、電話の問い合わせをして詳しく内容を確認する事が必要でしょう。
〈オプション様々なプラン内容〉
【安置】
葬儀・火葬を考えていても、その葬儀の日までペットの遺体をどのように安置したら良いか分からない。
保冷剤で大丈夫?ドライアイスが必要なのか?
それは、季節やペットの状態によって対応が変わってくるので、説明が難しい事ですが
当霊園愛ペットグループの施設では「エンゼルケア」(遺体安置、沐浴サービス)というプランがあります。(兵庫県・岐阜県対応)
ペットの身体にケアを施し、斎場の遺体安置室で最大5日間、お身体をお預かりするし、沐浴のサービスが付いております。ご自宅でもドライアイスが手配できれば長期間の安置が出来ますが、ドライアイスはどこでも販売している訳ではありません。
まずは、葬儀を考えている葬儀社さんに相談してみると良いのですが、安置にお困りでしたら安置に適した棺セットやエンゼルケアサービス(遺体安置、沐浴サービス)を対応している愛ペットグループまでご相談ください。
【供えのお花】
火葬、葬儀にお花は欠かせませんね。
ご遺体を飾るものとして、特にペットちゃんの場合は色鮮やかな明るい色の綺麗なお花で飾ってあげると、ペットも可愛らしく安置できて気持ちの込もった出棺のお姿になります。
是非お花のご準備をお勧めいたします。
しかし、お花を準備するとなると意外とどこで販売しているか分からない事もあります。
お花の宅配便という方法もありますが、火葬・葬儀の日に間に合わない場合に困りますから、事前にお花屋さんの場所は調べておくと良いでしょう。
また、霊園によってはお花を手配してくれる場合もありますし、アレンジのお花を組んで祭壇に飾りやすいようにお花を準備してくれる霊園もあります。
【遺影】
可愛いペット、生前はスマホやデジカメでお姿を撮影することが多いですよね。
葬儀の際、祭壇にその遺影の写真を飾る、それはどの霊園もほとんど対応されているかと思います、ですが現像、印刷はどうするの?と思いますよね。
例えば、ご自宅でプリンターがある、近くの家電店で印刷、
カメラ専門店の印刷サービスが近くにあれば良いですが、そうでない場合は?
例えば、コンビニのセブンイレブンではアプリをインストールすれば簡単にコピー機でスマホの写真を印刷することが出来ます。そのようなことができるとはいえなかなか馴染めないサービスかと思います。
当霊園、愛ペットグループの施設では、遺影サービスとしてA4の大きさで写真を印刷するサービス(有料)もしており、L版のサイズであればサービスでご準備もしております。この様に霊園によっては遺影の準備もお手伝いしてくれるサービもありますのでお問い合わせてみても良いと思います。
【足型や遺毛を残す】
とても可愛い愛くるしい姿のペットが亡くなると、火葬もせずそのままのお姿で安置しておきたくなりますよね。
でも火葬をしないといけない、それは理解している。
その様な気持ちの葛藤の中で、ペットの毛や足型を形見として残そうと考えられた方が多くおられます。
実際に足型を残すキットなどは販売されています。
愛ペットの霊園に来られる方でもご自宅ですべて残されてから来られる方もおられます。
しかし、毛を切るにも毛切りハサミは?足型がうまく取れない・・・
などとお悩みの方も多いので、当霊園ではペットの毛を残すサービス(ぺトラップ)も対応していますし、足形を残すサービス(モニュメント遺影)も対応しています。
まとめ
大切な家族、ペットが亡くなると冷静にペットの死と向き合うことが難しくなります。
そのため、ペット葬儀、火葬は固定の流れで進むものではなく、飼い主様の意向をしっかりと反映することが出来る反面、斎場の情報やオプションのことなど考えて準備をしていないと後から、こうすれば良かった・・・と後悔することもあり得ます。
終活とも言いますが、ペットの最期をどの様にしてあげたいか、考えたくないではなく、後悔のないように葬儀のオプションについても調べて考えておくことをお勧めいたします。
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