アニメ、「フランダースの犬」でよく知られるようになった大型犬のセントバーナード犬。
パトラッシュという名前を聞けば、多くの方がその犬のことを思い出すのではないでしょうか。心温まるストーリーと切ない最終回で有名なアニメですよね。

パトラッシュは大型犬

「フランダースの犬」がきっかけで大型犬を飼おうと思われた方もおられるかと思いますが、そのパトラッシュの犬種はセントバーナードという救助犬の一種で大型犬の中でも特に大きな身体になります。
その体重は50kgから大きいと100kgにもなるとか。

大型犬は火葬出来る?

現在、大型犬のペットを飼われる方は少なくなってきましたが、それでもセントバーナードを愛好されている方もおられて亡くなった際の葬儀、そもそも火葬が出来るのか分からず不安に思われている方も多くおられるのではないかと思います。
その様に言うのも、ペット火葬の会社が保有している火葬設備は、どのような大きさのペットでも対応できるわけではなく、概ねゴールデンレトリーバーの様な中大型犬までか小型犬まで、という設備の会社が多くなってくると思います。

そもそも、ペットは小型犬や猫、小動物が主流になってきたので、需要の少ない大型犬の火葬のために特別大型な火葬設備を設置するのは非常に費用が掛かり経営的に設備の維持が難しいこともあり、全国的にみて超大型犬の対応可能な霊園は非常に少ないのが現状です。
(適切な火力でないと遺骨が綺麗に残らないこともあり、一つの設備で小動物から大型犬の火葬をカバーできないことも理由としてあります)

大型犬に対応出来るペット霊園

それでも全国には大型犬の火葬が可能なペット霊園もありますのでご紹介をさせていただきます。

北海道 道南ペット霊園函館(七飯町)
東北 みちのく動物霊園(仙台市)
関東 宗教法人・慈恵院(東京都)
北陸 愛葬社(金沢市)
関西 愛ペットメモリアルパーク加茂(木津川市) ※ 愛ペットグループ
中国 ペットセレモ星結の丘(三原市)
九州 秋光の園(久留米市)

※ペット霊園によっては対応が40kg程度までのこともあります。事前にお問い合わせください。

大型犬の遺骨について

後、セントバーナードの様な大型犬の場合は、遺骨をどの様に供養するのかも重要なことになってきます。
その様に言うのも、ペットの遺骨を納める骨壺ですが、こちらも大きさに限りがあり、例えば全骨を「一つの骨壺に納める」ということは、相応の大きさの骨壺が必要になり、ペット火葬の会社によっては全骨返骨や全骨個別納骨の対応していないこともあります。
その様な場合は、一部のお骨、喉仏を本骨として残骨を合祀墓で永代供養するなどの対応もペット霊園は提案をしてくれると思いますので、それぞれ飼い主様のお考えと、火葬や供養をする会社、環境で色々と相談をして考えてみても良いでしょう。

最後に

一つ言えるのは命あるもの必ず最期を迎えます。
自分のペットの最期に顔を背けず可愛い我が子だからこそ、しっかりと終活、特に大型犬の場合は亡くなった後の対処が大変ですので、事前に火葬や供養の方法を調べてノートにすることが大事ですよね。

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中田忍
2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター