【ペットのお骨】合同火葬って何?なんで返骨はできないの?

ペットが亡くなったら、どのように対応すれば良いかご存じでしょうか?
ネット検索したり、かかりつけの動物病院に問い合わせるというご家族様も多いかもしれません。
実は、ペットも火葬して供養するのが一般的です。
そこで今回は、ペットを火葬する方法の一つ「合同火葬」について、そもそもペット火葬場って?というところから、火葬の他の方法なども合わせて解説していきます。
合同火葬では返骨できない理由も記載しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ペット火葬場って何をするところ?

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ペットのご遺体を火葬・供養する

ペット火葬場には、民間業者の施設と自治体が管理する公営の施設があります。
どちらも施設内の火葬炉でペットのご遺体を火葬しています。
民間の業者には、火葬前に葬儀式などのお別れセレモニーや、火葬後の供養も合わせて行っているところが多いですが、公営の施設は火葬がメインで、葬儀式や供養などはあまり行われていないようです。
最近では、ペットを手厚く葬りたいと考えるご家族様が増えてきていることから、民間のペット火葬業者では葬儀や供養の選択肢の幅を広げ、多様なニーズに応えられるようにしています。

保護動物などを火葬するケースも

ペット火葬場は、交通事故・病気などで死亡した動物や野犬・野良猫、保護犬・猫などを火葬することもあります。
自治体などから委託される業者もありますが、企業方針や社会貢献の一環として行っている業者や、火葬だけでなく、犬や猫の保護活動自体を行っているケースもあるようです。気になる場合は、ホームページやSNSなどで事業内容を見てみると良いでしょう。

ペットの火葬ってどんな種類があるの?

 【ペットのお骨】合同火葬って何?なんで返骨はできないの?

合同火葬

他のペットのご遺体を一緒に火葬する方法です。
愛ペットグループでは、施設内でご葬儀後、ご遺体をお預かりして3日以内に他のペットのご遺体と一緒に火葬します。火葬の日時指定や、火葬時のお立合いはお受けしていません。
合同火葬では他のペットのご遺骨が混ざるため、個別にお骨上げやご返骨を行っていただくことはできず、火葬後はスタッフが合同納骨します。

愛ペットグループの合同火葬についてはこちら。
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/cremate/congruence/

公営の施設では、施設ごとに制度が異なっています。いつ、どのように火葬されるかは、該当する市町村の保健所などに問い合わせて確認するのがベストです。

個別火葬

ご家族様のペットのご遺体だけを個別に火葬する方法です。特徴としては、火葬後にペットのご遺骨を残せると言うことでしょう。
愛ペットグループでは、ご葬儀後、火葬のお立合いとお骨上げなどが出来る「個別立会い火葬」と、火葬後はスタッフがお骨上げと納骨を行う「個別一任火葬」があります。
個別火葬の場合は、火葬日時のご予約が必要なため、タイミングによっては数日程度お待ちいただく場合があります。

愛ペットグループの個別立会い火葬についてはこちら。
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/cremate/send-off/

愛ペットグループの個別一任火葬についてはこちら。
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/cremate/entrust/

火葬方法とご供養の関係

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ペットが亡くなったら、どのように弔いたいと考えていますか?
人の場合は、お骨をお墓や納骨堂に納骨するのが一般的ですよね。ペットも同じようにしたいと考えるご家族様も多いと思います。
お墓や納骨堂などを個別にご用意される場合には、ペットのご遺骨を残す個別火葬を選択しましょう。
納骨しない樹木葬や、写真を使ったメモリアルグッズを作るということなら、合同火葬でも問題ありません。
火葬方法を選ぶときは、火葬後、ペットのご遺骨をどのように供養していきたいか考えて決めるのがポイントですよ。

ペット火葬の選び方

合同火葬でも個別にご葬儀式ができる

 【ペットのお骨】合同火葬って何?なんで返骨はできないの?
合同火葬だとペットのご遺体が適当に扱われるのでは、という不安を感じるご家族様もいらっしゃるかもしれません。
愛ペットグループでは、合同火葬でも、施設内のセレモニー場で個別にご葬儀式を行っていただくことができます。お花を供え、可愛らしいお姿でしっかりとお別れを行っていただけますよ。
他のペットのご遺体と一緒に火葬しますが、納骨も含めて作業はすべて社内資格に合格した専門スタッフが対応しています。

愛ペットグループの社内資格制度についてはこちら。
https://aipet-group.com/statussystem/

合同火葬は火葬のお立合い・お骨上げができない

合同火葬のデメリットは、火葬時にお立合いいただくことと、火葬後にお骨上げをすることができないということになります。
ご葬儀式が終わった後はご遺体をお預かりし、3日以内に火葬を行います。
お参りは翌々日以降になりますので、ご自宅でしっかりとお別れをしていただくのが良いかもしれません。

ご遺骨を残したいなら個別火葬

火葬後に残されたお骨を見て、亡くなったことを実感されるというご家族様もたくさんいらっしゃいます。
寂しさや悲しみが押し寄せてくるかもしれませんが、大切な家族が生き抜いたことを感じる瞬間かもしれませんね。
供養の方法に合わせて火葬を選ぶことも必要ですが、ご家族様の気持ちを一番に考えることが大切だと思います。
ご遺骨を残し、お骨上げを行いたいと感じる場合は個別火葬を選んでくださいね。

迷ったら個別火葬がおすすめ

火葬はやり直すことが出来ません。
もし迷っていたり強い希望がないなら、個別火葬をおすすめしています。
ご遺骨がお手元にあれば、亡くなってからも、ペットの存在を身近に感じることができます。ペットがいない日常で訪れる不安や寂しさを、和らげてくれることもありますよ。
後々ご遺骨のお取り扱いに悩まれたら、愛ペットグループで永年供養の合同納骨に切り替えていただくこともできますので、ご安心くださいね。

ご遺骨があればご供養の選択肢が広がる

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手元供養

ペットのご遺骨の全部または一部をご自宅で保管し、供養します。
ご遺骨の量に合わせて骨壺に入れ、お花やお線香を供えられるスペースを設ければ、ご家族様の心の拠り所になるでしょう。
手元供養の場合は、四十九日、三回忌、七回忌といった節目で納骨堂などへの納骨をおすすめしています。ペットの供養はもちろん、ご家族様のお気持ちにも区切りがつき、日常生活に戻る手助けにもなりますので、いずれどのように供養したいかも合わせて考えてみてくださいね。

メモリアルグッズでずっと一緒に

 【ペットのお骨】合同火葬って何?なんで返骨はできないの?
最近ではペットのご遺骨や毛、写真などを使ってメモリアルグッズを作ることができます。
身に着けられるペンダントやブローチ、写真を印刷したフレームやクッションなどたくさんの商品がありますよ。
おもにインターネットで販売されていますので、検索してみましょう。

個別納骨やお墓の建立

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ペット納骨堂に納骨したり、ペット霊園にお墓を建てたりするのもおすすめです。
納骨堂は、ペット火葬業者が管理していることが多く、納骨するスペースの広さや場所に合わせていろいろなプランが用意されています。
多くの場合、一年ごとの契約になっているので、お気持ちの整理がついたら合同納骨に切り替えて供養するということもできますよ。

愛ペットグループの納骨堂の一例紹介
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/cineration/1f/

お墓では、ご家族様も一緒に入れるタイプも登場しています。
ご家族様が亡くなってしまっても永代供養できますので安心ですよ。詳しくは愛ペットグループのホームページをご覧くださいね。

人と全てがつながる霊園 愛ふれあいガーデン奈良
https://kamo-reien.com/

火葬の違いを知って後悔しないようにしよう

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民間のペット火葬業者で行う火葬には、ご家族様のペットだけを火葬する個別火葬と、他のペットや動物を一緒に火葬する合同火葬があります。
この二つの大きな違いは、個別火葬でしかご遺骨を残せないという点です。
公営の火葬施設では個別火葬を行っていないところがほとんどなので、利用する前に問い合わせするようにしましょう。
どちらの火葬にするか悩むなら、個別火葬を選んでおくと安心です。
ご遺骨があれば、供養の選択肢が増えるだけでなく、ご家族様がペットとのお別れを受け入れやすくなるというメリットもありますよ。
迷ったときは愛ペットグループの専門のオペレーターに相談してみてくださいね。

愛ペットグループご相談窓口(メール、お電話とも365日24時間受付)
https://aipet-group.com/contact/

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岩下ちくわ
大学の農学部で人と動物の関わりについて学び、現在は2匹の元保護犬と暮らす、動物が大好きなライター・ペット栄養管理士です。 犬や猫を初め、動物との暮らしに役立つ情報を、分かりやすくお伝えしていきます。
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