ペットの火葬方法で訪問火葬というものを聞いたことがあるけど、「訪問火葬の火葬場所はどの様な場所なのか?」大事な家族を火葬する場所、気になって当然かと思います。

気になるけど知っている人もいない。その様な方に訪問火葬時の火葬場所についてご説明いたします。

訪問火葬とは

ペットの火葬方法、お見送りの方法で、「訪問火葬」という方法が世に広まってきてしばらく経ちました。

しかし、それを経験したこともなく聞いたこともない、そもそも訪問火葬がどのようなものか分からない、という方もまだまだ多いのではないでしょうか。

訪問火葬とは、ペットを火葬する設備が搭載された車両で、飼い主様のご自宅まで訪問、安全な場所で火葬をするというサービスになります。

搭載された設備はペット霊園等にある設備と同等の機能を有しているので、火葬能力が劣るということはありませんし、訪問火葬だからと言ってお骨上げが出来ないということはありません。

ペットを連れて外出できない・交通手段がない・足の不自由な家族がいる、日中は仕事で時間が取れないなど、ペット霊園で火葬をすること比べて訪問火葬を選ぶことによる長所もあります。

訪問火葬でもペット霊園と同様のサービスを受けることが出来ますが、例えば、猫が亡くなり訪問火葬を予約したとするとその日時に訪問火葬車両が自宅まで来て、お別れの後、火葬が出来る場所で火葬、その後お骨を拾って骨壺に納めて手元に返してもらうことも出来ます。
この一連の流れが、自宅にいながら約2時間以内に完結しますので、ある意味で便利なサービスともいえますし、先般のコロナ禍に鑑みて自宅をあまり出たくないという方にも感染リスクの低いふさわしいサービスかもしれませんね。

訪問火葬で火葬をする場所

火葬をする場所

実は、訪問火葬で火葬をする場所は一定(決まっているわけではない)ではなく、訪問火葬のスタッフが訪問先の飼い主様の自宅環境を考慮し場所を決めることになります。

例えば、自宅に駐車場があるという方はそこで火葬をさせていただく場合もありますが、駐車場に屋根があると排煙の関係上火葬が出来ませんし、駐車場があってもマンションの場合は共有地のために火葬が出来るかというと難しいでしょう。

一般的な訪問火葬の流れは、
飼い主様宅へ訪問→お見送りをしていただき火葬スタッフは、飼い主様の自宅を離れて公園や河川敷といった一般民家の少ない場所へ移動して火葬を行います。
中には、走りながら火葬をするものと勘違いされる方もおられますが、火葬中に走行すると危険ですからその様なことはありません。

ただ、火葬といってもすごい臭いがしたり煙がモクモクと発生するわけではありませんのでご安心ください。火葬設備は非常に安全な構造になっていますし車両のそばでもいてもなんら問題はありません。火葬に立ち会いたいという方は火葬が始まる時から終了まで付き添うことも出来ます。

訪問火葬で行う場所は、

・飼い主様の駐車場 職場の駐車場
・公園付近
・工場地帯、墓地周辺
・幹線道路沿い
・河川敷、海沿い
・山道

以上のような場所が代表的な場所になります。

火葬に立ち会いたい場合

上記の通り、火葬を行う場所はおおむね理解していただけた方と思いますが、火葬に立ち会いたくても駐車場がない・車を持っていない・マンション住まい、という方はどうすれば良いのか?

飼い主様が火葬場所まで訪問火葬の車両に同乗できないのかというと、ペット火葬の会社にもよりますが万が一の事故を防ぐために同乗を禁止しているケースが多くなります。

そこで、火葬の日時を予約した後にでも自宅周辺の環境を下見しておくのも良いかもしれません。
火葬のスタッフが最終判断を下しますが、自宅から近くで火葬が出来そうな場所、立会いが出来そうな場所のご意見をいただくと、火葬スタッフも火葬場所の選定に参考にさせて頂き非常に助かることがあることも事実です。

ただ、訪問火葬の欠点として火葬等の一連の流れを屋外で行いますので、天候には左右されやすく雨天や強風の際は、サービスを満足に提供できないこともありその点はペット霊園に比べてマイナスな要素となりがちです。

まとめ

いかがでしょうか、訪問火葬の際にどのような場所で火葬を行うかはお分かりいただけたかと思いますが、あくまでも飼い主様の住環境が大前提なりますので一概にここで火葬をすると決まっている訳ではありません。

しかし、訪問火葬といっても火葬車両は迷惑な臭いがしたり煙が出るものではないので安心していただければと思いますし、屋外ということを除けばペット霊園と同様のサービスを受けることも出来ます。お車をお持ちでなかったり、家族そろってペット霊園へ出向けないという方には非常に便利なサービスですのでペットの大切なお見送りにどうぞご活用ください。

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2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター