水槽で飼っているペットちゃんの安置方法は? 水槽から出した方がいい?

ご家族様にとってペットちゃんとの暮らしは、そのペットちゃんの種類に関係なくかけがえのない素晴らしい時間であると思います。
ペットちゃんとのお別れの際には、大切なペットちゃんを穏やかにお見送りしてあげたいと考える方も多いかと思います。

しかし、水槽で飼っていたペットちゃんとお別れをしなくてはならない場合、どのように安置して供養をしてあげればよいのか、戸惑うこともあるかと思います。
本記事では、そんなご家族様にお力添えできるように、水槽で飼っていたペットちゃんを供養するための方法や水槽の片付け方についてご紹介いたします。

水槽で飼っていたペットちゃんの安置方法は?お葬式を行うにはどうするかも紹介

現在一緒に暮らせるペットちゃんの種類はグッと増えました。
アクアリウムがブームになっており、水槽で飼えるペットちゃんと言えば金魚、熱帯魚、亀やカエルなどの爬虫類がいますよね。

そんな水槽で飼っていたペットちゃんとお別れすることになった場合の適切な安置方法について、ポイントを紹介しますね。

【水槽で飼育していたペットちゃんの安置方法】

1番大切なことは、亡くなったペットちゃんをすぐに水槽から別の場所に移してあげることです。
特に水槽で他のお魚と多頭飼育している場合には、他の子に傷つけられたり、水質が悪化してしまう可能性が高いためすぐに別の場所に移してあげます。

S__97943667 水槽で飼っているペットちゃんの安置方法は? 水槽から出した方がいい?

お魚やペットちゃんの種類によって細かい安置方法は異なりますが、淡水生物であればカルキ抜きした水道水を、海水生物であれば海水を用意してその容器に移してあげましょう。
移す際にペットちゃんを外に出すときには、鱗や身体が乾燥しないように湿らしたキッチンペーパーなどで包んであげましょう。
適切な安置方法で、安心して休ませてあげることができます。

また、別の方法としてペットちゃんを冷凍保存して安置するケースもあります。
ペット火葬業者に依頼するまでに時間がかかったりすぐにお別れするのが辛いと感じたりする時には一つの方法として、有効です。

しかし、食用のお魚と一緒に冷凍することに抵抗を感じるご家族様もいるかもしれません。
ご家庭の状況に合わせて、安置方法を選択していただければよろしいかと思います。

【水槽で飼っていたペットちゃんのお葬式方法】

ペットちゃんのお葬式と聞くと犬や猫をイメージする人が多いと思いますが昔から愛されている金魚や熱帯魚、ガーやアロワナなど、水槽で飼育していたペットちゃんのためにお葬式を行いたいと考えるご家族様もいらっしゃるでしょう。

そんな水槽で飼育していたペットちゃんのお葬式をするためには2つの方法があります。

・自宅でお葬式をする
・ペット火葬業者に依頼する

ペット火葬業者に依頼して、火葬の前にお葬式を行なうことも、ご家族様とペットちゃんが一緒に過ごした時間を振り返ることができる供養方法になります。
専門のセレモニースタッフがご家族様のご希望にそって葬儀をしてくれるため、納得してペットちゃんのお見送りをすることができます。
ペット火葬業者に依頼する場合については、次項目でさらに詳しく紹介いたします。

こちらでは、自宅でお葬式をするケースについてポイントなどを紹介します。

ご自宅でお葬式を行う場合の良い点は、ご家族様のご希望の形ですぐにお葬式を行うことができる点です。
お葬式のやり方に決まりはなく、お線香をあげてペットちゃんが無事に旅立てるように祈ったり、今までペットちゃんと過ごしてきた時間を振り返り感謝の気持ちを伝えたりするのが良いでしょう。

また、ご家族様でお経を唱えてお葬式とするのも良いですね。
ご自宅でお葬式をする場合には、ご家族様のご希望で自由に行うことができるのが1番の魅力になります。

水槽で飼っているペットちゃんをペット火葬業者に依頼する場合

ペット火葬業者に依頼する場合には、ご自身が水槽で飼育していたペットちゃんを、その火葬業者が執り行ってるかどうか確認することが重要です。
また、気になることは依頼する前に問い合わせしてみましょう。事前に確認しておくことで、スタッフの対応や細やかな点に納得してから依頼することができるでしょう。
水槽で飼っているペットちゃんは、時間が経つと身体が乾いてしまったり目が白く濁ってしまうことがあるので、早めに火葬できる日程を組めるかどうかも依頼するポイントになります。そして、ご家族様でペット霊園に連れて行く場合にはご自宅から近いかどうか、火葬業者が遠方にある場合はお迎えがあるのかなども重要なポイントになりますね。

20191030_011510123_iOS 水槽で飼っているペットちゃんの安置方法は? 水槽から出した方がいい?

ほとんどのペット火葬業者でホームページを備えていますので、口コミや費用などを確認してからペット火葬業種に依頼する事をお勧めします。

ホームページがあるならば、口コミや料金形態などを確認してペット火葬業種に依頼するようにしましょう。
できれば、ペットちゃんが亡くなる前に事前に、水槽で飼っているペットちゃんを火葬できるペット火葬業者はあるのか確認してて何軒かピックアップしておくようにすると良いでしょう。

水槽で飼っているペットちゃんの供養・納骨方法3選

水槽で飼っているペットちゃんの供養方法はいくつかあります。
ご家族様が納得する方法を選択してペットちゃんをお見送りしてあげることがポイントになります。
主な供養・納骨方法について紹介致します。

①ペット火葬業者に依頼

冒頭でも紹介しましたが、ペット火葬業者に依頼して火葬してもらうことで、お骨を骨壺に収めてもらえます。
お骨を戻してもらえるので、ご自宅に持ち帰って仏壇に安置したり、ペット霊園の納骨堂に納骨を依頼したり、お墓に入れてあげるなど供養の選択の幅が広がります。
合同での火葬を依頼した場合には、ペット霊園の合同墓地に納骨してもらうことができます。

ペットちゃんとのお別れは、深い悲しみに襲われご家族様は動揺されてしまうものですが、専門のセレモニースタッフがご家族様に寄り添い丁寧にお見送りをサポートしてくれます。

P1010105 水槽で飼っているペットちゃんの安置方法は? 水槽から出した方がいい?

②自宅に埋葬

ご自宅の敷地に水槽で飼っていたペットちゃんを埋葬するのも良いでしょう。
一点、ご自宅の敷地に埋葬する際に気をつけたいのが、周辺への影響です。

ご自宅で埋葬する際には、できれば火葬をしてからお骨だけを埋葬してあげる方法が良いでしょう。
ペットちゃんをそのまま土葬してしまうと、土壌になんらかの影響を与えてしまう可能性があります。

また、水槽で飼っていたペットちゃんの大きさが大きいほど、土を掘る範囲も大きくなりますのでご家族様の負担も増えることになります。

③プランターに埋葬

賃貸などでご自宅にお庭がなく埋葬できない時はプランターに土を入れて、埋葬してあげる方法があります。
土壌の影響を心配することなく、プランターと土を用意すればすぐに埋葬することができます。

土壌への影響を気にしなくても良いという点ではプランターへの埋葬は有効ですが、土葬よりも火葬を行い、お骨だけを埋葬するのが理想的です。

一点注意したいのが、用意した土が少なすぎたりすると野生動物に掘り返されてしまったりご近所トラブルにつながる可能性もあります。
プランターを用意して埋葬する際には、たっぷりめに土を用意してペットちゃんが安心して眠れるように深く埋葬しましょう。

水槽で飼っているペットちゃんの水槽などの片付けはどうする?

大切なペットちゃんの暮らしていた水槽やグッズをすぐに片付けてしまうのは寂しい気もしますが、水槽などは早めに洗って天日干しして乾かすことが必要です。

水をそのままいれた状態にしておくと、苔が生えてしまい、臭いの原因にもなります。
他のお魚達と飼育していた場合には、水が汚れていたら定期的に新しい水に交換することが大切です。

S__97943666 水槽で飼っているペットちゃんの安置方法は? 水槽から出した方がいい?

ペットが生活していた空間を残しておきたいというご家族様もいらっしゃるでしょう。
その場合には、お水は抜いて水気を残さない状態で置いておくのが良いでしょう。

まとめ

S__97943664 水槽で飼っているペットちゃんの安置方法は? 水槽から出した方がいい?

水槽で飼っているペットちゃんを安置するための方法について紹介しました。
水槽から別の場所に改めて用意した水の入った容器に移して安置してあげましょう。

ペットちゃんとのお別れは辛いものであり、ずっと一緒にいたいと供養することを躊躇ってしまう時もあります。
しかし、大切な家族の一員だからこそペットちゃんが穏やかに旅立てるように適切に安置して供養してあげることが必要です。

ご自宅で埋葬してあげる場合でも、火葬をしてお骨だけを埋葬してあげるとトラブルもなくスムーズに埋葬することができます。

お別れの瞬間を考えることは辛いですが、大切なペットちゃんのために、終活の情報収集にお役立て下さい。

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