子供が捕まえてきていつもお世話をしていたが、亡くなってしまい大泣きしたり落ち込んだりしている。
中には、「死」ということがまだ理解できず困惑している・・・・
どうしてあげれば良いか分からない。子供と一緒に土葬しようにも場所がない。
その様な方も多くおられると思います。
ここでは昆虫が亡くなって子供が悲しんでいる場合の対処方法または対応方法をご説明いたします。

かけがえのない命

現在、皆さんにとって大切な物とは何でしょうか?
家族だったり、健康、マイホーム、仕事、進路、色々とあると思います。
ここは主にペットや生き物についての記事を掲載している場ですので、改めてお聞きします。
好きなペットや生き物の「種類」は何でしょうか?多くの方は、犬!猫!他にはウサギやハムスター!という答えになるでしょう。
本当にどの動物も可愛いですよね。

犬は飼い主に忠実だったり、猫はしぐさが可愛い!というようにいつもそばにいて我々を癒してくれます。
もちろん、動物園のライオンやキリンといった大型動物が好きな方もおられるでしょう。

ですが、皆さん子供の時からずっと同じ動物が好きだということは少ないかと思います。
子供のころは親に親に連れて行ってもらった動物園で象の大きさに感動したり、小学生になり学校でお世話しているウサギが可愛くなったり年齢とともに変化もあるかと思います。
小鳥、亀、トカゲや蛇が大好きだという方も多くおられます。

それでは、「昆虫は?」と聞かれればどのように感じますか?もしかすると女性の方は触れない、怖いと感じるかもしれませんね。
ところが、男性、特に子供のころはその昆虫が自分にとってかけがえのない命、存在となることがあります。

昆虫の存在

そもそも昆虫とは何を指すのか?ということですが、概ね六脚の節足動物、具体的にはカブトムシ、クワガタムシといった甲虫類やバッタやトンボがすぐに連想されますが、昆虫は対象が広く皆さんのイメージされる生き物はほとんど昆虫と言っても間違いないと思います。

さて、私自身、幼少の頃、虫かごと網を持ってよく山へ虫取りに出かけて行ったものです。
友達と一緒にどんな大きなクワガタムシが採れるかワクワクしたり、自分の昆虫の強さを友達と競ったり、親にスイカや餌を買ってきてもらってカゴの中で世話をしたり色々な思い出は今でも鮮明に残っています。


子供のころは、昆虫が自分にとって最愛のペット、友達、強いパートナーだったのかもしれません。だからこそ、今でもその記憶は残っているのでしょう。
それでは、今も同じように昆虫を採りに行きたいかというとそこまでの情熱は年齢とともに薄れて好きな対象が犬や猫に変わってきました。

最愛のペットである猫が亡くなればとても悲しいですしショックを受けますが、それは子供の時のクワガタムシも愛情と悲しみの気持ちの大きさは同じだったのかもしれません。

昆虫が亡くなってお子さんが大泣きして困ってしまった親御さんにとっては、その気持ちが分からないこともあるかもしれませんが、お子さんにとっては初めて自分がお世話をした子供もしくは最強の友達として大切な存在だと思います。
何十年前と違い、現在はその昆虫もしっかりと供養できる環境が整っていますので安心してください。
この後に、その昆虫の死後の対処方法、供養方法について説明いたします。

供養方法の変化

自分の記憶では、以前は犬や猫といったペットが亡くなると「埋める」という方法が一般的(その様な風潮)だったように記憶しています。

本当に埋めたかということは別にして、それが正しい供養方法だとされていました。
それに火葬が出来るということ自体がそれほど広く伝わっていなかったように思いますし火葬を対応しているペット斎場・霊園も絶対数が少なかったことがありました。

今でこそペットが亡くなれば火葬をして供養することが一般的ですし、全国的に見てもペット霊園はそれほど遠くへ出向かなくともあると思います。
その様な、ペットの供養を行う側の環境が整ったこともあり、大切な家族として愛され長年一緒に過ごした後の最期もしっかりと供養が出来ますので、ペットが与えてくれた沢山の思い出や感謝に応えることが出来ますね。

それでは、「昆虫が亡くなった後も火葬をするの?」という疑問もあるかと思います。
もちろん火葬が出来ますので火葬をする供養方法もあります。(犬や猫の様に火葬をして遺骨を持ち帰るということは出来ません)
昆虫は節足動物といって骨格が無いので埋葬・土葬供養という方法もあります。

その点は、ペット霊園といった供養を受け付けている所によって供養方法が違いますので事前に問い合わせてみても良いでしょう。

昆虫が亡くなって悲しんでいる子供にどうしてあげたらいい

昆虫が亡くなり悲しんでいるお子様を見るとこちらも辛くなりますよね。
特に昆虫は短命ですから大切に育ててもそれが報われずショックを受けることもあると思います。
先ずは、お子様に「昆虫も供養してあげれるよ」亡くなっても天国に行けるように供養が出来ることを伝えてあげてください。

供養をしてもらう霊園が近くであればお参りも行けますよね。
あとは、命あるものいつかは終わることを丁寧に伝えてあげて、お子様に、昆虫への思いを手紙に書いて言葉に残してもらうのも良いかと思います。
「ありがとう」と口にすることで少し気持ちが落ち着くかもしれません。

実際に対処について。昆虫は多くはカゴの中で飼っていると思いますが、亡くなっていると分かった場合、先ずはそこから出してあげましょう。
土や餌の糖分、水分が身体に付着していると腐敗の進行が早くなりますので、カゴから出した後はティッシュ等で身体をふき取り清潔な布やハンカチで包んで乾燥した状態を保ってあげましょう。
ペット霊園などに供養に連れていく場合は小さな箱に収めるか、もし触るのが難しい場合は虫カゴのまま連れていき担当者の方にお任せしても良いでしょう。

撮影霊園:「愛ペットセレモニー尼崎・昆虫天国」

↓昆虫の供養の様子↓

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2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター