飼っていたインコなど小鳥の火葬は出来るのか、出来るとすればどこで火葬をしてもらえるのか心配になりますよね。インコや小鳥などは、昔は公園や空き地に埋葬していたという記憶のある方も多くいらっしゃるかもしれません。


ただ現代では少しずつその埋葬、供養(死後の対応)の方法も変わってきています。ここでは主にインコや小鳥の遺体の安置方法や火葬方法、納骨についてなどお話していきます。

インコや小鳥が亡くなってしまった後の対応方法

主にインコや小鳥が亡くなってしまった場合、大きく分けて2つの方法が現状にはあります。1つ目は、自宅の裏庭などに、ご遺体をそのままもしくは箱型の容器(プランター)に入れて埋めてあげることです。



しかし、小動物とはいえ庭に埋めても、他の動物に掘り起こされたり、もし飼い主様が引っ越された場合は次の居住者への影響も考えられます。
そこで、2つ目は、最近は多くなってきたペット葬儀の会社に火葬をお願いするという方法です。インコや小鳥などは、小さな動物なので対応してくれていないのでは?と考える方もいらっしゃるかと思いますが、近年のペット火葬業者は、爬虫類などから大型の動物まで、多種多様に対応しておりますので、小鳥・小動物の火葬も対応が可能です。

ペットの移動火葬車とペット霊園・火葬業者の火葬施設の違いとは?

(写真;弊社本社ビル)

インコや小鳥の火葬前の遺体の安置について

インコや小鳥が亡くなってしまっても、希望通りに霊園の予約、火葬が出来るとも限りません。火葬業者とのスケジュール調整も必要ですし、ご自身のお仕事や学校の都合といった日程調整も必要となってきます。そのため、日にちによっては腐敗が進んでしまうということもあります。

それでは、その間、どのように小鳥を安置すべきかと言いますと、まずは、体をしっかりとタオルで拭いて清潔にしてあげてください。その後、発泡スチロールの箱や、保冷バッグなどに保冷剤や氷を入れ、温度が低い場所に保存してください。夏場は特に、腐敗が進みやすいため、できる限り保冷剤や、出来れば氷(ドライアイス)をこまめに変えてあげることをお勧めします。

ただ、小鳥はペットの中でも身体の腐敗は進みにくい方ですので、必ずドライアイスが必要かというとそうでもありません。
お勧めの安置方法は、まずティッシュペーパーの空き箱を用意してください。上部をハサミで切り抜き、箱型にします。


箱の底にガーゼ、綿を引きます。その上に小鳥を寝かせて身体の上にハンカチや薄手のタオルを掛けてあげます。
別で、ドライアイスが無ければ氷をジップロックなどの袋に詰めて、その袋もタオルで巻いてベッドにします。その氷を詰めたベッド状の袋の上に小鳥を寝かせた箱を置きます。あとは、涼しい湿気の少ないお部屋で安置すれば三日~四日間は身体の腐敗は心配ありません。

インコや小鳥の火葬の種類について

インコや小鳥の火葬は、小動物だからといって特別な方法ではなく、他のペットと一緒の火葬方法です。
その方法は、主に2つの方法があります。

1つ目は火葬設備を持った火葬車で火葬する訪問火葬
自宅近くに訪問させていただき、火葬する形です。またプランも、他のペットと一緒に火葬させていただく合同火葬や、自分のペットだけ火葬する個別火葬など各種、火葬業者によって異なりますので確認が必要です。
費用は弊社では4,000円からとなっています。

2つ目は火葬設備のある火葬業者や霊園での火葬
亡くなってしまったインコや小鳥を霊園までお連れいただき火葬をさせていただく方法です。(お迎えがある業者もあります)
弊社では7,000円からとなっており、この火葬施設での方法も、合同火葬と個別火葬が主にあります。
参照「犬や猫のペット火葬で知っておくべき3つの火葬方法」

インコや小鳥は、遺骨は残る?

小鳥の場合、身体が小さいため火葬をすると、お骨が残らないのではないかと心配になる方もおられるとは思いますが、小鳥も火葬後のお骨はしっかりと残ってくれますのでご安心ください。火葬に要する時間は20分から30分が平均となっていますが、小さいもののお顔やくちばしが分かる様に残ることが多くあります。

遺骨はどうすればいい?

遺骨は、返骨が可能なプランであれば、お持ち帰りいただき自宅で供養が可能です。また、近くにペット専用の納骨堂や霊園がある場合は、そちらに納骨いただくことも可能です。海への散骨や、樹木葬など、最近では多くの納骨・埋葬方法がありますので、飼い主様がどうしたいかをしっかりとお決めいただくことが大切になってきます。


参照記事「犬や猫のぺットの納骨はどんな種類がある?」

インコや小鳥などの小動物の火葬の注意点

インコや小鳥であっても、自宅もしくは、公園や空き地で火葬したりすることは野焼きにあたり禁止されています。また公園や空き地に埋葬することも、廃棄物の不法投棄となりますので注意しましょう。


全て自分で対応したいと考えられても、せめて火葬はペット霊園や専門のペット火葬業者に依頼することをお勧めします。そうすればお骨は返してくれますので、ご自宅でお墓を作ることも可能になります。

まとめ

インコや小鳥であっても、飼っていた大切なペットです。愛情をたくさん注いでいただいたが故に、亡くなった悲しみは大きいものです。現在は、小鳥などの小動物も火葬業者は対応しておりますので、最後までしっかりとペットのお別れをしてあげることをお勧めします。

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2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター