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大切なペットちゃんが天国へと旅立つことは、とても辛く悲しいものです。家族と同じ存在だからこそペットちゃんに出来るだけのことをしてあげたいですよね。私たち人と同じように初七日や四十九日法要を行うべきか悩まれていませんか。ペットちゃんの法要の種類や供養方法などをお話ししていきます。
初七日について
一般的に初七日とは、亡くなった日を含め7日目に供養や法要を行うことを言います。ペットちゃんにも初七日は必要?と疑問に思われるかもしれませんが特に決まりはございません。ペットちゃんは家族も同然です。私たち人と同じようにペットちゃんも、しっかりと供養してあげましょう。
ペットちゃん忌日の種類
ペットちゃんの初七日以降も法要は必要?と思われていませんか。じつは、ペットちゃんも私たち人と同じように法要を執り行うタイミングがあります。
ここでは初七日を含め7つの法要をご紹介します。
【忌(しょがんき)初七日】
ペットちゃんが亡くなった日を1日目と数えて7日目に行われる法事になります。ご家族様が仕事などで時間が取れないときなど葬儀を執り行った日と同日に「繰り上げ初七日」法要も執り行われます。
【小練忌(しょうれんき)】
ペットちゃんの命日から数えて35日目に行われる法事になります。「ご家族様の気持ちの整理をつける」という意味がありますが省略することも多いようです。
【大練忌(だいれんき)四十九日】
ペットちゃんの命日から数えて49日目に行われる法事であり天国へと旅立つ日でもあります。一周忌と同様に最も大切な法要になり49日までが忌中とされることから「忌明け」とも呼び納骨堂に納骨されるご家族様もいらっしゃいます。
【卒哭忌(そっこうき)百箇日】
ペットちゃんの命日から数えて100日目に行う法事のことです。
ペットちゃんを失った辛さを乗り越え前を向き、ご家族様が悲しみから卒業するという意味があります。
【一周忌】
一周忌とはペットちゃんが亡くなってから1年後におこなわれる最初の祥月命日の法要です。一周忌までが喪中で以降は喪が明けることから四十九日法要に次いで大事な法要とされています。この日にペットちゃんのお骨を納骨するご家族様も増えています。
【三回忌】
三回忌とはペットちゃんが亡くなってから満2年目(数え3年目)の命日に行う法要です。
【三回忌以降】
三回忌以降は七回忌、十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌があります。
四十九日が過ぎたら
四十九日は供養の中でも大切な節目となる日です。この日からペットちゃんは天国へと歩みを進めます。私たち人の供養では四十九日を境に、お寺などに納骨されますがペットちゃんには特に決まりはございませんが四十九日後に、どんな供養方法があるのかを5つお話していきます。
祭壇を作る
祭壇にペットちゃん遺骨、写真立て、お花などを飾り供養する方法があります。ペットちゃんのお仏壇は専門のお店やネットでも購入することができます。
祭壇を作る際にスペースが確保できない場合は骨壺を小さいものにしたり小型の仏壇を選んだり工夫もできます。
メモリアルグッズを作る
メモリアルグッズを作り祭壇にお飾りをして供養する。ペットちゃんの祭壇だけではなく遺骨を納めたペンダント大切なペットちゃんの「メモリアルグッズ」足あとのモニュメント・遺毛で作るキーホルダー・クリスタル位牌・ペットちゃんの写真をプリントしたクッションなどもあります。
合同法要
合同法要とは毎月決まった曜日に他のご家族様と一緒に法要を執り行うことを言います。
愛ペットグループでは毎月、御住職お招きし月例法要を執り行っています。
個別供養
個別供養とは命日、初七日、四十九日、百箇日、一周忌、三回忌、七回忌などの年忌供養を合同ではなく、ご家族様のみで執り行う供養です。
彼岸供養
お彼岸は春分と秋分の日に行われる供養になります。天国で見守ってくれているペットちゃんと気持ちが通じ合う期間になります。お彼岸のお月に霊園やお寺などで合同法要が行われ多くのご家族様が集まりペットちゃんを偲ばれる方が多いようです。
まとめ
ペットちゃんの忌日については私たち人と何も変わりはありません。大切な家族の一員だからこそ、きちんと供養して忌日にはペットちゃんと一緒に過ごした楽しかった時間を思い出してあげることはペットちゃんにとっては嬉しいことです。
私たち人の様に細かい決まりはございませんが丁寧な供養は私たちにとって悲しみを乗り越えるためにも必要なことではないでしょうか。
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