犬や猫やペットを火葬する際、どうしてもはずせない仕事が合間にあったり、1日時間が取れない場合など、そんな際には、ペットの火葬がどのくらいの時間がかかるのか知っておきたいですよね。ペットを火葬する時間とは、「ペットを火葬炉に出棺し、火葬が終わり遺骨になるまでの時間」を言います。
犬はそんなに大きくないから、時間がかからないのではと思う方もいらっしゃるかと思います。実は、ペットの火葬時間は、大きさや体重によって、主に変わってきます。
イメージはつくかと思いますが、物でもやはり、大き物は燃えるまでに時間がかかるのと同じ仕組みです。ここでは、ペットの火葬時間について、主にお話ししていきます。
ペットの種類別、火葬時間について
主にペットの火葬時間は、ペットの大きさ、体重やペットの状態によって変わりますが、弊社の経験で時間は下記のような所要時間になっています。もちろん施設によって前後はあります。
種類 | 所要時間 |
ハムスターなど小動物 | 30分前後 |
猫やチワワなど3キロ前後 | 50分前後 |
7キロから15キロくらいのペット | 1時間〜1時間15分 |
15キロから25キロくらいのペット | 1時間半強 |
25キロ以上のペット | 2時間〜3時間前後 |
上記を参考にしていただくと、わかりますが、さらに移動時間や、葬儀、お別れの時間、供養、納骨、などを考えますと、さらに1時間から2時間は必要かと思います。インターネットでは、もっと早くできる所要時間も記載されていますが、正しい方法で、正しい火葬時間で、綺麗な遺骨にしてあげることで、お心残りの無い様に、しっかりとした供養ができると私たちは考えています。
ペットを火葬している間の時間は、どこで待てる?
火葬時間が、長い場合などは、待つ場所などがあるのかも気になるかと思います。
ペット火葬については、主にお選びになるサービスによって、ペット火葬をしている間、待つことできる場所が決まってきますが、施設内でお待ちいただくことができるのは、基本的に立会い個別火葬です。
一任合同火葬や一任個別火葬の場合は、出棺、見送りはご家族様でしていただけますが、その後の、火葬、お骨拾い、納骨などは、業者に一任して行うことがほとんどです。
立会い個別火葬ですと、出棺、お見送り、火葬の立会い、お骨拾いまで、すべて行うことができ、またお待ちいただく場所も施設内になることが多いです。弊社は兵庫、大阪、岐阜に火葬施設がございますが、例えば岐阜の大垣ですと、下記のように、火葬炉の近くでお待ちいただいております。
ペットを火葬している時間の都合がなかなか取れない方へ
大切なペットが亡くなってしまっても、どうしても会社の都合で火葬の時間が取れなかったりする場合もあるかと思います。
そのような方でも、ご自宅まで火葬施設を持つペット火葬車で伺う訪問火葬がございます。こちらの内容はペットを引き取りにきてくれて一任個別火葬・一任合同火葬又は、立会個別火葬などの方法もあります。
詳しくは、「ペット火葬で知っておくべき3つの火葬方法」をご覧いただければと思いますが、忙しい方でも、しっかりとペットの供養ができるプランかと思います。
また、来週なら時間ができるのだけど、今週は難しいという方であれば、ペットのご遺体は、ドライアイスなどを利用すれば、季節にもよりますが、少しの間だけ安置しておくことも可能です。
より詳しい安置方法は、「ペットはなくなったらいつまでに火葬しなければいけない?」にお書きしています。
ペット火葬は時間に余裕を持って、ご利用を
今回、お話しさせていただいた、ペット火葬の所要時間は、あくまでも弊社の施設での所用時間です。ご利用になられる火葬施設の設備、ペットの状態、季節によっても大きく異なる場合があり、特に、夏などは火葬炉の冷却時間がかかるため、予想以上に時間がかかるなども考えられます。事前にご利用いただく火葬業者様に確認していただき、余裕を持って、ご利用になられることをお勧めします。
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