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亡くなってしまったペットちゃんを連れて移動することもあるかと思います。
霊園へ連れて行く時や親しかったご親戚やご友人に挨拶するため、神社やお寺にお礼参りするなど、様々な理由でご遺体と外出する可能性はありますよね。
しかし、公共機関やタクシーでの移動を必要とする場合も多いかと思います。
そこで今回は、公共機関・タクシーで亡くなったペットと移動する際のマナーをご紹介しますので、マナーを守って外出するように心がけましょう。
亡くなったペットをタクシー・公共機関で移動する際のマナー
キャリーバッグに入れる
まず、公共機関やタクシーを利用する際は、ペットはキャリーバッグに入っておく必要があります。
これは亡くなってしまったからではなく、生きている内でもキャリーバッグは必須です。
多くの人が利用するものですので、動物が苦手な方や動物アレルギーの方もいらっしゃいます。
常識のマナーとしてキャリーバッグは必ず用意するようにし、移動中はキャリー外に出さないようにしましょう。
ご遺体を綺麗にしておく
亡くなったペットは、エンゼルケアの一環としてお身体を綺麗にしてあげましょう。
公共機関やタクシーを利用するなら、なおさら綺麗にしておくといいですね。
やはり、亡くなってしまっている以上異臭は避けられないです。
綺麗な状態を維持できるように保冷剤を入れたキャリーで、タオルなどでおくるみをしておくと良いですね。
詰め物をしておく
亡くなってしまった動物は、どうしても体液などの分泌物が出てきてしまいます。
そのため、お口とお尻に詰め物をしておく必要があります。
公共機関やタクシーでは、汚してしまうおそれもあるため、必ず出てこないようにしておきましょう。
ご自身で施すのが怖い場合は、動物病院に連れていくとしてもらえるので、相談してみましょう。
手荷物料金を支払う
タクシーでは問題ないですが、電車を利用する場合は手荷物料金を支払う必要があります。
ペットとの電車移動の際、動物は手荷物として扱われてしまいます。
手荷物の料金は利用する鉄道会社によって異なりますので、チェックしておきましょう。
タクシー・公共機関以外の移動方法
自家用車
動物がいる場合は、自家用車で移動するご家庭が多いですね。
自家用車があれば問題ないですが、自家用車がないけど車で移動したい場合は、レンタカーを借りると良いでしょう。
しかし、ペットを乗せても良いレンタカーは少なく、基本的にはペットNGであることが多いです。
レンタカーを借りる際は、ペット可のレンタカーを予約するようにしましょう。
送迎車
ペット霊園やペット斎場への移動に限りますが、送迎車を利用することもできます。
ペット火葬業者によりますが、来園時に送迎をしてくれる火葬業者は多いので、来園方法で迷っているご家族様は一度送迎してもらえるか確認してみるといいですね。
訪問ペット火葬を利用する
ペット霊園やペット斎場への移動に悩んでいるご家族様は、訪問ペット火葬を利用するという方法もあります。
訪問ペット火葬は、ご自宅まで移動火葬車が来てくれ、その場で火葬を行ってくれるサービスです。
足がなくて行けないご家族様や都合がつかずに行けないご家族様・火葬したい場所があるご家族様に選ばれています。
移動での悩みは、火葬依頼時にでもスタッフに相談してみると良いでしょう。
亡くなったペットちゃんと移動する際はマナーを守って利用しましょう
亡くなったペットちゃんも、きちんとマナーを守れば公共機関やタクシーを利用することができます。
もちろん、自家用車や送迎車・ペット可能レンタカーなどでの移動も検討しても良いかと思いますが、どうしても公共機関やタクシーを利用することがあるかと思います。
公共機関やタクシーを利用する際は、亡くなってしまったあとのエンゼルケアをしっかりと施しておくことが求められます。
体を綺麗に洗浄し、お口やお尻に詰め物をして汚さないように心がけましょう。
また、移動の際はキャリーバッグに入れておくことがマナーです。
さらに、電車を利用する際は手荷物料金としてペットの電車賃を支払う義務があります。
ほかの人も利用する機関ですので、必ずマナーを守り乗車するようにしましょう。
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