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粉骨という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
なんとなくご遺骨を粉状にすること、というのは想像できますよね。ではなぜ、大切なご遺骨を粉々にする必要があるのでしょうか?
今回は、ペットの粉骨について、そのメリットは何か、どういうときに必要になるのか、注意することは何か、気になる点を徹底解説していきます。
ペット供養において、ぜひ知っておいていただきたい情報です。参考にしてくださいね。
粉骨って何?
ご遺骨をパウダー状にすること
粉骨とは、火葬後のご遺骨を砕いて粉々にすることを意味します。
ペット火葬業者などが依頼を受けて、専用の粉砕機でパウダー状の粉末にすることが多いです。
ご遺族様でもご遺骨を砕いて小さくすることは可能ですが、中には固い骨もあるのでパウダー状にするのは難しいです。
さらに作業時にご遺骨が飛び散ったり、ご遺骨を叩き割ることに心理的負担が生じたりしますので、あまりおすすめできません。
粉骨するメリット
粉骨するとご遺骨の体積を減らすことができます。
現代のペット供養においては、お参りや管理がしやすいという理由から、ビルタイプの納骨堂が多く選ばれるようになってきました。
納骨堂は限られたスペースに多くのご遺骨を納める必要があることから、粉骨して省スペースにするというケースが増えているようです。
また、粉骨は手元供養として自宅で管理しやすく、供養の仕方に選択肢を増やせるというメリットも挙げられます。
愛ペットセレモニー尼崎 納骨堂のご紹介
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ペットのお骨も粉骨できる?
愛ペットグループの粉骨サービス
ペットのご遺骨は、ペット火葬業者やペットの海洋葬を行っている業者に依頼すれば粉骨できることが多いです。
愛ペットグループの粉骨サービス「やすら木の箱」では、お預かりしたご遺骨を専用の粉砕機を使って粉骨し、桐製のお骨壺に入れてご自宅にお送りします。
粉砕機は、ひと壺ずつしっかりと洗浄していますので安心してご利用いただけますよ。
現在ご自宅でご遺骨を保管されている場合も、オンラインで注文を承っていますのでとても便利です。
ホームページで詳しくご紹介していますので、ご覧くださいね。
愛ペットグループ 「やすら木の箱」
コンパクトなお骨入れ『やすら木の箱』 (xn--vsq81f633bhk6a.com)
粉骨パウダーの保管について
ご遺骨は空気や水分に触れると、カビが繁殖することがあります。とくにパウダー状になったご遺骨は、表面積が増えて大気の影響を受けやすくなっています。
陶器の骨壺は気密性が高そうに感じますが、蓋と本体の間の隙間から湿気が入り込みます。
陶器のお骨壺を使う場合は、調湿機能がある桐製の箱に入れておくと安心です。
ペット用の桐製のお骨壺も販売されています。
どちらにしても、日光が当たらず、温度変化や湿気の少ない場所で保管することが大切なポイントです。
愛ペットグループの桐製のお骨壺
愛ペットグループでは、粉骨サービスでご遺骨をお納めする「やすら木の箱」のほかに、ハムスターや小鳥などの小動物用に「タイムBOX桐」というお骨壺もお取り扱いしています。
こちらはペットに合わせて蓋のデザインを選ぶことが出来る、可愛らしいお骨壺です。
オンラインショップでご購入いただけますので、ご覧くださいね。
愛ペットメモリアルSHOP タイムBOX桐
https://store.shopping.yahoo.co.jp/petmemorial/kirinohako.html
粉骨後のペット供養
散骨
粉骨パウダーを、海などに撒く散骨というご供養があります。
ペットのご遺骨について規制する法律はないので、散骨時に届け出などは必要ありませんが、海や自宅などに散骨するのが一般的です。
散骨を行っている業者に依頼すれば、海の上でお別れのセレモニーやお食事会などをも出来るようです。
業者によっては、ご遺骨を郵送で送るだけで散骨してくれるというところもありますが、実績や口コミなどを確認して、信頼できる業者を選ぶようにしてくださいね。
自宅に埋葬
ペットのご遺骨を自宅に埋葬して、身近に感じながら供養したいとお考えのご家族様も多くいらっしゃいます。
火葬後のご遺骨のままでは、自然に返るまでに想像以上の時間を要しますので、粉骨パウダーを埋葬されることをおすすめしています。
埋葬の場合は、ご遺骨を桐製などのお骨壺に入れて埋めてあげるのが良いかと思います。
ご近所への配慮として、目立つ墓標やお線香・供花などは置かない方が良いでしょう。
手元供養
ペットのご遺骨をご自宅で保管する手元供養も増えています。
ご自宅に大きなお骨壺を置くのは難しいときでも、粉骨パウダーなら現在の住宅事情にもマッチしますので、ご希望やライフスタイルに合った供養が可能です。
また、手元供養では、いずれは納骨堂やお墓などで供養されることをおすすめしていますが、ご家族様のお気持ちが整理できるまで無理する必要はありません。
粉骨して、ほんの少しのご遺骨だけをお手元供養として残し、残りを納骨堂などに納めて供養されるケースもあります。
メモリアルグッズにする
ペットには亡くなっても近くにいてほしいけど、ご遺骨のまま自宅に置いておくのは可哀相かも…。
そんな風に感じるときは、大切な想いを形にするメモリアルグッズをおすすめしています。
粉骨パウダーを少しだけ入れて身に着けられる想い出カプセルや、粉骨パウダーを加工したり埋め込んだりして作るアクセサリーなど、いろいろな商品が販売されています。
愛ペットメモリアルショップ 想い出カプセル
https://store.shopping.yahoo.co.jp/petmemorial/kapuseru01.html
ペットの散骨時の注意点
専門業者に依頼した方が良い
ペットの散骨は市町村などへの届け出は必要なく、海などに散骨しても違法行為ではありません。
ですので、ご家族様だけで散骨を行うことも可能です。
ただ、ご家族様だけで行うとなると、散骨する場所・手順・作法など、なかなか決めにくいことが多く、悩んでしまうケースも多いようです。
状況によっては、散骨後、あっけない感じや、寂しさ、後悔が残ってしまったりするかもしれません。
費用や時間の問題はありますが、できれば専門の業者に依頼することをおすすめします。
散骨前にはお別れのセレモニーや、思い出作りの食事ができることもあります。
何よりも、ご家族様がゆったりした気持ちで、安心して散骨供養できるのがメリットだと思います。
周囲の環境・住民への配慮を忘れずに
散骨するときは周辺の環境と住民の方に配慮する必要があります。
海なら、人がたくさんいる海水浴や釣りのスポット近くなどは避けた方が良いでしょう。
ご家族様にとっては大切なペットでも、動物を苦手に感じたり、ご遺骨を気味が悪いと感じる人がいるのも事実です。
ペットを想う気持ちが他の人を困らせてしまわないように、配慮をもって行動するようにしたいですね。
粉骨はご家族様で話し合ってから
ご遺骨を粉骨にすると、供養の選択肢が増えますし、手元供養などでもご遺骨の管理がしやすくなるというメリットがあります。
一方で、大切なご遺骨を粉々にするという行為に、嫌悪感や罪悪感を持つ方も少なくありません。
家族の中で、誰かひとりにとても懐いていたとしても、その方の一存でペットのご遺骨を粉骨することはおすすめできません。
ペットは家族の一員です。
亡くなったあとも家族の一員として思い続けていくために、粉骨をはじめ、火葬や供養について皆さまでよく話し合って、決めるようにしてくださいね。
心配や不安なことがあれば、お気軽に愛ペットグループにお問い合わせください。
愛ペットグループ 問い合わせはこちらから
https://aipet-group.com/contact/
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