ペット火葬を行うとき、一緒に入れて良い副葬品は何？ | 愛ペットグループの『ペット供養大百科』

1 入れていい副葬品
2 火葬できない副葬品
3 入れたいものがあるなら事前に確認しておきましょう

ペットが旅立つときに、手ぶらでは向こうの生活で退屈してしまうしお腹も空いてしまいますよね。
そんなことが起きないように、棺にたくさん副葬品を入れて火葬を行うことかと思います。
しかし、残念ながらなんでも入れられるわけではありません。
ペット火葬は、人の火葬に比べて火力を下げて火葬しているため、燃え切らずに残ってしまったり、ご遺骨が綺麗に残らなくなってしまったりすることを防ぐため、副葬品には向き不向きがあります。
そこで今回は、入れても良い副葬品・入れることができない副葬品など、詳しく解説していこうと思います。

入れていい副葬品

お花

人の火葬でも同じく、最期のお別れ時にもお棺の中にお花を入れて火葬へと進みますよね。
ペット火葬も同じくお花でキレイに飾ってあげましょう。
お花の匂いに包まれ、寂しくなく安らかな気持ちで空へ飛び立てるように、お花はお棺内にちりばめてあげるといいですね。
ペット火葬業者のほとんどは当日でもお花の購入が可能な施設が多いので、物足りない場合も追加購入することが可能です。

食べ物（少量）

好きだったおやつやご飯などを副葬品としてお棺に入れるご家族様が多いです。
向こうの生活でお腹が空いてしまわないように、お腹を満たすものは持っていくといいですね。
しかし、食べ物はたくさん詰めることができないこともあり、缶詰やガラス瓶に入った物は取り出して中身だけを入れることになります。
どうしても大好きだった入れたい食べ物があるなら、事前にどれくらい可能か・袋や箱などのパッケージごと入れられるかは確認を取っておくと。当日入れられなかったという事態にはならないので安心ですね。

おくるみ

ペットのお身体を綺麗に包むためのおくるみも一緒に火葬していただけます。
ご自宅で使っていたベッドにそのまま寝かせて、火葬を希望されるご家族様も多いかと思いますが、ベッドは燃え残ってしまう恐れがあり、綺麗な状態でご遺骨を残すことが難しくなることから、おくるみやタオルなどの薄めの布でくるんで火葬をすることをおすすめしています。
愛ペットグループでは、天使のおくるみ・天使のおふとんという商品をご用意しております。
ペットの大きさによってサイズ展開もございますので、ふかふかのおくるみで旅立ってほしいご希望のご家族様は一度お問い合わせくださいね。

火葬できない副葬品

金属

火葬で燃えないものの代表として金属類が挙げられます。
ワンちゃんであれば首輪やハーネス・リードなど思い出のものとして棺に入れたいご希望もあることかと思いますが、リードフック部分などに金属が使われているものは基本的に副葬品として向いていません。
また、おもちゃなども金属製のものは入れられないため、入れてあげたいものに金属部分がないかどうかはチェックしておきましょう。

木・紙・布など

私たち人の棺は、木製の優しい棺ですよね。
しかし、ペットの火葬では火力を下げて火葬していることから、木は燃え残ってしまう恐れがあります。
薄い木であれば火力調整によって副葬品として入れられる可能性もありますが、基本的には木や紙・布などの燃えるものでも一緒に入れられないことがあります。
厚手のブランケットや分厚いお洋服なども、どうしても入れたいものがあれば、燃えるものでも一度事前にご相談くださいね。

プラスチック製品

プラスチック製品もペット火葬の火力では燃えないため、綺麗なご遺骨を残せないことから推奨していません。
ご飯の器やウォーターボウル・滑車やハウスなどを一緒に入れてあげたいご希望もあるかと思います。
燃え残りがあるとご遺骨に黒く付着してしまい、綺麗な状態で取り出してあげられなくなってしまいます。
一部のお骨のみ収骨希望で、ほかのお骨は共同墓地にいれる供養方法を選択するご家族様は、燃え残りの心配よりも入れてあげたいものを優先して考えるケースもあります。
お悩みのご家族様は、事前にご相談くださいね。

入れたいものがあるなら事前に確認しておきましょう

ペット火葬業者によっては、副葬品はなんでもOKな施設もありますが、なるべく綺麗にお骨を残す目的で一部の副葬品を推奨していないペット火葬業者もあります。
基本的にプラスチックや金属類などの燃えないものは控えていただくのと、木や紙・布などの燃える製品でも、ペット火葬の火力は人の火葬と比べて弱いため、燃え残りが生じるケースがあることから、推奨していないものもあります。
しかし、生前大好きだったものや思い出の品物など、どうしても一緒に入れてあげたいものがあるご家族様は、事前に確認しておくと良いですね。

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@ipetkuyou