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亡くなったペットを弔うペット斎場に、他のペットを連れて行っても良いのか…自分だけでは破断できないことが多いですよね。
もちろん、施設によって連れて行ける・行けないは決まっていますが、もし連れて行ける場合、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
今回は、ペット斎場に他のペットを連れて行くときの注意点について、詳しく解説していきます。
大切な家族の一員をご家族様お揃いで安心してお見送りできるよう、ぜひ参考にしてくださいね。
ペット斎場ってどんなところ?
民間のペット火葬業者が多い
ペット斎場は、ペット霊園、メモリアルパーク、ペットセレモニーといった名前が付いていることも多く、ほとんどは民間のペット火葬業者が運営しています。
ペットを家族として手厚く供養したいと考えるご家族様が増えてきたことから、ペット斎場も近年増えており、その数は全国で約600とも言われています。
動物愛護の精神をモットーに、ご家族様に寄り添った火葬と供養のサービスを行えるよう、日本動物葬儀霊園協会、日本ペット訪問火葬協会、全国ペット霊園協会などがあり、ペット火葬業者はそのサービスに応じてこれらの協会に加盟していることがほとんどです。
愛ペットグループは、日本動物葬儀霊園協会、日本ペット訪問火葬協会の二つに加盟しています。
ペットの葬儀・火葬・供養を行っている
ペット斎場は、葬儀から供養までを一貫して行っている業者がほとんどです。
公営のペット火葬場は、ほとんどの場合火葬のみを行っていますので、民間のペット斎場とサービスの内容が大きく異なっていると言えるでしょう。
民間のペット斎場での火葬ではご遺骨を残してお骨上げすることもできますし、お墓を立てたり、納骨堂に納めたりといろいろな供養の方法も選ぶことができます。
また、ペット斎場に来ていただくのが難しいときや、ご自宅でお見送りしたいとお考えの方には、訪問火葬サービスもおすすめです。
愛ペットグループの訪問火葬サービス(愛ペットエンジェルリング)
http://www.abircome.com/pet/
設備・費用は業者によってさまざま
ペット斎場ごとに、火葬炉の性能や火葬を担当するスタッフの技術に違いがあります。
火葬の技術が乏しいと、遺骨が綺麗に残せなかったり崩れてしまったりといったケースも起こります。
愛ペットグループでは、社内資格制度をパスした専門のスタッフが火葬を行いますので、安心してお任せいただけます。
社内資格制度については、下記をご参照ください。
https://aipet-group.com/statussystem/
費用はペットの大きさや種類、火葬や供養の仕方によっても異なります。
ホームページに書いていることが多いので、見比べてみると良いでしょう。
火葬方法や費用については、動物供養.netで詳しく記載していますので、ご覧くださいね。
納骨堂や霊園・寺院などの施設があるか、雰囲気はどうかといったところは、ペット斎場によって大きく違います。
希望される火葬や供養ができそうな施設かどうか、申し込み前に見学に行って確認するのがおすすめですよ。
ペット斎場には他のペットを連れて行ってもいい?
ペット斎場の多くは他のペットも同伴できる
ペットを複数頭飼われている場合、他のペットをご自宅に置いて行くのが可哀相だと感じるご家族様もいらっしゃると思います。
多くのペット斎場は、元気なペットも連れて行くことができますのでご安心ください。ドッグランが併設されているペット斎場もありますよ。
ペットが施設内を歩いても良いのか、キャリーなどに入れないといけないのかといったルールについては、同伴できるかどうかも含めてあらかじめペット斎場に確認しておくと安心ですね。
火葬からお骨上げまでは2時間程度
元気なペットをペット斎場に連れて行くとき、どれくらいの時間を見込んでおけば良いのでしょうか?
一般的なペット斎場では、大型までの犬や猫なら、火葬からお骨上げまでにかかる時間はおよそ2時間です。
火葬の間はペットとお散歩に行って、気持ちを落ち着かせるのも良いですね。
もし高齢のペットをお連れの場合は、ペットがゆっくりと休める場所を用意しておいてあげると安心です。
愛ペットグループでは法要もペットの同伴ができる
愛ペットグループでは、火葬からお骨上げまでのお立合いはもちろんのこと、法要も元気なペットを連れて来ていただけます。
法要は、他のご家族様も合同で行う月例法要や、亡くなったペットの一回忌、三回忌などがありますが、ペットを含めたご家族様どなたでもご参加いただけますのでご安心ください。
ペット斎場にペットを連れて行くときに気を付けたいこと
飲み水と器を持って行く
ペットと一緒にペット斎場に来られる時は、飲み水と器を持参されるのがおすすめです。
気温が上がりやすい春先から夏場にかけては、とくに注意してお水を飲ませてあげましょう。
器も、なるべく普段から使っているものがおすすめです。
斎場では緊張して水を飲まない子もいます。お帰りの車内など、落ち着いたときにお水を飲めるよう、気にかけてあげてくださいね。
トイレを済ませておく
ペット斎場施設内は、ペットに自由にトイレをさせて良い場所はありません。斎場に入る前に、お散歩をしてトイレを済ませておくのがマナーです。
施設内では勝手に排せつをしないように、ご家族様が気をつけてあげましょう。
粗相の心配があるときは、マナーベルト・おむつの着用や、キャリーケースやバギーなどで連れて来ることも検討してみましょう。
粗相の心配がない方が、ご家族様もペットもゆったりと過ごせますね。
キャリーケースやドッグスリングがあると安心
ペットは、初めての場所に連れて来られると、怖くて動けなくなることもあります。
また、施設内は段差やエレベーターなど、ペットに歩かせるのが不安な場所もあるでしょう。
そんなとき、ペットをずっと抱っこし続けるというのは大変ですよね。
そこで、ペット斎場に行くときはキャリーケースやバギー、ドッグスリング(抱っこ紐)を持って行くのがおすすめです。ペットもパニックにならず、リラックスして過ごせますよ。
普段から、ハウストレーニングやドッグスリングでお出かけしておくと安心ですね。
お供えにいたずらしないように注意
納骨堂や霊園・寺院には、おもちゃやおやつがお供えしてあることがあります。
ちょっと目を離したすきに持ってきてしまった、咥えてしまった、ということにならないように、しっかりと目を配りましょう。
人間にとってはお供えでも、ペットには理解できません。トラブルにならないように、ご家族様が注意してあげてくださいね。
猫や小動物は環境の変化が苦手な場合も
ペット斎場に連れて来られるペットは犬が多いですが、まれに猫や他の小動物の場合もあります。
環境の変化が大きなストレスになる場合もありますので、ペットの性格を考慮したうえで斎場に連れてきてあげてくださいね。
猫や小動物に限ったことではありませんが、普段外出していないペットだと、慣れない場所にびっくりして逃げてしまう危険もあります。
ハーネスやリードを二重にしたり、キャリーに入れたりして、しっかりと対策しておきましょう。
ペットは仲間の死がわかる?!
確かな証拠があるわけではありませんが、犬や猫は仲間の死が分かると言われています。
多頭飼いで1頭が亡くなると、他の子は、その子がよく居た場所を見に行ったり、鳴いて呼んだりすることもあるそうです。
同居する他のペットが亡くなってしまったら、言葉では説明できないので、遺体を見せてあげる方が良いのかもしれません。
そういった点では、ペット斎場で一緒にお見送りできると、他のペットも納得して受け入れやすく成るかもしれませんね。
愛ペットグループなら火葬から法要までご家族様で参加できる
愛ペットグループは、ペットは大切な家族の一員だと考えています。
亡くなったペットのお別れには、残された他のペットももちろん連れて来ていただけますし、その後のご供養においてもペットも含めたご家族様皆さまでご参加いただけますよ。
残されたペットは、火葬やご供養については分からないかもしれませんが、仲間がいなくなったということは感じています。ペット斎場に一緒に来て、ご家族様お揃いでしっかりとお別れしてくださいね。
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