ペットのお骨を分骨する意味と注意点

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分骨という言葉をご存知ですか?

分骨とはその名の通り、火葬後のお骨を1つではなく2つ以上に分けることを指します。
分骨するご家族様は少なからずおられるので、今回は分骨する意味や注意点などを詳しくご紹介していきます。

分骨とは?

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分骨とは

その名の通り火葬後のお骨を2つ以上に分けて複数の場所に収めたり、供養したりすることと前述しました。

分骨は、さまざまな理由からご希望されるご家族様がいらっしゃいます。

以下では、分骨する意味、理由についてご紹介します。

分骨する意味

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肌身離さず持っておくため

分骨する理由として多いのは、お骨壺の他に持ち歩く用にお骨を分骨するパターンです。

分骨カプセルなど、チャームにしたりアクセサリーにしたりして外出時も一緒に居られるグッズが販売されています。
分骨する際は、しっかりと専用の分骨カプセルを利用しましょう。

専用でない容器に入れると、お骨は砕けやすいため、簡単に粉になってしまう可能性があります。
きちんとお骨を綺麗に保ちながら、常にそばに居ることが一番ですよね。

その他分骨についての詳しくはこちら(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/9899)もご参照くださいね。

ペットのお骨は分骨しても大丈夫?お骨を身に着けても大丈夫?

異なる場所でも供養するため

自宅だけでなく、異なる場所でも供養したい時も分骨をしましょう。

例えば、納骨堂に収めているお骨と自宅供養するお骨とで、お骨壺を2つご用意するご家族様も多いです。

また、自宅供養でも、亡くなったペットにとって大事な家が2つある場合も、お骨を分けて供養することがあります。

実家と自宅や生まれた家庭と育った家庭など、ペットがそばにいてほしいと願う家庭には、分骨するのがおすすめです。
分骨は魂が別れてしまうのではと、ご心配なさるご家族様もいらっしゃるかと思いますが、基本的にペット葬儀の観点からは、あまりその言い伝えは主流ではなく、ペットにとって何が一番喜ぶかを考えて供養する思想が目立っているように感じます。

分骨するときの注意点

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お骨を触る時は手袋を着用する

分骨を自ら行う時は、お骨を触る際手袋などを着用して行いましょう。
お骨は繊細でデリケートです。
手の脂や汚れなどが付着することで簡単にお骨は悪くなってしまう恐れがあります。

また、火葬後のお骨はかなり脆くなっているので、壊れないようにそっと取り扱いましょう。

さらに、湿気にも弱いので長時間お骨壺を開けた状態にしたり、お骨を出しっぱなしにしたりしないようにも心がけて行いましょう。

お骨の管理をきちんとする

お骨を分骨する際は、特に管理に気をつけたいですね。
お骨は脆く、湿気やすく保管はきちんと行わないと長持ちしなくなってしまいます。

小さなお骨入れに入れる場合は、桐箱などの湿気に強く防カビなどの加工がされているお骨入れを選択すると良いでしょう。

お骨の管理に関してはコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/9167)にも記載がありますので、覗いてみてくださいね。

ペットちゃんのお骨はカビが生えるの?対策や予防について

分骨するタイミング

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火葬後

分骨のタイミングとして一番多いのは火葬後のタイミングかと思います。
火葬後はお骨壺を2つ予め用意することもでき、自身でお骨壺を開けることもなく、しっかりと管理できます。

事前にスタッフさんに分骨したい旨を伝えておくとスムーズかと思います。

四十九日

四十九日という節目に分骨をするご家庭も多いです。

四十九日までは魂はまだおうちに居るという考えから、魂が別れてしまうという思想があり四十九日までは1つのお骨壺で眠らせることを選択されるご家族様がいらっしゃいます。
四十九日の法要時に分骨を実施するのもひとつですね。

周忌など

1周忌などの法要時に分骨するのも一手です。

1周忌は納骨のタイミングとしても多く選ばれており、納骨分と自宅供養分とで分けるご家族様も多いです。
また、周忌の法要は月例法要に参加したりでペット霊園に足を運ぶ際に、メモリアルグッズなども購入検討して分骨を考えても良いかもしれませんね。

分骨してさらなる手厚い供養をしよう

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分骨は決して悪い供養方法ではありません。

ペットと関わりのあるいくつかのご家庭で供養をしたい時や納骨と自宅供養に分けたい時などに分骨は必要です。

また、分骨カプセルなどに入れて常に持ち運ぶ用に分骨することもおすすめです。
自身で分骨する際は、お骨の管理をしっかりし、お骨に触れる時は手袋をして手指の脂が付着したり湿気が混入しないように、取扱には十分注意し、長くお骨を綺麗に管理しましょう。

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