お別れの場に参列を打診された経験のある方もおられるのではないでしょうか。
お別れの場では、配慮ももちろん必要ですが「気持ち」が一番大切だといえるでしょう。
そこで今回の記事では、ペット葬儀でのふるまい方や注意点などをご紹介します。
ペットロスの友人に寄り添うのはとても難しく、どう接したら良いかわからないと思いますが、思いやりの心を持って、支えてあげましょう。
ペット葬儀への参列が決まったら
お花や副葬品などの贈り物を用意する
ペット葬儀に参列することが決まったら、まずは贈り物の準備をしましょう。
基本的にお花や副葬品を用意するのが好ましいですね。
お棺に入れるお花を用意するのであれば、薄めの色味や生花でないといけないなどのルールがあるので、きちんと把握して持参しましょう。
また、副葬品にも入れられるものと入れられないものがありますので、注意して選んでくださいね。
副葬品についての詳しくはコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/9743)もご参考ください。
持参物を確認し用意する
ペット葬儀への参列時に必要な持ち物もチェックしておきましょう。
数珠やハンカチなどがメインですね。
住職様に読経してもらえるセレモニーが行われ、お焼香などもあるため数珠は持っていくと良いですね。
人の葬儀と違って、香典はペットの葬儀ではあまりメジャーではないため、お気持ちを贈り物や声掛けで示しておくと良いでしょう。
当日の移動方法などを把握しておく
火葬当日、ペット霊園やペット斎場までの移動の確認はしておきましょう。
ご家族様の移動手段も聞いておき、送迎が必要そうであれば車を出すなどの配慮もきっと嬉しいと思います。
公共機関を利用するのであれば、時間に遅れたりしないようにきちんと時刻を調べておき余裕を持って行動するようにしましょう。
ペット葬儀でのふるまい方
服装のマナーを守る
ペット葬儀に参列する際は、服装のマナーもしっかりと把握したうえで向かいましょう。
人の葬儀のように喪服である必要はありませんが、派手すぎる服装や明るすぎる色、きらびやかなアクセサリーや動物の皮でできているバッグやコートなども控えるべきです。
さらに香水などの香りの強いものはNGなどのマナーもあるので、注意して服装を考えましょう。
ペット葬儀時の服装マナーなどはコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/507)にも記載がありますのでご確認くださいね。
流れを把握しておく
ペット火葬が初めてであれば、一通りの流れを把握しておくのも良いでしょう。
流れを把握しておくと挙動不審になったり、驚いたりすることがなく、水を差してしまうような事態になることもないでしょう。
基本的には、受付の後お棺に納棺、副葬品やお花を手向ける、セレモニーにて読経・お焼香などを行い、最期のお別れの時間を過ごして火葬、収骨という流れになりますが、ペット火葬業者によって異なりますので、実施するペット火葬業者の流れを事前に知っておくと良いですね。
ペット葬儀に参列する際の注意点
飼い主様の意見を尊重する
まず、ペット葬儀の主役はペットちゃんと飼い主様ご家族であることは筆頭に置いておきましょう。
飼い主様のやりたいことや意見を尊重し、見守るようにしておきましょう。
例えば、供養方法などで自身の意見と異なる選択をなさっても、自身の意見を押し付けずに、飼い主様ご家族の選択を尊重してくださいね。
明るく振舞わない
ペットロスの友人に対しては、明るくふるまわないようにしておきましょう。
逆に、無理に明るくしようとする優しさもありますが、ペット葬儀の場では逆効果なことが多いです。
セレモニー中やお別れの時間以外に、火葬の待ち時間などでは会話をしたりする時間が1~2時間程度あることが多く、その間にも飼い主様の様子によっては声かけや配慮に気を付けて過ごしましょう。
思いやる「気持ち」を大切にし参列しましょう
ペット葬儀の場で必要なのは「お気持ち」です。
ペットを亡くした友人に寄り添う思いやりの心とその心遣いが何よりも大切になります。
参列する際には、お気持ちでお花や副葬品の贈り物をすると良いでしょう。
また、当日は持参物をしっかりと確認し移動方法も予め調べておきましょう。
寄り添うためには、飼い主様の意見を尊重ししっかりと見守り、きちんとマナーを把握したうえで気持ちを大事に参列しましょう。
当日の流れを先に把握しておくことも必要かもしれませんね。