ペットを火葬するための手続きは?電話一本でできる?〜しっかりと供養するために〜

大切なペットが亡くなってしまった時、とてつもない悲しみと喪失感に襲われてしまいます。
そんな悲しみの中でも、ペット火葬の手続きをしなければなりません。
大切にしてきたペットちゃんの火葬手続きというのはとても辛いですよね。
そもそもどうやって手続きをすればいいのかわからないという方も多くいらっしゃるのでは無いでしょうか。
そこで今回は、ペット火葬に関する基本的な流れや電話一本で手続きが可能なのか、その後の供養についてご紹介します。

ペット火葬の手続きは電話一本でもできる?

2ペット火葬の手続きは電話一本でもできる? ペットを火葬するための手続きは?電話一本でできる?〜しっかりと供養するために〜

電話一本でもできます

結論から申し上げますと、電話一本でペット火葬の手続きをすることは可能です。

早ければ当日に対応をしてくれるペット火葬業者もありますが、最愛のペットちゃんと最期のお別れの時間を設けたい飼い主さんもいらっしゃいますよね。
火葬をしてあげる目安は死後2〜3日と言われています。お辛いかと思いますが、亡くなった当日にペット火葬業者へ連絡をして火葬の日付を決めてあげましょう。

また、「ペット火葬は日にちの猶予が無いけどできるなら家族全員で見送りたい…」という飼い主さんもいらっしゃいますよね。
愛ペットグループでは、48時間(最大で5日まで延長可能)遺体安置に適した低温でクリーンな安置室でご遺体をお預かりするサービスが展開されています。
こういったサービスの利用も場合によっては考えてみるといいかもしれません。

電話一本でできないケース

3電話一本でできないケース ペットを火葬するための手続きは?電話一本でできる?〜しっかりと供養するために〜

市町村による火葬の手続き

市町村などがやっている公営のペット火葬を利用する際は、事前の書類提出や手続きが必要な場合があります。
自治体によって異なるため、こちらの利用を考えている方はお住まいの自治体がどのような方法で受け付けているのか確認しておきましょう。
また、公営のペット火葬は費用は安いですが、ご遺骨が戻ってこないことがほとんどです。
その部分に関してもご家族と話し合って決めると良いでしょう。

ペットの大きさや種類によって制限がある場合も

公営の火葬場では、特定の動物種や大きさの制限があることがあります。

東京都の荒川区を例に見てみましょう。
荒川区のホームページには「1頭25キログラム未満(犬なら中型犬まで)」「1頭25キログラム以上のものについては業者を紹介する」と記されています。大型犬や珍しいペットちゃんの場合は対応しているか事前に確認しておくと良いですね。

火葬を手配する基本的な流れ

4火葬を手配する基本的な流れ ペットを火葬するための手続きは?電話一本でできる?〜しっかりと供養するために〜

ペット火葬業者は信頼できるところを選びましょう

ペットちゃんが亡くなってしまったばかりは気が動転して何をしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
是非こちらを参考にしてみてください。

①ペット火葬業者を選ぶ 
大切なペットちゃんの最期をお任せするわけですから、業者選びはとても重要です。口コミの確認はもちろん、適切な料金設定になっているか、実際に電話した際の電話対応などに注意して、信頼できると思ったペット火葬業者に依頼しましょう。

②日程の予約 
ペット火葬業者を決めたら、実際に連絡して日程を決めます。家族で希望の日程を決め、業者に空きがあるか確認しましょう。双方の日程調節ができたら予約完了です。また、ペット霊園やお墓に入れたいと考えている場合は同時に調べ始めると良いでしょう。

③火葬 
火葬にはいくつか種類があります。ペット火葬業者が実際に訪問して自宅付近で火葬をしてくれる「訪問火葬」、家族が火葬に立ち会いできる「立ち会い火葬」、他家のペットちゃん達と合同で火葬をする「合同火葬」です。予約の段階で希望する火葬方法も伝えましょう。 

④遺骨の受け取り 
火葬後、ご遺骨を受け取ることができます。業者によっては綺麗な骨壷に入れてくれます。

火葬後の遺骨の取り扱いと供養方法

5火葬後の遺骨の取り扱いと供養方法 ペットを火葬するための手続きは?電話一本でできる?〜しっかりと供養するために〜

49日で納骨しなくても大丈夫

ずっと一緒にいたペットちゃんのお骨はずっとそばに置いておきたいと考えるのは誰しもが思うことでしょう。
人間だと一般的には49日目の四十九日法要に合わせて納骨しますが、犬や猫をはじめとするペットちゃんの納骨を49日に合わせて納骨をしなければいけない決まりはありません。
ずっと手元に置いておくのはもちろん、49日にとらわれずにご家族の気持ちの整理ができたらペット霊園などへ納骨することも1つの選択肢です。

ずっと手元に置いておきたい人は手元供養を

ペットの手元供養とは、骨壷に入れたお骨を自宅などの手が届く場所に安置して供養する方法です。
亡くなってしまったペットちゃんの好きだった場所やリビングにご遺骨と共に思い出の写真や大好きだったご飯などをお供えしてあげます。
また、ご遺骨の一部をペンダントやキーホルダー、ストラップにして持ち歩くことも手元供養になります。
ペット火葬業者によっては火葬後にそのままお骨をペンダントやキーホルダーにしてくれるところもあるので、希望する場合は確認してみましょう。

納骨をする

火葬後のご遺骨は、ペット霊園や納骨堂に納骨するという方法もあります。
霊園や納骨堂で葬儀を行ってから火葬、納骨をすると思われがちですが、他の場所で葬儀と火葬を済ませてから納骨だけでも大丈夫です。
こういった場所に納骨すると、定期的にお坊さんが供養をしてくれることもあります。また、納骨後はいつでもお参りに行けるところがほとんどです。

合同供養

こちらは他家のペットちゃんと合同で納骨される方法です。納骨の際の費用もこちらの方法が一番安いため、手軽にしっかりと供養をしてあげたい方に向いています。こちらの共同墓地もいつでもお参りに行けます。

ペットちゃんが亡くなってしまったら、落ち着いて火葬の手続きをしましょう

6ペットちゃんが亡くなってしまったら、落ち着いて火葬の手続きをしましょう ペットを火葬するための手続きは?電話一本でできる?〜しっかりと供養するために〜
本記事では、ペットちゃんが亡くなってしまった際の火葬の手続きについてご紹介してきました。

ペットちゃんとのお別れはとても辛いことです。

心の準備ができないままお別れが来てしまうこともありますよね。
実際にお別れが来てしまうと気が動転してしまいますがペット火葬業者の手続きは電話一本でできる場合がほとんどです。
大切なペットちゃんとの最期のお別れですので、落ち着いて信頼できるペット火葬業者に依頼しましょう。
この記事がお役に立てたら幸いです。

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みう
ペット系の記事を中心に執筆しているフリーライター。 自身も幼い頃から動物を飼っており、現在は犬と猫と暮らしています。猫と仲良くなるのが得意。
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