家族として一緒に過ごしているペット。
考えたくないけど、心の片隅ではいつか最期の時が来るだろうと思っている人もいますよね。
ペットの終活とは?
最近では、「終活」「エンディングノート」というワードを耳にする方も多いでしょう。
「終活」は『自分の死後に子供に手間をかけさせたくない』『一人暮らしだから、遺言は大げさな気がする』
そんな方が、自身の最期のために葬儀の方法・お墓のこと・遺産のことなどを生前に考えておくという習慣ですね。
時代背景として、葬儀やお墓といった弔いごと全般が簡略化されているようですが、それは決して簡素なことが良いとしていることでは無く、選択肢が増えて、より自身のニーズにあった形式が選べるようになったからではないでしょうか。
さて、それではペットの場合は「終活」というものがあるのでしょうか?
>もちろん、あります。
大切なペットが亡くなるとどうしても悲しみと同時に動揺も生まれます。
『どうして良いか分からない』『どこに連絡をすればよいか分からない』『行政に連絡するの?ペットの葬儀社はあるの?』
『インターネットで検索しても業者の数が多くて、どこを選べばよいか分からない。。。』
実際にペットの葬儀を経験した後に、「こうすれば良かった」「思っていたような施設ではなかった」など、後悔することはしたくないですよね。
ペットの火葬とは?
何十年も前は、ペットの葬儀やペットの火葬をすることも一般的ではなかった時代でした。当時はペット火葬会社は少なく、選択肢自体がほとんどありませんでした。
車で遠方にあるペット霊園へ出向いたり、車の無い方は行政に依頼して引き取ってもらうなど、供養とは程遠いペットの見送り方しかなかった時もあります。
しかし、今では日本全国、ほとんどの市町村で手厚いペットの供養を受けるだけのペット葬祭業者がありますし、火葬をする方法でも「ペット移動火葬」「ペット霊園施設」という選択肢があったり、遺体の安置サービス、僧侶による読経プラン、宗旨宗派に合わせた供養、周忌に合わせた法要、手元供養の仏具の購入といた人の供養と同じだけ、もしくはそれ以上のサービスを受けることが出来るようになっています。
「移動ペット火葬」「訪問ペット火葬」=ペットの個別火葬が可能な設備を搭載した車両で飼い主様の自宅まで訪問するサービス。
「ペット霊園」「ペット斎場」=ペット葬儀場、火葬場、拾骨場、待合室などが完備されたペット供養の総合施設
つまり、ペットが亡くなるまでに前もって調べておくことで、ペットの飼い主様それぞれ、思い通りのオリジナル葬儀プランを「終活」として、組み立てることが出来るということになります。
※愛ペットグループでは、「エンゼルケアサービス」として、ペットの遺体にエンゼルケアを施し、最大5日間、専用の安置室でペットのお身体をお預かりすることが出来ます。
それにより、ご家族様が希望の日時に葬儀を行うことが可能になりました。
※愛ペットセレモニー尼崎と愛ペットセレモニーホール大垣で可能なサービスです。
ペット火葬会社について
ペット葬儀社の多くは定休日が無く、ペット霊園では常に事前相談や生前の見積もりを受け付けています。
ホームページの中で見積もりシミュレーションを掲載しているところもあるので是非、活用してみてください。
ペットの火葬プランの場合、多くの葬儀社ではペットの種類(体重等)によって火葬費用が分かれていることが多いです。例えば、猫の個別火葬プランだと多くの葬儀社で18,000円前後~5万円前後の価格帯となっていて、いざ当日法外な金額を請求されるということはまず無いと思いますが、事前に見積もりをとっていたり、ホームページでシミュレーションをしているとより安心ですよね。
ペットの葬儀をペット霊園で行おうと考えている場合は、
どのような場所にあるのか?駐車場は?何人まで参列できるのか?読経はしてもらえるのか?専門のスタッフが対応してくれる?
それらの様な疑問を、事前に見学することで払拭できるかもしれません。
また、見学の際のスタッフの対応で親切に教えてくれたり・ご自身のペットについて親身になってくれたら、「何かあってもここに連絡すれば大丈夫」と安心できますよね。
まとめ
ペットも人と同じように生前見積もりや事前に施設の見学が出来ます。
飼主様にとって後から悔いのないように、ペットが元気な間に「エンディングノート」を作ってあげるのも、可愛い・大切ペットのために行うべきことと思います。
素敵な縁で出会った家族のペットですから、たった一度しかない葬儀も、感謝の気持ち「ありがとうの気持ち」を込めて虹の橋へ見送ってあげたいですよね。
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