ここでは高齢期(シニア)・後期高齢に入ったペットちゃんの飼い主であるご家族様が、どのような準備をすれば良いのかを記事にしました。シニアになったペットちゃんのための介護の仕方や介護グッズを、ペットちゃんの種類別(イヌ、ネコ、トリ、小動物)に分けてご紹介しています。また心をこめてお別れするための情報収集の仕方についてまとめています。
前もって準備をすることで、ご家族様の安心にもつながります。参考にしてみてくださいね。

高齢期(シニア)・後期高齢を迎えた犬ちゃんの介護・介助方法

犬ちゃんは何歳から高齢期(シニア)と判断されるの?

犬ちゃんは何歳から高齢期(シニア)と判断されるのかご存知でしょうか。一般的に大型の子は10歳から、小型の子は8歳以上を高齢期(シニア)と呼びます。犬種や個体差にもよりますが年齢よりも早く、もしくは遅く高齢化する可能性もあります。

・睡眠時間が増えた
・段差の昇り降りを嫌がったり、避けたりするようになった
・食欲が減った、嘔吐することが増えた
・口臭がきつくなった
・皮膚や毛質が前に比べると悪くなった
・壁や物にぶつかることがある
・排泄中によろめくことがある
・刺激への反応が薄くなった
・散歩の途中で帰ろうとしたり、歩かなくなった
・眼の奥が白くなったり、目ヤニが増えた

日ごろからペットちゃんの様子を気にかけペットちゃんの体にあった過ごしやすい環境作りや工夫をしてあげましょう。

中年期の工夫が、老化予防や高齢期の過ごし方を変えることにつながる

元気いっぱいで、やんちゃな幼少期(子犬)を超えると、犬ちゃんも少し落ち着いた行動ができるようになり6歳頃までは活発に行動をするので、お出かけをしたり一緒に旅行に連れていって楽しんだりするご家族様が多いと思います。
そんな犬ちゃんも7~9歳「中年期」を迎えると、お散歩や遊びへの欲求が減ってきます。

もう少しでシニアを迎える犬ちゃんに取っては、老化予防という点でとても大切なときなのです。たとえば犬ちゃんが散歩や遊びをしたがらないからといって、留守番やお休みばかりさせていると、脳も体も老化を加速させてしまいます。

中年期にやっておきたい2つのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
1.犬ちゃんが楽しいと思うことを一緒に楽しむこと
2.高齢(シニア)時期に必要になるかもしれないグッズ等を事前に調べておくこと

まだまだ早いからではなく、たくさん動ける中年期の段階で、いつか高齢期(シニア)になったら必要なグッズなどを事前に調べて準備を行うようにしましょう。

高齢(シニア)になったら犬ちゃんの介護や介助トレーニング3選

犬ちゃんの介護で必要になることは主に3つあります。
1.投薬・・・病気や食欲不振になったときなどに薬を飲ませる
練習方法:①手で小さめのドッグフードを一粒ずつ食べさせる
②慣れてきたら、犬歯の後ろのくぼみを持って口を開け、フードを入れる
③②に慣れてきたら、口の奥にフードを入れる
※実際に投薬をすることになったら、③の要領で薬を飲ませます

2.給餌・・・自力で食事が出来なくなった場合に、シリンジやスプーンでのご飯を食べさせる
練習方法:①シリンジの容器にウエットフードを入れて興味を持たせる
②容器の先から少しウエットフードを出して、なめさせる
③犬ちゃんが美味しいとわかったらなめ続けるので、容器の先を口の中に近づけ、ゆっくり給餌する

3.オムツ・・・排泄コントロールができなくなった、寝たきりになったなどのときにオムツを履かせる
練習方法:①まずは洋服を着せ、自分の体に何かが触れている状態に慣らす
②洋服が大丈夫になったら、同様にマナーウェアや紙おむつを装着し、慣れさせる

介護が必要になったときに飼い主であるご家族様も慣れることが大切です。事前に介護グッズなどを調べておくのも良いかと思います。

高齢期・後期高齢(シニア)になった猫ちゃんの介護・介助方法

猫ちゃんは何歳から高齢期(シニア)と判断されるの?

猫ちゃんは何歳から高齢期(シニア)とされるのか知っておきましょう。大体の目安になりますが、11歳~14歳から高齢期(シニア)に入ります。15歳を超えると猫ちゃんは後期高齢とされています。

猫ちゃんも犬ちゃんと同じように個体差があります。体の老化のサインを見逃さないように、どんな症状が見られたら高齢期(シニア)と判断できるのかを、ご説明します。
・睡眠時間が増えた
・歯が黄ばんだり抜けるようになった、口臭がある
・高いところに登れない、着地に失敗する
・被毛にツヤやハリがなくパサつくようになった
・粗相をするようになった
・目やにが出る
・筋肉にハリがなく皮膚が垂れ下がっている
・夜鳴きをする
・食欲の低下
・トイレの回数が増えた

このような症状に気付いたら、高齢期に入った(シニア)猫ちゃんのためにも介護を考えてあげましょう。

高齢期(シニア)・後期高齢になった猫ちゃんの介護や介助方法5選

猫ちゃんも高齢期(シニア)を迎えると若いとき自分で出来ていたことが段々と出来なくなる事が増え日常的な介護や介助が必要になることがあります。ここでは高齢期(シニア)になった猫ちゃんのためにしてあげたいケアや介護・介助方法をご紹介します。

①ブラッシング・・・体の柔軟性が段々なくなってくるため、後足や肛門など、舌が届きにくい場所から毛づくろいをしなくなります。体が硬くなってきたのかなと感じたら、ご家族様でブラシをかけてあげましょう。ブラッシングする際は、年齢的に毛が抜けやすくなっているので、優しくゆっくりと行うようにしましょう。

②爪切り・・・老猫になると、爪をしまうための靭帯が弱り、爪が出たまま戻らない状態になります。この状態で体をかきむしってしまうと、体に傷を作ってしまうのでこまめに切ってあげましょう。

③食事の場所・・・食事周りのケアをするときはまず、普段使っている食器を台の上に置いて高い位置にしましょう。足腰が弱くなると、前傾姿勢が辛くなるため、床に置いた食器では食べにくいと感じてしまいます。
また、もし若い同居猫がいる場合、離れた別のスペースで食事をさせてあげましょう。一緒に食べさせると、若くて強い猫にごはんを取られてしまうこともあります。

④トイレ・・・老猫は足腰が弱っているため、トイレの場所は寝床の近くなどに設置してあげましょう。

⑤ベッド・・・老猫は抜け毛が多くなり、毛の量が若い頃に比べると少なくなります。ベッドのお手入れ回数を増やし、清潔に保てるようにしましょう。また自律神経系の衰えから、うまく体温調整することができなくなります。特に冬の時期は猫ちゃんが寒がらないように温かくしてあげましょう。

高齢期(シニア)に入った小さな子たち(インコ・フェレット・うさぎちゃん)の介護・介助方法

ペット需要が増えてきた昨今、ペットの種類も様々になり犬ちゃん猫ちゃん以外で飼われている、ご家族様も増えてきました。ここではインコ、フェレット、ウサギちゃんの高齢期(シニア)に入ったとき介護や介助方法についてご紹介します。

インコちゃんの高齢期(シニア)の判断・介護・介助の方法3選


体の小さなセキセイインコは6~8歳が高齢期(シニア)体の大きなオカメインコは11~13歳高齢期(シニア)になります。

セキセイインコやオカメインコちゃん達、鳥の老化は外観に出にくく高齢期(シニア)の判断基準が分かりにくいため次のような事がありましたら高齢期(シニア)に入ったかもしれません。止まり木に止まれなくなった、遊ぶ時間が短くなったなどの変化があれば高齢期(シニア)に入ったということです。

キセイインコやオカメインコちゃんの介護・介助で行うことは主に3つになります。
①止まり木を低くする・・・高齢になったインコは脚から衰えていきます。止まり木に止まれなくなる、落下してしまうということが起きますので、止まり木を低くし、落下事故への対策をしましょう。
②餌の成分を見直す・・・高齢インコは「ミネラル」や「ビタミン」が不足しがちになります。バランスが偏ると内臓に影響が出てしまうので、栄養サプリや副食を検討しましょう。硬い食べ物が食べにくくなることもありますので、きちんと食べられているかも見ておきましょう。
③体温調節の管理・・・体温が下がると内臓機能の低下に繋がります。冬の寒い日や体調が悪そうなときの保温対策が必要です。

フェレットちゃんの高齢期(シニア)の判断・介護・介助の方法4選


フェレットちゃんは一般的に4~5歳くらいから高齢期(シニア)に入ります。気温やストレスが原因で寿命に左右されやすい子と言われます。何か心配事があれば病院に行き相談をすることをおすすめします。
フェレットちゃんの老化は目が悪くなる(老年性白内障)足腰や内臓が弱ってくるなどの症状や毛並みも年齢とともに変化しますので、日ごろから気にかけてあげるようにしましょう。

フェレットちゃんの高齢期(シニア)の介護・介助方法について4つ紹介します。
①床に置くタイプのベッドを用意する・・・足腰が弱ると吊ってあるハンモックまで上がれなくなってしまいます。新しい寝床として柔らかいベッドを床においてあげるようにしましょう。
②食事補助できるフードに変える・・・食欲低下に伴って、栄養補給用のサプリを準備しましょう。摂食能力も低下している可能性があるので、柔らかくて食べやすいものに変えると良いでしょう。
③シャンプーのタイプを変える・・・水にぬれることでストレスになったり、体力を消耗しやすくなったりします。その対策としてふき取るだけで済むシャンプーに変えるなどの対策をしましょう。
④トイレを変える・・・高齢になるとトイレに上がれなくなる場合もあります。そのような場合には、床に置ける吸収性と速乾性がある制菌シーツを用意しましょう。

ウサギちゃんの高齢期(シニア)の判断・介護・介助の方法


ウサギちゃんは7~9歳を高齢期(シニア)と言われますが、10歳以上の子は後期高齢とされています。
高齢期(シニア)になったウサギちゃんに見られる症状として、縄張りや異性に興味が無くなり行動範囲が狭くなる、下半身の筋力低下により段差に弱くなり走るのが遅くなった、今まで食べられた食べの物が食べられなくなった食事の量が減ったなどがありましたら高齢期(シニア)に入ったサインです。

ウサギちゃんの高齢期(シニア)の介護・介助方法について4つ紹介していきます。
①食事の補助・・・高齢期になると食欲不振に陥ることが多くなります。粉末状の介助用のフードがあるので、それを給餌するようにしましょう。与える時もにはシリンジ(針の付いていない注射器)などで食べさせるのが必要な場合もあります。
②グルーミングの補助・・・自力で毛づくろいをしなくなってきた場合は、ブラッシングをしてあげましょう。皮膚トラブルの予防のためにも大切です。
③排せつのケア・・・下半身が弱ると排せつでお尻や後肢が汚れてしまうようになります。綺麗好きのウサギちゃんにとってはストレスの元になるので、清潔に保てるように拭いてあげるようにしましょう。
④ケージ環境の見直し・・・高齢になったウサギのために、ケージの環境を変えてあげることが必要です。ケージやトイレの段差をなくしてあげる、高い位置にあった餌箱を低い場所に変えてあげる、寝る時間が増えるので柔らかいベッドに変えてあげるなどが必要になります。

高齢期(シニア)に入ったペットちゃんのための介護・介助グッズ

介護・介助グッズの選び方

犬ちゃん猫ちゃんインコ・ウサギ・フェレットちゃん高齢期(シニア)に入ったペットちゃんたちの種類別に介護・介助方法の、お話をししてきました。

介護や介助が必要になったときに何を選んだらいいのか何処で買えばいいのか分からないご家族様も多いと思います。かかりつけの病院で何が必要で準備をすればいいのかを相談されるご家族様も増えています。ペットちゃんの体にあったグッズなどをネットショップなどで調べてみてはいかがでしょうか。

ネットショップの介護用品の参考ページ
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E8%80%81%E7%8A%AC%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E7%94%A8%E5%93%81/

犬ちゃん猫ちゃんの介護・介助用品

犬ちゃん猫ちゃんの介護・介助用品は症状や体に合わせてあげ、どんなグッズがあるのか一例ですが3つ紹介していきます。是非、参考にしてみてくださいね。

・家の中での生活を助けるもの・・・「床ずれ」症状の予防をするクッション、段差の登り降りを補助するステップやスロープ、食べやすい姿勢で食べやすい状態にしたフード(介護食)、寝床を柔らかくする低反発ベッドなど

・歩行を助けるもの・・・足腰に負担がかからないようにする車いす、飼い主様が歩行のサポートをするハーネス、足の引きずりでの負担を軽減する靴など

・排せつや衛生ケア・・・排せつを助けるマナーオムツや紙オムツ、皮膚の抵抗が弱くなっているため低刺激のシャンプーなど

インコやフェレット、ウサギちゃんの介護・介助用品

インコ、フェレット、ウサギちゃん高齢期(シニア)になると介護・介助用品が必要になります。それぞれの介護フードや介護・介助用品セットを販売してます。ここでは一例ですが、ご紹介しますので是非ご参考にしてみてください。

インコの介護グッズ
http://torikichi.cart.fc2.com/?ca=144

フェレットの介護グッズ
https://www.ferretworld-webshop.jp/fs/fwweb/c/0000000373

ウサギの介護グッズ
https://www.rabbittail.com/usagi_care

ペットちゃんの終活

ペットちゃんの終活について


私たち人も高齢期(シニア)になると今まで出来ていたことが段々と出来なくなり介護や介助が必要になります。そして、お別れがきますペットちゃんも同じです。最後の過ごし方や供養の仕方について考えておくことで、ペットちゃんに寄り添い、心のこもったお別れができるのではないでしょうか。後悔しないためにも、事前に、ご家族様で話し合い決めておくことでペットロス軽減にもつながります。

ペットちゃんの終活への取り組み方

ペットちゃんの終活に必要なことは次の4つがあります。
1.かかりつけの病院・ペット保険
ペットちゃんの幼児期から、かかりつけの病院を決めておく病気を見てもらうのはもちろん、高齢期(シニア)になっても治療の方針・介護や介助の相談することができます。高齢期(シニア)になると医療費への負担も増えてきますので少しでも医療費の負担を減らすために、ペット保険やペット信託を検討しておくことをおすすめします。

2.介護・介助を考える
高齢期(シニア)に介護や介助が必要になったペットちゃんが過ごしやすいように住環境を整え、介護・介助ケアの方法を病院で相談したりネットで調べて、どんな介護・介助用品を準備するか検討しておくと良いでしょう。最後まで愛情を注ぎ手厚くお世話をすることで、ペットちゃんもきっと喜ぶでしょう。

3.供養やお墓
突然のお別れの時のことを事前に、ご家族様で話し合いペットちゃんに合った供養方法お墓はどういうものなのか前もって情報収集することが必要です。ペット火葬業者の利用を考えている場合は、弊社愛ペットグループのページもご参考ください。
https://aipet-group.com/

ペットちゃんの介護・介助方法・終活まとめ

ペットちゃんが高齢期(シニア)を迎えると生活も落ち着いていき、これまで出来ていたことが段々と難しくなることが多くなり散歩の時間も減っていきます。高齢期(シニア)を迎えたペットちゃんの介護・介助を考えグッズなどを準備してケアをしてあげましょう。一緒に寄り添い最後まで心を込めたお世話をしていくことで、ペットちゃんにとって快適で充実した生活になるのではないでしょうか。高齢期(シニア)を迎えたペットちゃんへの介護・介助を考え、いつかは、お別れを迎える準備を終活の事もご家族様で事前に話し合いてをしていくことを考えてみてはいかがでしょうか。

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新行内里咲
新行内里咲
1990年生まれ、千葉県出身。昔から生き物は全般好きで、友達やご近所のペットちゃんと遊ぶことが多かったです。自身ではメダカを育てていました。将来的は犬を飼うことが夢の一つです。