生前身につけていた首輪やリードのご供養方法・自宅で保管してもいい?

目次

毎日ペットちゃんと共に目にしていた道具などは、特に思い入れが強くなるものではないでしょうか。ペットちゃんが亡くなった後、生前身に付けていた首輪やリードを手元に残しておきたいと考えることもあると思います。
けれども取って置いても良いものなのか、火葬時にいれることはできるのか、もしくは古くなってきて処分する際にはどうするものなのかなど保管に迷うこともあるのではないでしょうか。
この記事では、首輪やリードの自宅保管や、ご供養方法、思い入れの強いものの処分方法などをご紹介します。

ペットちゃんが亡くなった後の首輪やリードはどうすればいい?

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ペットちゃんの首輪やリードは火葬時に入れることはできる?

生前ペットちゃんが身に付けていた首輪やリードを、火葬時に一緒に入れたいと考えるご家族様もいらっしゃるかもしれません。しかし少量のおやつや写真などは入れることができますが、首輪やリードは火葬することができない場合が多いです。
お骨を綺麗に残すためには、燃えにくいものを入れないようにされているためです。

ペットちゃんの首輪やリードを自宅で保管しても良い?

普段ペットちゃんが身に付けていた首輪やリードは、ご家族様にとって思い出の品となっている場合もあると思います。こういったペットちゃんの遺品は、ご家族様の気持ちの整理が付くまで自宅で保管しても問題ありません。
モノによってはリメイクをしてアクセサリーなどにして身に付けることもできますよ。

ペットちゃんの首輪やリードを処分する方法は?

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ご家族様の気持ちの整理ができペットちゃんの遺品整理をしたい、遺品そのものが古くなっている、引っ越しなどで持って行くことができないなど様々な理由で処分を考えるタイミングがあると思います。ただ、処分と言ってもゴミとして捨てるなどしたくないものもありますよね。
その場合には、ペットちゃんの遺品をお寺などでお焚き上げしてもらうのが良いでしょう。お願いする場所によってはお焚き上げ前に読経してもらえるなど、手厚く供養してもらえますよ。

自宅には置いておけないがまだまだ使える美品の場合、譲っても良い?

ものによってはまだまだ使用のできる状態の良い遺品もあると思います。思い出も残っているけれど必要な方がいれば譲って長く使ってほしい、という場合には寄付などで差し上げても大丈夫です。
知人に譲る方法もありますし、動物保護施設やNGOなどで大きく募集しているところもあります。次の方に使ってほしいものがあれば活用してみてはいかがでしょうか。

ペットちゃんの遺品を片付ける時期は決まっている?

人が亡くなった場合の遺品整理は、四十九日の納骨までに一通り片付けるのが一般的です。しかしペットちゃんの場合は時期に決まりはありません。いつにするか迷ってしまう場合には、ご家族様の気持ちが落ち着いたころと考えておきましょう。
ペットロスの期間は人によってそれぞれです。慌てることなく、ご家族様の心と相談して取り掛かるようにしてくださいね。

ペットちゃんの首輪やリードを含む、遺品をお焚き上げする方法

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お焚き上げ・ご供養を依頼するご家族様は増えている

最近ではペット需要の増加や時代の背景が相まって、ペットちゃんとご家族様の関係性が親密になってきています。ペットちゃんが亡くなったときには人と同じようにお墓に入れたい、仏壇を設けて供養していきたいというようなご家族様が増えています。遺品についても同様に思い入れの強いものはできるだけ感謝を込めて手放したい、と考えるのはとても自然なことでしょう。
以上のような需要の変化から、神社やお寺ではペットちゃんの遺品のお焚き上げを始めるところが少しずつ出てきました。まだ数は少ないものの、郵送対応を受け付けているところや、複数の神社と連携できる民間のサービスなどが展開されてきています。

お寺や神社へ遺品のお焚き上げ・ご供養をお願いするメリット

遺品を整理する中で、ペットちゃんが生前好きだったものや思い出が残っている品は処分に困る方もいらっしゃるでしょう。罪悪感やためらいから、ゴミとして処分するのは気が引ける・・・。そのような場合には、お寺や神社へ遺品のお焚き上げの依頼を検討されてはいかがでしょうか。
ペットちゃんと共に使った道具を神聖な場でご供養をしていただくことで、感謝を示し、少しでも気持ち穏やかに手放すことができると思います。

お焚き上げやご供養を受け付けている施設を探してみましょう

ペットちゃんの遺品のお焚き上げやご供養を受け付けているお寺や神社はまだ多くありません。依頼をしたい場合にはインターネットなどを利用して、情報収集が大切です。もし近くにない場合でも郵送で受け付けている施設もありますので、諦めなくても大丈夫です。
参考までに、郵送受付をしている神社やお寺をご紹介します。
・真如寺
https://www.shinnyoji.jp/kuyou/pet/
・仙光院
https://www.senkouin.net/ningyoukuyou.html

愛ペットグループでも、お焚き上げの寺院があります。気になる方はぜひご覧ください。
https://xn--t8jud8lua2gs461a.net/ihin/

民間のサービスを利用してお焚き上げやご供養を依頼することができます

最近ではお焚き上げサービスを民間の会社で扱っているところもあります。お寺や神社に直接頼むのは不安、という場合には考えてみてはいかがでしょうか。参考までに一部ご紹介します。

・みんなのお焚き上げ
https://www.otakiage.com/
・ペット遺品供養・お焚き上げ
https://petihinkuyo.jp/

お焚き上げ・ご供養をお願いするときの注意点

ペットちゃんの遺品をお焚き上げやご供養を施設にお願いすることを決めた時には、対象の遺品が取り扱えるものかを確認するようにしましょう。例えばカートやゲージなど大きさがあるものが難しい場合や、ガラスや金属などの不燃は受け付けていない場合などがあります。取り扱いについて何も明記されていないようなときには、念のため問い合わせて、気持ちよくやり取りができるようにしましょう。

自宅でペットちゃんの首輪やリードを供養する方法

 生前身につけていた首輪やリードのご供養方法・自宅で保管してもいい?

長く自宅で保管したい場合は最初にクリーニングなどで綺麗にしましょう

首輪やリードは毎日使用していた品になるため、使用年数や環境によっては劣化や汚れがある場合があります。そのまま保管してしまうと、カビや雑菌が繁殖する可能性があるため、クリーニングなどに出して綺麗にしておくと良いでしょう。クリーニングすることによって綺麗にもなりますから、長く置いておきたいときにはオススメです。

アクセサリーなどへリメイクも検討してみてはいかがでしょうか

最近ではペットちゃんの首輪やリードをそのままの形ではなく、より身近な品へリメイクされる方もいます。リメイク品はアイディア次第ですが、例えばブレスレットやキーホルダー、ストラップなどに変えることもできます。リメイクを事業として行っているところはほとんどないですが、自身で手作りする方法もありますので保管方法の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

ペットちゃんの遺品を譲ったり寄付をする方法

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保管するのも、捨てるのももったいないような美品であれば譲るという選択肢も

使用の回数が少ないものの場合、まだまだ使えそうな状態であることも多いと思います。その場合には、ご家族様が一緒に飼われている他のペットちゃんに使ったり、お近くにいる知り合いの方で必要な方に譲るのはいかかがでしょうか。使用済みのお品ですから、気にならないという人がいれば活用いただけたら嬉しいですよね。

ペット用品の寄付を募っている団体や会社へ渡すのも良いでしょう

もし知り合いの方で必要としている人はいない、ということであれば遺品の寄付を募集している保護施設やNPOなどの団体、ペット火葬業者などのプロジェクトなどを利用するのはいかがでしょうか。保護施設の場合は遺品の寄付であることを伝えた上で、寄付が可能か確認をするようにしましょう。また施設ごとに欲しいものが決まっている場合もありますので、まとめて寄付したい場合にはペット火葬業者などのプロジェクト募集しているところがおすすめです。

ディアペット・いのちのバトンプロジェクト
https://www.rakuten.ne.jp/gold/dearpet/pc/baton/
ふくふくやま・虹の橋からのおすそわけ
https://fukufukuyama-petsougi.com/osusowake

ペットちゃんの首輪やリードなどの遺品は、感謝を込めてお焚き上げしても、形見として残しても、寄付しても良い

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本記事ではペットちゃんの首輪やリードが遺品として残ったときにどうするのか、ということについてまとめました。振り返ってみましょう。
1.首輪やリードを火葬時に一緒に入れることは難しい。
2.遺品整理のタイミングで処分もできますが、罪悪感などが残る場合にはお焚き上げがおすすめです。
・お焚き上げをする際は依頼先が取り扱っている材質や大きさに注意しましょう。
・近くに持ち込みができる場所がなければ、郵送で対応しているところもあります。
3.手元に置いておきたい場合は自宅保管しても問題ありません。
・ペットちゃんの形見を見て思い出を残したい場合は、ご自宅のお仏壇やリビングなど普段見えるところなどに置くと良いですね。保管前に汚れが気になる場合はクリーニングに出すなどすると良いでしょう。
・首輪やリードを加工して、アクセサリーやキーホルダーなどに加工して手元に置く方法もあります。
4.使用頻度の少ない美品で、保管するのも捨てるのももったいない場合は譲ったり寄付するのを検討してみてください。
・ご家族で飼われている他のペットちゃんに使う、知り合いに譲るのも良いですね。
・知り合いで使用する人がいない場合には、寄付を募集している団体や事業者に問い合わせをしてみましょう。

いかがでしたでしょうか?
ペットちゃんの遺品をそのまま処分ではなく、ご家族様のより良い方法を選択してみて欲しいと思います。

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新行内里咲
1990年生まれ、千葉県出身。昔から生き物は全般好きで、友達やご近所のペットちゃんと遊ぶことが多かったです。自身ではメダカを育てていました。将来的は犬を飼うことが夢の一つです。
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