ペット火葬業者について

ペット火葬業者といっても一概にどの様な会社か?どこにあるのか?どの様に調べれば良いのか分かりづらいですよね。

ペットの火葬だけを行っているのか?利用するためのシステムは?

普段の生活で日常的に利用するサービスではないからこそ、その実態が分かりづらいものです。
そのため、火葬をお願いしたくても相場が分からず不安、どれくらい費用が掛かるのか想像もつかないという方も多いのではないでしょうか。
中にはハムスターのような小動物だと火葬の受付けすらもしていないのでは、と不安になられる方もおられるようです。

また、過去にはペット葬祭業者の不適切なペットの取り扱いや、見積もりの過剰請求など飼い主様が不安になるような事件・ニュースが報じられたことも確かです。
知人に聞いてもペット火葬の経験が無ければ、仕組みのことは分からないし、ホームページを見ても専門的な言葉は分からない、口コミサイトを見てもその信憑性が分からない・・・

そこで、ペット火葬業者の一員である私共より費用の目安や一般的な業者の選び方、また、火葬後のアフターフォローなど悔いのないお見送りを行っていただけるようご説明させていただきます。

ペットの火葬費用

ペットの火葬といっても、費用がどれくらい掛かるのか全く想像できないですよね。
実は、ペット火葬業者の中でもその決まりはなく、会社それぞれ独自に費用を決めていることが実際のところだと思います。
もちろん、火葬業者も他社との比較を行いますので全く相場と違う高額な火葬費用を定めている所は少ないのも事実です。
それでは、ペットの火葬費用の目安ですが、火葬するペットの種類や体重、ペット火葬のプランによって大きく変わってきます。
具体的には、小さなペットであるハムスターやインコに比べて中型犬、大型犬と体重が大きくなるほど火葬費用は高額になってきます。
また、合同で行う火葬よりも個別で行う火葬の方が費用は高くなってきます。

一例ですが、猫・体重3kgで個別火葬で遺骨を手元に返してほしい場合。

東京都    ペット霊園A      35,000円
神奈川県   ペット訪問火葬業者B  28,000円
大阪府    ペット霊園C      33,000円
兵庫県(当社)ペット訪問火葬業者   26,000円
福岡県    ペット訪問火葬業者D  22,000円

以上、ネット調査で分かったことですが、サービスの内容に違いはあるものの地域やペット火葬業者によってそれほど大きな費用の差は無いことが分かります。
概ね、どの業者も「火葬料」+「返骨料」という形態になっていて、料金の中には骨壺も含まれていたりしますが、20,000円~40,000円の費用負担で猫の個別火葬と返骨は可能ではないでしょうか。

そこに、僧侶による読経や棺、仏具などのプラス要素を希望するのであればオプションプランという形になってきます。

つまり、火葬の費用は「ペットの種類や体重」「プランの内容」で変わってくる業者が多いですが、想像もつかないような高額な場合もある、ということは無さそうです。
ただ、セントバーナードやピレニーズといった大型犬は火葬の対応自体を行っていないケースもあり、受付けをしていても火葬費用が高額になることがあるようです。

アフターサービスはあるのか

ペット火葬のアフターサービスというと、何のことか想像がつかない方も多いと思いますが、つまり火葬をした後の幅広い意味で「供養」についてアフターサービスを行っているか?ということになります。

遺骨を自宅へ持ち帰れば手元供養として仏具が必要になりますし、火葬後も四十九日や一周忌といった周忌法要も今は多くの方が執り行う時代となってきました。
もちろん、気持ちの整理がつけば納骨を考えることも出てくるでしょう。

そこで、ペット火葬を依頼した業者は、周忌法要や定例の法要を行っているか?仏具の販売は?遺骨を納骨できる環境を保持しているのか?納骨のお墓は自社管理か?
要するに、ペットは火葬すれば遺骨が残ります。火葬が済めば終わりではありません。
その後のアフターサービス=供養が出来る環境があるのか否か、その点は非常に重要なことですので、気持ちに余裕があれば火葬前に火葬業者に質問してみたり、火葬を経験したことのある知人に聞いてみても良いでしょう。

ペット火葬業者の選び方・注意点

以上、お話してきたことから概ね、どのような事を注意して火葬業者を選ぶべきか想像出来たのではないでしょうか。
ホームページをチェックしてみる。
火葬をしたことのある知人に紹介してもらう。
きっかけはいろいろあると思いますが、先ずは火葬料金からチェックしても良いでしょう。
そして希望するプランにはどの様なサービスが含まれるのか?疑問も出てくると思いますのでその後は、窓口へ電話してみましょう。

筆者の経験では、その電話対応でその火葬業者がどの様な会社が見えてくることが多いです。
「事務的ではないか、」「費用を明瞭に伝えてくれるか」「安置方法や準備物などについて丁寧に教えてくれるか」「納骨環境が整っているか」←これだけの事を聞いてみるだけでもその業者の姿が見えてくると思います。

回答が曖昧であったり、事務的な対応だった場合は火葬の担当者も同じ姿勢なことがあります。
また、現在は口コミサイトも多くあり非常に参考になりますが必ずその内容が正しく中立的な意見かというとそうでもない場合もあります。

特に利用者の一方的な書き込みしか掲載できないサイトではなく書き込みに対して業者側の回答も掲載しているサイトはより信用出来ることが多いので参考にしてみてください。

その他、ホームページは火葬業者の様に思えて実は「業者の紹介」をメインとする電話対応だけ行い、実際は下請け業者が現場にくるというケースもあります。
それが悪いということではありませんが、大切なペットの火葬ですから自社でアフターサービスまで責任をもって行っている業者へ依頼した方が安心ですよね。

トラブルを避けるには

以前、話題になったことで、火葬の当日になって非常に高額な費用を請求された!違うペットの遺骨を返された!ということもあったようですが、当然そんな悲しいことは避けたいですよね。
しかし、火葬を依頼するにも何も知らない・初めての事という方が多いと思いますので、一番安心出来るのは何度も記載しているように経験者の紹介、口コミです。

経験者は掛かった費用も内容もすべて分かっています。ですから、知人にペットを飼っている人がいれば聞いてみましょう。その様な人がいないという方はお世話になった動物病院に聞いてみても良いでしょう。きっとペットの火葬業者についても何らかのアドバイスがもらえると思います。
それらを踏まえて一番大切なのは、事前に質問事項をまとめておいて火葬業者へ問い合わせをすることそして、最後にオペレーターの名前も控えておきましょう。
今はスマートフォンのスピーカー機能を使えば家族も一緒に聞きながら電話も出来ますよね。そして、その聞いた確認した内容を書き留めておけばトラブルになることは避けられると思います。

長い間、一緒に過ごした大切なペットですから悔いのないように見送りたいですよね。その為には、費用のことも大切ですが「費用」や「火葬の後のこと」、つまり、「供養」「アフターサービス」に重きを置いて火葬業者を見極めればより良い葬儀・良いセレモニー・良い供養が出来るものと考えています。

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中田忍
2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター