ペット火葬・葬儀について、海外の事情について気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。どのような国においてもペットが亡くなれば、それぞれの飼い主は悲しいものです。実は、海外でもペットの火葬や葬儀は、日本と近い形で行われていることが多く、葬儀や火葬も存在します。今回は、ペット大国のアメリカ、そして現在ペットブームの中国、最後に新興国のタイでのペット火葬・葬儀事情についてお伝えしていきたいと思います。

アメリカでのペット火葬・葬儀事情

アメリカでは、日本と同じように、ペットの葬儀(主にキリスト)、火葬、そして埋葬という流れが一般的です。ただ火葬をせずに、棺のまま、墓地に入れる土葬も可能な場所も多く存在します。

アメリカの映画で、人が亡くなった際に、棺に入れそのまま、墓地に入れるシーンを見た方もいらっしゃるかと思いますが、最近では、過半数以上が火葬を行う儀式が一般的となっており、その流れを受け、ペットも火葬をして埋葬するというサービスが増えてきているそうです。


大きな違いとしては、アメリカの場合、広大な土地を持つため、日本のようなペットの納骨堂などはなく、大きな草木のある中で、墓地が建てられ静かに眠っているそうです。

中国でのペット火葬・葬儀事情

中国でも経済発展に伴い、多くの家庭でペットとして犬を飼うことが増えてきました。
特に今までは高級外車や日本の家電などを追い求めていた、富裕層が中心となっており、2019年までに中国のペット関連産業は50%以上の成長が見込まれており、その市場規模は約3,200億円に達するとみられているそうです。


そんな中で、ペットの葬儀会社も中国では、まだ一部ではありますが、存在しています。上海では、高級葬儀サービスを行う企業もあり、高級な棺、花壇、を準備し葬儀を行うそうです


また亡くなったペットを火葬場に運ぶ際には、リムジンで運び、ペットを火葬した遺灰からダイヤモンドを生成し形見にするサービスもあるようです。葬儀の費用は、500元(8000円前後)から9000元(14万円前後)だそうです。

仏教大国タイでのペット火葬・葬儀事情

仏教大国のタイでもペット火葬・葬儀は存在します。主に仏教寺院が行うことが多く、ペット葬儀サービスとして提供しているようです。
一連の流れとしては、僧侶の読経を行い、火葬し、遺灰は川に流す散骨をするのが一般的なようです。費用面でも1800バーツ前後(5000円前後)と、安くはない価格で提供されています。

まとめ

ご覧いただいた通り、どんな国でもペットを大切な家族として、命として扱っていることがお分かりいただけると思います。ペットの大切さは万国共通であり、これから更にペットの火葬や葬儀の必要性が増してくるのかもしれません。

The following two tabs change content below.
2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター