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ペットと言うと犬や猫を思い浮かべることが多いですが、マンションなどでも育てやすい小動物をペットにする方もたくさんいらっしゃいます。
ウサギ、ハムスター、インコなどはケージで飼育することができますし、メダカや熱帯魚、爬虫類も観賞用のペットとして人気があります。
犬や猫が天国へ旅立った時、火葬を行うのが一般的になっていますが、小さなペットちゃんにも「同じように火葬してあげたい」「供養をしてあげたい」と望むご家族様が増えています。
そんな中「小さなペットちゃんも火葬できるの?」「火葬後のお骨は残るの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、小さなペットちゃんの火葬や供養方法についてお話ししたいと思います。
昆虫や小動物のお世話をしている、またはこれからお世話をしたいと思っている方もぜひ最後までご覧くださいね。
小さなペットちゃんの火葬について
小さなペットちゃんの火葬って?
小さなペットちゃんも犬や猫と同じように火葬することができます。
小さなペットちゃんの取り扱いがあるペット火葬業者であれば、しっかりとお骨を残すことができます。
ハムスターであれば、歯も残ります。
爬虫類、両生類、魚類についても火葬をすることができます。
小さなペットちゃんはお骨が全て焼けてしまう可能性があるため、小さなペットちゃんの火葬を希望される際には小動物の火葬について豊富な実績と技術のあるペット火葬業者を調べ依頼するようにしましょう。
小さなペットちゃんが天国へ旅立った時は、保冷剤などで保冷をして安置しましょう。
お体が小さい分しっかりと冷気が伝わりやすいため、大きなペットちゃんよりも長く安置することが可能です。
また、長期間ご自宅で安置をする場合には、冷蔵庫を霊安室代わりに使用される方もいらっしゃいます。
タッパーなどを用意して中にティッシュを敷きます。
その上にペットちゃんを寝かせてあげて密封してから冷蔵庫で安置をします。
小さなペットちゃんだからこそできる安置方法と言えますね。
小さなペットちゃんの種類
小さなペットちゃんとはどういう子たちを指すのでしょう。
一般的に小動物と言われる体重が1kgくらいまでのペットちゃんのことを言います。
主に下の通り分類されます。
小さめのウサギ、ハムスター、モルモット、インコ、ハリネズミなど
亀、トカゲ、ヘビなどの爬虫類や両生類
金魚、メダカ、熱帯魚などの魚類
カブトムシ、クワガタなどの昆虫類
小さなペットちゃんの火葬の種類
小さなペットちゃんも犬や猫と同様に火葬できることが分かりましたが、火葬にはどのような種類があるのでしょうか。
小さなペットちゃんの火葬には主に3つがあります。
「合同火葬」「一任個別火葬」「立会個別火葬」です。
それぞれ特徴がありますので下記で違いを確認してください。
【合同火葬】
合同火葬は、他のペットちゃんと一緒に火葬する方法になります。
ペット火葬業者に火葬から納骨までをお任せします。
火葬後は、他のペットちゃんと一緒のお墓に合同納骨されるためペットちゃんのお骨は取り出せなくなります。
3つある火葬の中で一番費用がかからない方法です。
【一任個別火葬】
一任個別火葬は、ご家族様でお別れをした後ペットちゃんのお体をペット火葬業者に預け火葬から納骨までをお任せします。
個別に火葬してもらうためペットちゃんのお骨を返骨してもらうこともできます。
(※一任個別火葬でもペット火葬業者に寄っては返骨出来ない場合があります。事前にペット火葬業者にご確認ください。)
個別の火葬になる分、合同火葬より費用は高くなります。
【立会個別火葬】
立会個別火葬は、個別で火葬をしてもらい火葬に立ち会うことができます。
お骨上げもできペットちゃんのお骨も返骨されます。
ペット火葬業者ではセレモニー形式で葬儀をするプランもあります。
最も手厚くお見送りをする方法のため、費用も一番高くなります。
個別火葬の場合は、返骨されペットちゃんのお骨を残すことができるため、そのままお墓や納骨堂に納骨したり自宅に連れて帰ってあげたりと供養方法を選ぶことができます。
愛ペットグループでは、小さなペットちゃんの火葬も承っております。
ハムスターやインコなど小さなペットちゃんのご葬儀・ご火葬を熟練した専門スタッフが対応しているためお骨も綺麗に残ります。
愛ペットセレモニー
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手元供養
個別火葬の場合は返骨されるとお話ししました。
そのまま納骨される方もいらっしゃいますが、自宅に連れて帰って安置する「手元供養」を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
「すぐにペットちゃんと離れるのは辛い」という方にはおすすめの供養方法になるかと思います。
ペットちゃんを自宅に安置し仏壇や仏具を揃えて行う手元供養。
ペットちゃんを身近に感じられますし、いつでもペットちゃんに手を合わせられることで安心感も得られます。
そうした大切な時間を過ごし、心の整理が着いた頃に納骨をされる方、あるいは四十九日や一回忌など法要をきっかけに納骨される方などご家族様によってお考えは異なります。
供養方法に決まりはありません。
ご家族様で話し合い、ご都合やライフスタイルに合わせて最善の供養を選択できればいいですね。
火葬できないペットちゃんとは?
昆虫の供養方法
一般的に昆虫類は土葬をイメージされる方が多くいらっしゃると思います。
しかし場所に寄っては不法投棄となりかねないため近年では簡単に土葬もできません。
マンションなどにお住まいの方はプランターや植木鉢の中に埋葬する「プランター葬」をされる方もいらっしゃいます。
昆虫を火葬するケースもあります。
ただし昆虫類は火葬をしてしまうとほぼお体は残らず納骨ができません。
そのため寺院などでも火葬を断られる場合が多いため、昆虫の火葬を希望される場合はインターネットなどで取扱いのあるところを調べましょう。
愛ペットグループでは、カブトムシやクワガタなどの昆虫を供養する施設として「愛ペットの昆虫葬」をお勧めいたします。
「昆虫天国」という庭園にて昆虫の埋葬を承っています。
埋葬後には合同法要も行われるため安心です。
全国から郵送による埋葬もお受けしていますので昆虫のペットちゃんがいるご家族様はご検討ください。
愛ペットの昆虫葬
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豚や馬、ヤギなど
小さなペットちゃんではないですが、豚や馬、ヤギなどをペットにされている方もいらっしゃいます。
こういった動物もペット火葬できるのでしょうか。
いわゆる家畜とされる上記のような動物は、他のペットちゃんとは法律上の扱いが異なるため火葬は法律上禁止されています。
ただし一般の方がペットとして飼育されている場合は都道府県庁の許可が下りればペット火葬ができるケースもあります。
ペットとして火葬をご希望の場合は事前に「死亡獣畜取扱場」に問い合わせてみましょう。
馬などの大型の動物については、そもそも大型動物に対応できる大きな火葬炉を所有していないペット火葬業者がほとんどです。
しかし中には大型動物のペット火葬ができるペット火葬業者もありますので、ホームページでペットちゃんの種類や体重などをチェックし受け入れが可能かどうか確認するようにしましょう。
小さなペットちゃんの埋葬について
小さなペットちゃんが天国へ旅立った時、ペットちゃんのお体は埋葬するものと思われている方も一定数いらっしゃいます。
しかし小動物や昆虫を公園など自宅以外の場所で埋葬すると不法投棄になる場合もあるため注意が必要です。
また、ご自宅の庭にペットちゃんのお体を埋葬する場合でも他の動物に掘り返されたりする可能性があります。
雨水が溜まった場合など衛生面での問題も多くご近所トラブルに発展しかねません。
そういったデメリットも考慮した上でご家族様でペットちゃんの埋葬についてあらためて話し合ってみてください。
ペットちゃんの火葬方法を確認しましょう
今回の記事では小さなペットちゃんも火葬ができるということをお話してきました。
一方で昆虫は火葬をしてしまうとお体が残らないため注意が必要です。
火葬の方法も「合同火葬」「一任個別火葬」「立会個別火葬」と3種類あります。
ペット火葬業者に火葬を依頼するときは、事前に小さなペットちゃんの火葬についての実績をインターネットなどで調べ、お骨は綺麗に残せるのか、葬儀プランや費用についてなどもしっかりと確認しておきましょう。
小さなペットちゃんと過ごせる日は短いかもしれません。
しかしご家族様にとってペットちゃんはかけがえのない愛しい存在です。
ペットちゃんの火葬について後悔のないようご家族様でよく話し合われて最終的に納得できる方法を選択してください。
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