ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

大切なペットちゃんが天国へと旅立つとき悲しくてやりきれない気持ちで、しばらくは何も考えられないですよね。
いつまでもそばにいてもらうことはできないと分かっていても、大切なペットちゃんとのお別れはとても辛いことです。

「ペットちゃんをいつまでに火葬すればいいのか」と悩まれていませんか。
こちらの記事では、「いつまでに火葬すればいいのか」「ご自宅での正しい安置方法」についてお話しします。

ペットちゃんが亡くなったらいつまでに火葬したらいい?

 ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

ペットちゃんの火葬は2~7日以内にしましょう

ペットちゃんの火葬するタイミングは2~7日以内に火葬をおすすめします。
ペットちゃんの安置方法(保冷方法)や個体差にも異なりますが、ここでは保冷剤やドライアイスでの安置方法をご紹介します。

保冷剤での安置方法
・保冷剤や氷枕を使用する場合は2~3日以内
季節やペットちゃんのお身体の状態にもよりますが、エアコンで部屋の温度を下げた状態にして保冷剤や氷枕をペットちゃんの頭とお腹に当てて保冷します。
保冷剤や氷枕で冷却する場合は2~3日以内に火葬しましょう。

ドライアイスでの安置方法
・ドライアイスを使用する場合は3~7日以内
ペットちゃんのお身体の状態を一番きれいに保てる方法はドライアイスを使用することです。
ドライアイスをバスタオルなどに包んで使用すると、より保冷効果も上がります。
ペットちゃんの背中やお腹に当ててしっかりと冷やしてあげましょう。
ドライアイスで冷却する場合には3~7日以内の火葬でも大丈夫ですよ。

ご家族の意向を尊重する

ペットちゃんが亡くなったからといって、「すぐに火葬しなければ!」と急ぐ必要はありません。
保冷方法を間違えなければご家族様の都合に合わせたタイミングで送り出すこともできます。

・家族が全員揃う日まで待ちたい
・仕事の都合で日にちをずらしたい
・仏滅を避けたい
・まだ心の整理がつかない
・ペット火葬業者との日程調整がつかない
など、ご事情はさまざまあるかと思います。

ご家族様で相談し、悔いのないよう心の準備をしてからお別れしても遅くはないのです。

ペットちゃんの火葬を早めたほうがいいケース

ペットちゃんの火葬はご自身で決めることができるとお話しましたが、状況によっては早めに、ご火葬をしてあげるといいケースもあります。
以下の3つに該当しないかチェックしてみてください。

・夏場の気温が高い時期
・外傷や腫瘍がある場合
・身体の状態が悪くなっていると感じた場合

【夏場の気温が高い時期】
真夏の暑い時期はできるだけ早く火葬してあげましょう。
ペットちゃんのお身体の状態が悪くなる可能性があるため、きれいな姿でお別れするのが難しくなります。
エアコンや保冷剤を使用してもやはり限界があります。
ペットちゃんのためにも早めに、ご火葬することをおすすめします。

【外傷や腫瘍がある場合】
外傷や腫瘍がある場合も早めに火葬する必要があります。
一見するときれいに見えるお身体でも、外傷や腫瘍がある部分から腐敗が進んでしまうためです。
また、ペット火葬業者にも外傷や腫瘍があることを伝えたほうがいいでしょう。

【身体の状態が悪くなっていると感じたら】
ペットちゃんのお身体の状態が変化していると感じたら早めに火葬をしてあげましょう。
明らかにお身体の状態が悪化していると感じたらすぐにペット火葬業者に連絡し火葬の予約をお電話で問い合わせてみましょう。
ペットちゃんの生前のままのきれいな姿でお別れするためにも、お身体の変化をすばやくキャッチして早めの対処が重要です。

亡くなった当日の火葬を避ける理由

ペットちゃんが亡くなった当日に火葬するのは避けましょう。
とくにハムスターなどの小さなペットちゃんは冬眠の可能性があるためです。
あとから蘇生する場合も考慮して、ご自身で亡くなったと判断せず獣医師に確認してもらったほうが確実です。
亡くなった当日は愛しいペットちゃんにできるだけ寄り添い過ごしてあげたいですね。

ペットちゃんの正しい安置方法とは?

 ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

ペットちゃんの姿勢を整える

ペットちゃんが亡くなったらまずやることは、お身体の体勢を整えてあげることです。
安置する箱(お棺)に納まりやすいよう、ペットちゃんの手足を優しく曲げてやや内側に丸めるようにしてあげましょう。
お身体は亡くなってから2時間程度で死後硬直が始まります。
手足が伸びきったまま硬直すると、あとから手足を曲げることが難しくなってしまいます。

目が開いている場合は可能であれば、そっと閉じてあげてください。
すでに死後硬直が始まってしまった場合には、無理にお身体を動かし整える必要はありません。
そのままの状態で眠らせてあげましょう。

ペットちゃんの身体を清める

ペットちゃんのお身体は、ぬるま湯で濡らしたタオルを固く絞りきれいに拭いてあげましょう。
とくに口や鼻、お尻などは体液が出てきやすいためきちんと拭きとり、鼻と肛門には脱脂綿などを詰めておくと安心です。
最後にブラッシングをして毛並みも整えてあげてください。
綺麗に整えてあげるとペットちゃんもきっと喜んでくれると思いますよ。

ペットちゃんの身体を保冷する

 ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

ペットちゃんのお身体を安置する箱に納めたら、保冷剤やドライアイスで適切に冷やしましょう。
先でお話ししたように、保冷の仕方により安置方法や火葬までの期間も変わります。

ペットちゃんのお身体に水滴がつかないよう、保冷剤やドライアイスをタオルなどで包んでから頭や背中、お腹まわりに当てて冷却してあげてください。
安置した箱はできるかぎり涼しく風通しの良い場所に置くようにしましょう。
なお、ドライアイスは氷屋さんやネット通販でも買うことができます。
ドライアイスを扱うときはくれぐれも注意してくださいね。

便利なセット商品の利用も

 ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

ペットちゃんをご自宅で安置する際には便利な安置セットを購入するのもおすすめです。
ドライアイスやお棺、おくるみなどご自宅で安置する際に必要なアイテムがすべてセットになっていて、インターネットで購入することができます。
大切なペットちゃんを手厚く見送りたい方や安置期間が心配な方に人気が高まっています。

「安置するのに何をそろえればいいか分からない」「自宅での安置期間が延びてしまうかも」とお悩みの方には安心ですね。
そのまま火葬しても大丈夫なおくるみやお棺だとより便利でしょう。

愛ペットグループではペットちゃん用の便利な安置セットとして下記の商品をおすすめしています。
安置に必要な6点のアイテムが入った「パーフェクト」ご使用方法は動画でもご覧いただけます。
「パーフェクト」は下記のリンクからご購入することができます。

【パーフェクト】
https://ipetshop.stores.jp/items/600e64ac2438606ad91f2ef7
https://www.youtube.com/watch?v=avUJLATSUO8

ペットちゃんの火葬はどこに頼めばいい?

 ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

ペット火葬業者を選ぶ際の注意点

ともに暮らしてきた大切なペットちゃんを後悔のないように送り出すことは、「良いペット火葬業者を選ぶこと」といっても過言ではありません。
ペット火葬業者を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

・信頼できるペット火葬業者か
・施設や環境は整っているか
・費用は適切か

ペットちゃんを亡くされたご家族様は、悲しみの中ペット火葬業者の手配をすることまで回らないですよね。
しかし納得のいくお見送りをするためにも、上にあげた注意点をしっかりと見極めて選ぶことがとても重要なのです。

良いペット火葬業者とは

では良いペット火葬業者とはどういったものを指すのでしょうか。
主に以下の点をクリアしていることが良いペット火葬業者の条件といえます。

【信頼できる】
良いペット火葬業者の条件には一番に信頼性が挙げられます。
信頼できるペット火葬業者は、スタッフがご家族様の気持ちに寄り添い尊重し、ペットちゃんのことを丁寧に扱ってくれます。
電話で問い合わせをする際にも受付オペレーターの対応を確認しましょう。
知り合いからの紹介やインターネットでの口コミを調べていくと、おのずと信頼できるペット火葬業者がしぼられてきますよ。

【施設や環境に満足できる】
大切なペットちゃんを送り出すため、良いペット火葬業者は施設や設備がきれいであることは言うまでもありません。
衛生的な火葬場や、ゆったりと落ち着いた待合室などをそなえているのも特徴です。
華美である必要はありませんが、ご家族様にとって好印象で満足のいく施設や設備であることが望ましいでしょう。
供養のオプションが豊富にあったり、納骨までできたりと葬儀をトータルで依頼できる環境が整っていると安心ですね。

【費用に納得できる】
価格設定に納得できるペット火葬業者を選びましょう。
安価な点ばかりに注目せずプランの見積もりやオプション、サービスの費用が明瞭でご家族様が納得できることが重要です。
まだ冷静な判断ができないかもしれません。
しかし「火葬当日に予想外の追加料金を請求されてしまった」などのトラブルを回避するためにも、詳細に費用の確認をしておきましょう。

ペットちゃんの火葬については以下の記事で詳しく解説しています。
参考にご覧ください。

ペット供養大百科 https://xn--vsq81f633bhk6a.net/

思い出とともにペットちゃんの最後を見送りましょう

 ペットが亡くなったらいつまでに火葬したらよい?

「愛しい我が仔が亡くなってしまった…」いつかはお別れする日がくると分かっていても、いざ起こってしまうと辛く悲しい現実をとても受けとめられないですよね。
しかしペットちゃんが安心して虹の橋を渡れるよう送り出してあげることが、ご家族様だけに与えられた最期のおつとめといえるでしょう。
ペットちゃんともに満足するお見送りができますよう心から願っています。

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げんばみ
はじめまして!ライターのげんばみと申します。私自身、2年前に愛犬を見送りました。 なかなか心が癒えなかったのですが、最近新しい仔を迎えたい気持ちが生まれ、現在わんちゃん 探しの日々を送っています。
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