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大事な家族であるペットを失って、心が追い付いていないと思います。そんな中で、お別れも供養もきちんと悔いのないようにしたいと思い火葬を考えているご家族様、火葬当日の持ち物は何を準備していいのか悩みますよね。
火葬当日までに必要なものについてご紹介します。
気持ちが上を向かないと思いますが、しっかりと見送るためにもチェックしておきましょう。
ペット火葬当日までに用意するものは?
ペットが大好きなもの
生前、ペットが大好きだったものを当日持参し、棺に一緒に持たせてあげましょう。食べることが好きな子はご飯やおやつ、遊びが好きな子はおもちゃなど、天国に行っても寂しく退屈しないように持たせてあげるといいですね。また、ご家族様の匂いが染みついたタオルなどに寝かせてあげるときっと安心できるでしょう。
しかし、ペットの火葬には一緒に納棺できないものもあります。これは、ペットの遺骨をなるべく綺麗に残すためなので、どうしても一緒に持たせて良いものがある場合は、当日になってNGにならないように、事前にペット火葬業者に確認しておきましょう。
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ハンカチ
大切な家族との別れ、火葬当日はどうしても涙が溢れ出てしまうことでしょう。人間の葬儀も同じで白や黒のハンカチを持参するのがマナーですよね。ペットとの別れは、耐えられるものではありません。エチケットとしてもハンカチは必ず当日持参するようにしましょう。
数珠
葬儀には数珠が必要です。ペットのお葬式も人間と同じで、御住職に読経を唱えてもらいお焼香をするペット火葬業者が多いです。その際は、数珠を持参し参列する方も多くいらっしゃいます。実はペットにも数珠を持たせて天国へと旅立ってもらうというペット火葬業者も多くあるようです。ペット用の数珠は当日購入できるので、持たせてあげたいと思ったら購入することをお勧めします。※愛ペットグループでは施設によってはプランにペット用のミニ数珠が含まれたいる場合があります。
お花
お花は当日持参するようにしましょう。棺が寂しく暗くならないようにしてあげたいですよね。当日でも購入可能なペット火葬業者は多いですが、移動火葬車など、一般的にお花の販売はしていないケースもありますので、前もって用意していくといいですね。私たち人間のお葬式と同じで、お顔の周りや棺全体に、送り出す人たちみんなで献花することができるので、華やかにしてあげましょう。
火葬当日までにやるべきこと
ペットの写真を選ぶ
火葬当日は遺影として写真を1枚持参するので、とっておきの1枚を選んでおくといいですね。お気に入りの1枚やその子らしい1枚を遺影にし、しっかりと御住職にお経をあげてもらいましょう。
遺骨の供養の仕方を話し合っておく
遺骨の供養の仕方は合同墓地に入れる・納骨堂に納める・返骨するなど方法が多岐にわたります。返骨にも自宅の私有地に埋葬する、お墓を経てる・自宅内で供養するなど家庭にあった供養の仕方をしっかりと相談しておきましょう。また、ペットの大きさによって骨壺の大きさも異なります。ハムスターやインコ、フェレットやウサギ、リスといった小動物は全部の骨が小さな骨壺に入る場合が多いですが、大型犬や大きな猫はとても大きな骨壺に入るか、分骨することになってしまいます。供養のやり方で不安や迷いがあるなら、事前に相談しておくといいですね。
毛や爪、遺品の採取
ペットは骨になってしまいます。毛や爪なども燃えてなくなってしまいます。毛の感覚を忘れたくない、爪やヒゲなどを残しておきたいという思いがあるなら、必ず火葬前に採取しておきましょう。私事ですが、筆者が初めて犬を亡くした時、触れたくても触れられない感覚や居てくれたという実感がなくなってしまったと、とても後悔しました。なので、3年前に猫ちゃんを亡くした時には毛やヒゲ、爪の切れ端を火葬前に少しもらって、大切に保管しています。今でもヨシヨシしたり眺めていると、闘病を頑張ったねぎらいの気持ちが生まれたり、今でも一緒にそばにいてくれているような感覚になります。ペット火葬業者の中にも、当日バリカンや爪切りを貸してくれるところもありますので、気になる方は声をかけてみましょう。
火葬当日は物より心の準備が必要
ペット火葬業者は信頼できるか?
ペット火葬業者の中には、悪徳業者とよばれる業者も少なからず存在しています。個別火葬を希望なのに、実際はコストダウンのため合同火葬する・時間短縮のため希望に沿うような配慮をしてもらえない・丁寧な扱いをしてくれない、などのトラブルも多いようです。大事な家族との最期がそれでは悔やんでも悔やみきれません。自分がお願いするペット火葬業者がきちんと信頼できるのかは、事前にホームページや口コミサイトなどで調べていくことをおすすめします。
火葬日を見直す
大事なペットが亡くなって、どうしたら良いか頭が追い付かないと思います。人間の葬儀だと、亡くなってから日が経たない内にお通夜や葬儀が執り行われますよね。ペットも生き物ですから、亡くなると硬直し、分泌物などが体外に排出されたりします。しかし、だからといってすぐに火葬しないと!と焦って火葬場・火葬日を決める必要はありません。すぐのお別れは、心の準備ができていないはずなので、一晩二晩は一緒に寝て、最期の時間を一緒に過ごすことも心のケアの一環として考えてみてはいかがでしょうか。夏場でも、きちんとエアコンの効いている部屋で、なおかつ保冷剤の上で寝かせてあげると、しっかりと一緒に過ごすことが出来ます。それでも1週間以内にはお別れを覚悟しないといけないですが、心の準備の期間も必要ではないかと、筆者自身も経験して強く思いました。
後悔のないお見送りを
ペットとの別れは耐えられるものではありません。一緒に過ごしてきた家族ですから、悲しくて心が上を向かないことは当たり前です。しかし、ペットも安心して虹の橋を渡りたいと思っていることでしょう。そのためにも、お別れを後悔のないようにするよう、信頼できるペット火葬業者を選び、遺品の管理や自宅供養・納骨堂に入れるなどの供養方法、ほかにもやっておきたいことがあるなら火葬前に十分確認しておきましょう。
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