犬や猫のペットが亡くなってしまい、いざ葬儀をしようと考えた際、宗派ってどうすればいいの?と悩む場合があるのではないでしょうか。そもそもペットの葬儀に宗派なんてあるのかもわかりませんよね。
私たちは、宗派については、飼い主様がご希望のある場合、可能であればその宗派の僧侶を手配するように心がけますが、お気にされない場合は、こちら側でお決めさせていただいています。
主にペット葬儀では宗派という概念を関係なく執り行われる方が多いために、飼い主様のご意思が尊重されるような形になっています。ここでは、ペット葬儀の宗派について詳しくお話ししていきます。
犬や猫のペットに宗派はあるのか?
基本的に、宗派というものは、人間を供養の対象としたものが一般的で、宗派によって、お経や法要の内容も異なりますが、ペットについては、そのような取り決めがないため、飼い主様の宗派で、お考えいただくか、業者にお任せいただくことが一般的です。
お話ししました通り、ペットの葬儀については、宗派問わず、決められた規定というものがないため、どのように葬儀を執り行うかは、各業者、僧侶に委ねられています。
犬や猫のペット葬儀業者には宗派はあるのか?
これは、業者によって大きな違いがあります。例えば、お寺が併設しているようなペット葬儀業者の場合、そのお寺の僧侶が葬儀を執り行う事が多く、そうすると宗派もそのお寺によって変わってくる場合があります。
しかし、例えば弊社のような、ペット葬儀業者ですと、僧侶も幾つかの提携先があるため、飼い主様がペットへも、宗派をお気になさる場合には、ご自身の宗派の僧侶を可能な限り手配してくれる場合があります。もし宗派をお気になさる場合は、まずは業者にしっかりとご相談してみることが大切かと思います。
葬儀の際の住職の手配についてはこちら「犬や猫のペットの葬儀での住職の手配は自分でする?」
犬や猫のペット葬儀で主に見られる宗派
ペット葬儀でよく見受ける宗派は下記になります
十三宗五十六派
法相宗、華厳宗、律宗、天台宗、真言宗、融通念仏宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、時宗 黄檗宗以上が十三宗で枝派の宗派が五十六あります。
キリスト教の場合、犬や猫のペットの葬儀はどうすればいいの?
まず葬儀というのは、キリスト教自体に存在しません。そのため、飼い主様がご自宅でお見送りの儀式を行われてからペット斎場へこられる場合もよく聞くお話しです。
もちろん、キリスト教の方でも葬儀は、仏教の考えで執り行うこともできますが、キリスト教の考えに基づいた儀式をされたい場合は、教会で牧師が行ってくれる場所も存在するようです。
ぺっとPAPA http://www.petpapa.jp/ceremony/church.html
上記のような教会も現在はありますので、もしキリスト教のために、どうしてもペットにもという方にこう言った場所を利用されるのも一つの選択肢かもしれません。
まとめ
上記にお書きした通り、ペット自体には宗派という概念がないため、まずは飼い主様がどうされたいのか、という考えが大切になってきます。つまり、宗派が関係ないのではなくて、自分のペットの為に葬儀をしてあげたい。そのお気持ちがきっかけで葬儀をされる方が多いので、宗派までこだわられる方が少ないというのが現状と思います。
今後、ペットも葬儀をすることが当たり前の時が来れば、宗派ごとに特徴を生かしたペット葬儀が生まれるかもしれません。
もちろん、宗派は気にせず、場所や費用という観点から考えて、お見送りをしてあげるのも良いことかもしれませんし、葬儀がとても明るくて、雰囲気が自分のペットにあっているという考えで選ばれるのも一つかもしれません。それぞれの飼い主様がどう言った形でペットを見送りたいかを考え、宗派も検討の一つに入れていただければと思います。
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