最近少しずつ、広まっているのがペットのプランター葬です。
マンション住まいの方が、都市中心部には多く、またハムスターやインコなど小動物の場合、埋葬は、ペットの霊園や納骨堂ではなく、自宅のベランダなどにプランターを準備して埋葬するといった流れもできつつあります。
ここではペットのプランター葬について詳しくお話して行きます。
ペットのプランター葬に適した動物について
ペットのプランター葬は、ハムスターやインコ、蛇、ハリネズミ、文鳥など小さな小動物の火葬後の"お骨"を埋葬してあげるのには最適な方法であると考えています。
やはり遺骨が少ないことが理由としてあげられ、ご自宅に置けるプランターも小さいものが多いため、小動物でのプランター葬をオススメしています。
ただもちろん大きなペットを大きなプランターで埋葬することもできますので、小動物だけしかダメというわけではありません。
ペットのプランター葬は、ペット火葬をしてから?そのまま埋葬?
ペットのプランター葬は、基本的には、しっかりとペット火葬をされた後の遺骨を埋葬します。
衛生的な面や、気持ちの面でも、ペット火葬をされてから埋葬する方が、良い供養となると考えています。
弊社でも、そのまま埋葬して、しばらく経っても土に還らず、火葬をしてほしいというご要望をいただくことが大変多くあります。
中には、20年以上前にプランターに埋葬した、インコちゃんがミイラ化してしまい、羽毛もそのまま残り20年前の姿のままそのまま出てきたというお話もありました。
そういった経験的なお話からも、まずはしっかりとペット火葬業者で火葬をしていただき、プランター葬をしていただけると良いかと思います。
プランター葬のメリット・デメリット
プランター葬のメリットは、やはり大切に飼っていたペットを近くで供養できるという点かと思います。ただ裏を返せば、ずっとそばにいるため、仏教の考えですと成仏ができないという可能性もあります。これがデメリットになるかと思います。ペットを供養し成仏するという流れは、飼い主がそのペットがいなくても自然に生活し、忘れている状態が、成仏となると考えられています。そのため、極楽浄土に行くためには、そばに置いておくよりも、納骨堂や霊園などに収める方が、良いと考えています。
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