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愛犬の最後なんて、想像するだけで胸が張り裂けそうですよね。
でも必ずその時はやってきます。
今回は、犬が最期を迎えるときどのようなことが起こるのか、飼い主がしてあげられることは何かをご紹介します。
ご家族様の愛犬にもしその時が来たら、どこで、どんなふうに過ごさせてあげたいですか?
犬が息を引き取る寸前に見られるサイン
犬に限らず動物に共通して起こることですが、死期が近づくと次第に拍動が弱くなり、体温が低下していきます。
排せつを意思でコントロールすることが難しいので、尿や便がでてしまったり、体の震えやこわばり(痙攣)が起きたりすることもあります。
ご自宅で看取る予定の場合は、事前にどのような症状が起こるのか、獣医師に教えてもらっておくと落ち着いて対応できますよ。
愛犬が亡くなる前に飼い主にできること
愛犬と一緒に過ごす
一番大切なことは、できるだけ一緒にいてあげることです。
愛犬にとって、ご家族様と過ごす時間は安心できる幸福な時間ですし、ご家族様にとっても愛犬とのお別れを受け止めるために必要な時間になると思います。
もしお世話が辛く感じたら、ペットヘルパーやペットシッターに相談してみるのも一つの方法ですよ。
愛犬の思い出を残す
愛犬の写真や動画のほかに、肉球スタンプや毛でつくるぬいぐるみなど、いろいろな形で思い出を残すことができます。
肉球スタンプは足を汚さずに押せるタイプの商品も販売されています。
とても可愛いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
愛犬が亡くなる前に押さえておきたいポイント
ご遺体の安置について調べておく
ご遺体を火葬されるまでの間、ご自宅でご遺体を安定して保存する必要があります。
安置の行い方は、ペット火葬業者のホームページなどで紹介されていますので、一度確認しておくと安心ですよ。
ペット斎場を調べておく
愛犬を火葬してあげるにはペット火葬を行っている民間の火葬業者か、自治体に申し込みます。
民間のペット火葬業者なら手厚く弔ってあげることができますし、自治体なら少々事務的ですが、費用を抑えることができます。
どこでどんなふうに火葬・供養してあげたいかをあらかじめ考えておくと、その時がやってきても落ち着いて行動できますね。
愛犬の最期を穏やかに迎えるために
愛犬との別れはとても悲しいことですが、避けることはできません。
その時が近づいてきたら、愛犬にどのような症状が出るのか、どのように看取るのか、獣医師に相談し、準備しておきましょう。
また、愛犬とのお別れの仕方についても、具体的に考えておくと慌てずに対応できますね。
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