目次
ペットが亡くなった。ご遺体の安置も、火葬の手配も済んだら、あとは火葬を待つだけでしょうか?
今回は、火葬後に後悔しないために、ペットの火葬前にできることや確認することについてお話します。
いざというときご家族様がしてあげたいことは何か、考えるきっかけにしてみてくださいね。
火葬プランを確認しよう
迷うなら個別火葬に
ペット火葬の手配は万全でしょうか?
火葬方法やご遺骨のお取り扱いについて、申込内容をあらためて確認してみましょう。
ペットの火葬は、ご家族様のペットだけを火葬する個別火葬と、ほかのペットを一緒に火葬する合同火葬がありますが、ご遺骨を残し、お骨拾いやご返骨ができるのは個別火葬だけとなっています。
あわてて申し込んでしまって、ご遺骨のことを考えていなかったというケースもあります。火葬はあとからやり直すことができません。少しでも悩まれるようでしたら、ご遺骨を残せる個別火葬を選んでおくことをおすすめしています。
愛ペットセレモニー尼崎の火葬プラン
納骨は時間が経ってからでも問題ない
ご遺骨を残した場合、どのように納骨して供養していくか、正直なところ亡くなってすぐに考えるのは難しいと思います。
納骨するタイミングとしては、火葬後すぐ、または初七日や四十九日が終わってからというのが一般的ですが、しばらくご自宅で手元供養されて、お別れがしっかりできてから納骨するということでも問題ありません。愛ペットグループでは、それぞれのタイミングに合わせて納骨できるプランをご用意していますのでご安心くださいね。
愛ペットセレモニー尼崎の火葬・納骨プランの例
・小さなペット葬(本格葬儀)
・49日納骨プラン
信頼できる業者を選ぶ
申し込んだペット火葬業者は、実態があって信頼できる業者でしょうか?
インターネットで「ペット火葬」を検索すると、ペット火葬業者だけでなく、お客様とペット火葬業者をマッチングする仲介サイトも表示されます。
仲介サイトの中には、業者の選定などすべてを委託する形態のものがあります。ご家族様の不安や心配、火葬に対して丁寧に電話対応しているのは、仲介サイトのオペレーターであり、ペット火葬業者の担当者ではないということを理解しておかなくてはいけません。
申し込むときは、プラン内容の確認をしっかりと行い、実際に火葬する業者の名前や連絡先などを聞いておくと安心です。
思い出を残しておこう
遺毛やヒゲを思い出に
ペットの毛を形見として残すことを遺毛と言い、ペットの存在感やぬくもりを感じられる素敵な形見のひとつになります。毛の他に、ヒゲや爪、鳥では羽なども形見として残すこともありますよ。
生前に保管していれば良いですが、無いときは、ご遺体を清拭したときに少しだけ切り分けましょう。毛を使ってぬいぐるみやストラップなどのメモリアルグッズを作りたい場合は、少し多めに取っておくと良いかもしれません。
密閉できる容器や、自然素材なら桐製の箱などで保管しておくと安心です。
肉球をリアルに残す
肉球型を残す場合、インクをつけて台紙にスタンプするという方法もありますが、ご遺体を汚してしまうリスクも考えられます。最近は、転写シートを利用したものや粘土タイプのものも販売されているので、インターネットで探してみてくださいね。
販売店舗によっては、発送まで時間がかかることもありますので注意しましょう。
写真を撮る
意外と多いのが写真を撮っておけばよかった、というお声です。
ご遺体を撮影するなんて、と抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、ご家族様のお気持ちが最優先ですので、無理に撮影する必要はありません。
ですが、ご遺体も愛するペットの姿です。最期まで頑張って生きてくれた証であり、生まれてから亡くなるまでのすべての記録として残されるご家族様もいらっしゃいます。
愛ペットグループでは、お棺として使える、純白のおくるみとバスケットのセット「パーフェクトネオ」をご用意しています。お花を飾ってあげれば、赤ちゃんのような可愛らしい姿になりますよ。
パーフェクトネオにはドライアイスも付いていますので、ご自宅での安置も安心です。
愛ペットメモリアルショップ パーフェクトネオS
https://ipetshop.stores.jp/items/600e64ac2438606ad91f2ef7
お見送りの準備をしよう
お棺に入れられるものは?
愛ペットグループでは、ご遺体をしっかりと火葬し、きれいにお骨を残すため、お棺に入れて火葬できるものは少量のフードとお花だけとなっています。
首輪やハーネス、おもちゃなどは、一緒に火葬すると燃え残ってしまったり、お骨に影響したりするリスクがあるため、残念ですが、お棺の中に入れることはできません。
ペットの思い出の品の供養をお考えの場合は、愛ペットのお炊き上げ供養をおすすめしています。
愛ペットごループ 遺品供養
お花は色の薄いものを
お棺に入れるお花ですが、できるだけ色の薄いお花をおすすめしています。これは、火葬したときにお花の色がお骨についてしまうことがあるからです。
お棺に安置したら、白や薄いピンクなどのお花でかわいく飾ってあげると、旅立ちにふさわしいお姿にしてあげられますよ。
なお、お棺は火葬できる素材のものを選んでおくと、火葬前にご遺体を移動させる必要もなく、安心です。火葬に適したお棺については、別の記事でご紹介していますので、参考にしてくださいね。
ペット供養大百科 ペットの棺の選び方
火葬後に後悔しないために
ペットの火葬は、亡くなってから数日以内に行われることが多いです。
ご家族様の気分は落ち込んでいますし、早く火葬しないと、という焦りもあるので火葬業者や火葬プランの良し悪しを判断することは簡単ではないと思います。
火葬の手配が済んで少し落ち着いたら、一度、ペットの生前の状態を思い浮かべてみましょう。ふわふわの毛、きらきらと輝く目、愛しい肉球。最期まで生き抜いた勇姿。
ご家族様だけが知っているペットの生きた証を、残しておかなくても良いでしょうか?
火葬してしまったら、お体は残すことができません。火葬方法によっては、お骨さえも残らないこともあります。
ご家族様にとって心の拠りどころになるペットの思い出を、しっかりと残しておきたいですね。
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