ペットが亡くなったら、火葬しないといけないのか?
小さな体を火葬したくない、と感じるご家族様もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、ペットを火葬する方が良いのか、体や魂の行方について、少し考えてみたいと思います。
記事を読んでいただいたら、ご自身の感じ方を探ってみてくださいね。

ペットも火葬するのが一般的

火葬が選ばれる理由

人の場合では、現在は火葬が99%以上を占めています。
土葬が法的に禁止されているわけではありませんが、ご遺体を衛生的に処理できることや、埋葬するスペースを小さくできること、また土葬できる墓地が限られた地域となっていることもあり、宗教上の特別な理由などが無い限りは、火葬が選ばれているようです。
ペットについては、ご遺体の取り扱いに関して決められた法律などはありません。
ですが日本ではペットはご家族様の所有物とみなされますので、公共の場所にご遺体を土葬したり、ご遺骨を埋葬したりすることはできません。
さらに、犬や猫といった身近な動物でも、人に感染する恐れがある人畜共通感染症を持っているケースもあります。
こういったことから、ペットの弔いにおいても火葬することが一般的になってきています。

火葬後にご遺骨を供養する

ペットのご遺体は、火葬後どのように取り扱われるのでしょうか。
愛ペットグループでは、ペットを火葬した後のご遺骨を、納骨したりお墓に納めたりしていただくことができます。納骨後は、住職による法要を行い、人と同じように供養しています。
市町村にペット火葬を依頼すると、ご遺骨を残せないことが多いです。
その場合は、合同慰霊碑にお参りしたり、ご自宅に遺影やお仏壇などを設けて手を合わせて冥福を祈ることをおすすめしています。

ペットを火葬するとどうなる?

ご遺骨だけが残る

ペットの体は、人と同じくタンパク質などの有機物と、骨などの無機物から作られています。
ペット火葬では、800℃から1200℃という高温でご遺体を火葬するので、有機物は燃えて主に水と炭素になり、無機物は灰や骨となります。
愛ペットグループでは、火葬炉取扱の専門スタッフが対応するので、小鳥やハムスターなどの小さな動物もご遺骨をきれいに残すことができます。
火葬炉の取り扱いが不適切だと、ご遺骨が熱風で吹き飛んでしまったり、ご遺骨が燃え尽きて残らなかったりすることもありますので、ペット火葬業者を選ぶときは注意が必要ですよ。
なお、愛ペットグループでは昆虫は火葬せず、昆虫専用のお墓「昆虫天国」に埋葬しています。

ペット供養とは

供養というのは、仏教の考え方で、広くは、死者にお供えをして冥福を祈ることと考えられています。具体的には、住職がお経を唱えたり名前を呼ぶ回向をしたりする法要や、関係の深かった人がお供え物をして手を合わせてお参りする事などがあげられますね。
愛ペットグループでは、火葬後、ご遺骨を納骨堂やお墓などに納めていただき、継続的に供養されることをおすすめしています。
ご遺骨をお手元に置いたまま時間が経ってしまったというケースでも、納骨いただくことでお気持ちの区切りになることもあります。ぜひ一度ご相談くださいね。

愛ペットグループ お問い合わせはこちらから
http://form1.fc2.com/form/?id=583878

ペットにも死後の世界観があるのか

犬や猫には今という時間しかない

じつは、犬や猫には時間という概念がないと言われています。つまり、今を起点に過去のことを思い出して後悔したり、将来のことを考え不安になったりすることはないということです。
これを聞くと、なんだか安心しませんか?
ペットは、死を想像して恐れや不安を抱くということはないと考えられるからです。
ペットにとっての死は、今という時間が静かに終わる、ただそれだけのことなのかもしれません。

死後の世界観はご家族様のもの

生き物が死んだらどうなるのか。誰もが一度は考えることではないでしょうか。
今のところ、正解は分かりません。
宗教や地域の違いで大きく違いますし、家族であっても同じ考え方ではないこともあるでしょう。
ペット自身には、宗教はありません。
ですのでペットをはじめ動物の死後の世界や魂はどうなるのかといった想像は、より難しいと言えますね。
死生観を調査した日本の研究の中で、死後の生活の存在への信心(死後の世界を信じる気持ち)については、身近な人と死別を体験した人の方がより強く信じる傾向があった、という報告もあります。
大切な存在を失ったとき、その霊魂の存在や永続性を信じ、心のつながりを感じていたいと思うのは、辛い別れを経験するからこそ生じる気持ちなのかもしれません。

ご家族様の供養によって成仏する

ペットに宗教はないのですが、ご家族様が亡くなったペットを想い、安らかに眠ってほしいと考えるとき、表現する方法の一つとして供養があると考えています。
節目の法要を行ったり定期的にお参りしたりすることで、ご家族様のお気持ちも少しずつ落ち着いてきます。
亡くなったペットと新しい関係性を築くことができたとき、成仏できたのかな、と感じるようになるのかもしれませんね。

ペットの魂はどこへ行くのか

「虹の橋」を知っていますか?

作者不明の詩ですが、亡くなったペットの魂は「虹の橋」という場所に行くというストーリーで、世界中で親しまれているそうです。
虹の橋はペットにとって満たされた素晴らしい場所で、いつか飼い主が亡くなったら、この橋で再開し、いっしょに天国に行けるとのこと。
悲しみに暮れる飼い主も希望を感じることができる、素敵な詩ですよね。
愛ペットグループでは、この詩をもとにアニメーション動画を公開しています。ぜひご覧くださいね。

愛ペットグループ 虹の橋アニメーション動画
https://youtu.be/UDaQ2JABJHI

角田光代さんの短編「任務十八年」

作家角田光代さんが綴る、猫とのお別れについての短編です。
亡くなった飼い猫の目線で飼い主との関係が書かれているのですが、とてもユニークで親しみやすく、猫と暮らしたことがある人なら共感して笑ってしまう内容です。
そして、悲しみの底にいるときでも亡くなったペットに励まされているような気持ちになれる、とても温かいお話となっています。
この短編は「今日も一日きみを見てた」という文庫本に収録されています。機会があれば、ぜひ読んでみてくださいね。

ペットが亡くなったら火葬供養を


ペットの魂がどこへ行くのか、残念ながら知るすべはありません。
ですが、ペットの魂は何のしがらみもなく、お気に入りの場所に自由に行くような気がしませんか?
もしかしたら虹の橋でご家族様を待つかもしれませんし、さっさと橋を渡って天国に行っているかもしれません。もしかすると、寂しがるご家族様のそばにずっといることもあるかもしれませんよね。
亡くなったペットをしっかりと供養していけば、悲しみの中にいてもペットを感じることができますし、時間とともにお別れを受け入れることができるようになるでしょう。
愛ペットグループでは、ペットが亡くなったら火葬供養をおすすめしています。しっかりと火葬して、体と魂を慰めてあげたいですね。

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岩下ちくわ
岩下ちくわ
大学の農学部で人と動物の関わりについて学び、現在は2匹の元保護犬と暮らす、動物が大好きなライターです。 犬や猫を初め、動物との暮らしに役立つ情報を、分かりやすくお伝えしていきます。