大切な家族であるペット、今のペットの寿命は種類にもよりますが、１０年～２０年。亀やオカメインコなど長寿なペットだと３０年以上も長生きすることがあります。
一緒にいた時間の長さが大切な訳ではありませんが、以前と違い本当に伴侶、家族として一緒に過ごすことになりましたよね。
そんな家族もいつかは最期の時がやってきますし、きっと我々より先に旅立つことになるでしょう。自身のペットが旅立った際、葬儀を経験された方も経験がない方も、葬儀の日取りをどのようにすべきか、疑問を持っている方は多くおられるのではないでしょうか。
火葬の日はいつがいい？
そもそも、火葬自体は何時まで出来るのか、予約は自分たちの希望通りの日時に出来るのかなど色々な疑問があってもおかしくはありません。
また、家族の集まる日が決まってもペットが亡くなった場合に仕事や学校が休める（忌引き休暇）のか？ということも気になりますよね。
なにより、我々のコールセンターにいただく問い合わせの中で多いものが、「いつまでに火葬をした方が良いですか？」「まだ遺体を置いていても大丈夫ですか？」というものです。
つまり、仕事や学校の関係上、すぐに家族が集まることは難しいけれど、ペットの身体を数日も置いていて大丈夫なのだろうか？腐ってしまわないか？と心配のお声を頂戴します。
それは、ペットの種類や季節、年齢、病気の有無、飼育の環境等によって変わってくることですし、その後の処理方法にもよりますが概ね、目安としては亡くなってから２日以内に火葬をすることが最善となってきます。
それでも、大切な家族ですから、家族皆が集まる日に葬儀を行いたいですよね。
安置してくれる火葬会社はある？
そこで、ペットが亡くなった際に、遺体を預かってくれるところがあれば安心ですし、その様に考えられる方もおられますよね。
それでは、その様な施設や会社があるのか？という疑問に対しての答えですが、
「あるものの非常に少ない」・・・となります。
人の葬儀の場合は、最低２４時間は火葬をしてはいけないという理由や、エンバーミング処置（殺菌消毒や防腐処理を行って生前の姿を保つこと）の技術が確立されていたり、衛生的な施設が整っていることが多く、遺体の安置は葬儀社の方がサポートしてくれますが、ペットの場合は、まだまだその様な技術をもったペット斎場が少なかったり、飼主様の感情として一時もペットから離れたくない・ペットの状態が変わるのが不安ということもあり、一般的にはペットの火葬や葬儀の日時まで、ペットの遺体は飼い主側で管理・安置することが通例となっています。
【愛ペットのエンゼルケア】
愛ペットグループは、その様なペットの遺体の心配を解決する方法として、一部の霊園斎場では、ペットのお身体安置サービス（エンゼルケアサービス）を展開しています。
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/angelcare/
お申込日から最大５日間、ペットの整毛、整爪、トリミングといったケアを施したうえで専用の安置室でお預かりします。月曜日にお申込みであれば土曜日の葬儀が可能になります。
※エンバーミング処置とは異なります※
エンバーミング処置とは：
エンバーミング処置では遺体の血液と交換に防腐剤を注入したり、腐敗しやすいものを取り除くことで遺体の腐敗を遅らせ、お別れの日まで遺体をきれいな状態を保つことが出来ます。
その他の安置方法
ここでは、愛ペットグループのエンゼルケアサービスをご紹介しましたが、このようなサービスはペット葬祭業者の中でも実施している所は少ないので、不安に思われる方の疑問の解消にはならないかもしれませんが、今後同様のサービスは全国的に普及することも考えられますので、ご自身のペットのもしもの時が心配だなという方は、一度近隣のペット霊園斎場に問い合わせてみても良いでしょう。
また、その様なサービスが無くても、物理的にはドライアイスを使用するという方法もあります。ドライアイスを使用すれば、数日間遺体を腐らせずに安置することが可能ですが、ドライアイスはコンビニやホームセンターなどで販売しているものではありませんので、インターネット通販や氷店での購入となります。
インターネット通販であれば、午前中に注文すれば翌日に届くことが多いですし、近隣に氷店があればそこでKG単位で販売しているので事前に「ドライアイス店」等のキーワードで検索しておいても良いでしょう。
【パーフェクトネオ】
愛ペットグループでも、お別れから火葬まで出来るドライアイス付のお棺をご準備することが
できます。午前10時までの注文で当日発送することができます。
こちらも一度ご覧ください。
https://ipetshop.stores.jp/items/600e64ac2438606ad91f2ef7
最後に
結論としては、まだまだペットが亡くなって預かってくれる施設は全国的に普及していませんが、これから増えてくると思いますし、ご自身で出来る対策もあるので「生前に調べる・準備する」ことで万が一の時に後悔しない葬儀が出来ますし、大切なペットのお見送りですから家族が揃う日に行いたいですよね。
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