愛ペットスタッフの猫・・・小鉄のこと。Ⅵ

風貌はペルシャ、顔は日本猫のオッドアイのにゃんこ小鉄のお話の続きです。
前回:「愛ペットスタッフの猫・・・小鉄のこと。Ⅴ」

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小鉄の介護中の想い

小鉄は相変わらず瘠せてはいても、少し状態は安定していました。
一緒の通勤も、小鉄にはあまり負担にはなっていないようで
私もひと安心の日を過ごしていました。

このときの小鉄と私の過ごした時間を何と言うのか、どう言葉に表したらいいのか
わからないんですが、毎日たくさんたくさん写真を撮りました。
この頃の私は、デジカメなんて持っていなかったので、殆ど携帯の画像です。
残っているのは、小さい画像ばかり・・・でもめちゃくちゃ撮りました。

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今も大切に手元に置いています。

ペット治療費の事

余談ですが、小鉄はご飯を食べないままだと、もっと衰弱してしまうので定期的に点滴を受けていました。
だけどやはり食事からの栄養も必要な為病院でご飯(流動食)を買うのですが・・・

色々と・・・

本当に・・・

ペット治療費が高い!!

私が、愛ペットで火葬の依頼の受付をさせて頂いたそのお電話の中で、
ご家族のペットさんの治療費が大変であった事などをよく伺います・・・

よくわかります。

本当にペット治療費は掛かります、大切な小鉄にかかる必要な費用だから、小鉄も頑張ってるんだから、私もが頑張らないといけない。
一日でも長く一緒にいて欲しいから・・・

流動食を自分であげるようになった理由

でもその流動食も、直接管から食べさせられるのを嫌がって小鉄は管をすぐはずすのです。
管が外れては流動食も食べさせる事ができない・・・
私に出来るか本当に不安がありましたが、やるしかない。
管を外しても、その都度私が小鉄の鼻に管を通してあげられるように
病院の先生に教えてもらいました。
嫌がって小鉄は管をすぐはずすので、その度に通す事ができないとご飯を食べさせれないから。

本当は、簡単に管が外されないようにテープでとめるんですが、
皮膚も弱ってきている小鉄には耐えられず、すぐにテープを貼っていた所
当たりの毛が無くなってしまったんです。

だから、管が外れやすくてもテープを貼らずに、管が外れるたびに
私が管を通してあげると覚悟を決めたんです。

流動食をあげて、
管が外れて、
また、管を通して、
流動食をあげて、
の繰り返しでした。

時々小鉄は怒った目で私を見ていたんですが、
少しでも楽なようにしているうちに自分で上手に通せるようになりました。

食べさせるために・・・
食道に直接あげれるようにと・・・
必死でした・・・

立てなくなった小鉄

12月に入り、寒さも厳しくなってきたある日、とうとう小鉄が自分の足で
立つ事ができなくなりました。ショックでした・・・心が抉られるというのは
こういう事なんだと感じました。

”一日でも長く小鉄に生きていて欲しい”

その願いがいつまでかなうのか・・・

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続きます。

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愛ペットグループ本部スタッフの北治です。2003年からペットのセレモニーを担当させていただいて随分になります。私自身猫を亡くした経験もあり、大事なペットを亡くされた方のお気持ちが少しでも和らぐよう勤めております。 現在も猫を飼っていてたくさん幸せをもらっております。これからもご依頼頂いた方々のお気持ちを考えてセレモニーをさせて頂きたいと思います。また、ブログでも分かりやすくお伝えをしていきたいと思います。 個人でもブログさせていただいています。見てください http://動物供養.com/aiblog/         所有資格:1級 動物葬祭ディレクター
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