犬や猫のペット納骨はどんな種類がある?

犬や猫のペットの納骨はどんな種類がある?

ペットを火葬して納骨をしようと考えた際に、どんな納骨方法があるのかわからないですよね。普通の墓地などへの納骨ならなんとなく想像はつくかと思いますが、他の方法があるなら知っておきたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペットの納骨は一般的に決まりがなく、多種の納骨方法が考えられたため、飼い主様のご意向が大切になってくるかと思います。ここでは、主なペットの5つの納骨方法についてお話ししてきます。

スクリーンショット-2017-10-26-10.10.06 犬や猫のペットの納骨はどんな種類がある?
(写真:弊社納骨堂)

ペット霊園の納骨堂へ納骨

最近、納骨の方法として増えてきているのが、納骨堂への納骨です。これはペットのみならず、人も同じで、納骨堂への納骨は大変多くなっています。その理由として、やはり供養をする際に、自宅から交通の便が良かったり、お手入れが不要であったり、夏や冬でも冷暖房があり、長い時間供養が可能であったりと、多くのメリットがあります。

2017090602-300x200 犬や猫のペットの納骨はどんな種類がある?
どうしても霊園施設の場合、自宅から離れていたり、周りの草むしりをしなければいけなかったりと供養以外のことに手間を取られてしまう場合も多くあり、納骨堂の使いやすさが人気の理由となっています。納骨堂では、個別納骨や合同納骨があり、合同納骨の場合は、他のペットと同じ場所に納骨されるため、自宅に一度持ち帰ることなどはできなくなります。 

ペット霊園の屋外区画へ納骨

主に外にある霊園施設での納骨となります。多くは、都心から離れた場所にあることが多く、自然に恵まれ静かでゆっくりとした時間が流れるため、ペットの供養場所としては適しています。

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生前に、自然で走り回るのが好きだったペットなどは喜んでくれるかもしれません。主に霊園では、個別納骨と合祀納骨があり、墓石を購入し納骨する方法が個別納骨で、同じ墓石のお墓に納骨することを合祀納骨と言います。個別納骨の場合、個々の区画で墓石を建て、そこに納骨する場合や、弊社の奈良にあります愛ペットメモリアル加茂のように、ひな壇の上に墓石を置いていただき、ひな壇の中にある個別納骨室へ納骨する方法などもあります。(下記画像参照)

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樹木葬

樹木葬も納骨の一つで、犬や猫のペットのための納骨方法としても最近は増えてきています。人の場合は、墓地・埋葬に関する法律による許可を得た寺院が運営していますが、ペットの場合は許可が必要ないため、一般的な業者が霊園の敷地内で行っていることが多くあります。
2017090601-300x191 犬や猫のペットの納骨はどんな種類がある?メリットとしては、墓石が必要ない、管理費が比較的安い、宗教的な制約がないなど、納骨堂での納骨や、霊園での納骨とは少し違った形です。また承継できる方がいなくても、そのまま永大供養をしてもらうこともできる点はメリットになるかと思います。ただし、場所も限られているため、自宅に近い場所にない場合は、供養に行く際に不便になる可能性もあります。

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散 骨

海外ではよく知られている散骨ですが、日本では最近になり少しずつ知られてきています。ただ、昔からよく間違った常識として言われていたのが、公園や川にそのままお骨を散骨するという方法は公の土地への不法投棄になりますのでご注意ください。

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ここで言う散骨とは、遺骨を散骨に適した状態に加工し主に海に遺骨を散らす海洋散骨等のことを差しています。墓石や供養する場所を持たず、海という広大な場所に遺骨を散骨しますので、お墓の維持、購入などの必要がなく、自然界に戻すことで、どんな場所でも海がある限り、ペットを思い出すことができ、供養も可能です。(海への散骨は、適量の散骨であれば人もペットも規制はありません)

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個別で船をチャーターして散骨する方法や、他の方と合同で船を乗り合わせて、散骨する方法、そして代行して納骨してもらう方法などが取られています。納骨というものが、遺骨をどこかに置くという概念から少し変化した現代的な方法と言ってもいいかもしれません。

手元供養

手元供養は自宅に遺骨を置いておく方法です。現代では飼い主の転勤や維持の問題で、自宅に遺骨を安置しておくという方もいらっしゃいます

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また、ペットが亡くなったばかりで、手元に置いておきたいという方も手元供養をされる方がいらっしゃいます。納骨の方法に結論が出ない場合は、どういった納骨をしたいのかを決められたタイミングで、手元から納骨堂などに納められるのも一つの方法かもしれません。

 

まとめ

ペットの遺骨の納骨方法に関しては、特別な決まりはありませんが、家族ですから人間と同じように納骨をして供養することで何時までも大切な記憶として残すことが出来ると考えます。
今では、全国的にペット霊園もありますのでいつまでも家に置いておくのではなく、四十九日や百ヶ日を目安にその子の為にどの様に納骨するか考えるのも大切なペットへの恩返しと思います。

 

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2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター
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