猫が亡くなってしまい、死後硬直が始まると、もう生き返らないのか、亡くなってしまったのか、わからないですし、もう一度、この世に戻って来て欲しいと強く願うのが飼い主様かと思います。猫が死後硬直をして、生き返るということは残念ながら「ない」とお伝えさせていただいてお良いかと思います。ただ、死後硬直が始まった際に対応すべき点はありますので、そのことについてお話させて頂きます。
猫の死後硬直はいつ始まる?終わりはあるの?
猫の死後硬直はやく2時間から3時間程度で始まることが多いようです。その後、24時間程度で死後硬直はなくなりますが、固まったままになるため、死後硬直が始まる前に、しっかりと寝ていた体制にしてあげることで、ペット火葬をする際に、綺麗な形でお別れが可能になるかと思います。
猫の死後硬直が始まる前に行うべきこと
上記で申し上げたことについて、詳しくご説明させていただきます。死後硬直が始まる前に、まず手足をしっかりと寝ている時のように、曲げてあげてください。また腰や、首も寝ている状態にするため少し曲げてあげると良いかと思います。尻尾に関しても足に沿った形で、動かしてあげると良いでしょう。なぜ死後硬直が始まる前に、このような対応が必要かと言いますと、お別れの際に、死後硬直した状態で、手足が伸びきってまっすぐな状態ですと、毛布にくるみずらかったり、火葬炉に足が当たってしまったりということが起きるからです。
猫の死後硬直の後にするべきこと
死後硬直後には、お別れまでに安置をしっかりとしていただくことが重要です。そのため保冷剤やドライアイスなどをお腹、首筋、腰などにしっかりと置いてあげ、涼しい場所で安置いただくことをおすすめしています。
なぜ死後硬直をして生き返るという話が出てきたのか
おそらくインターネット上で、特定の人数の方が検索され、そのキーワード「死後硬直 猫 生き返る」のように出てくるようになってしまった可能性はあります。現実は、死後硬直というのは死後に起きることですから、生き返るということは難しいかもしれません。ただ、どうしても現実を受け止めることが難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。そんな際は、上記の流れに応じて、ご対応をまずはしっかりとしていただければと思います。
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